
少し前の「#31009 コテージ」の流れを汲む小さな家のセット。
マンサード屋根に、二階に広いベランダ?持つのが造形上の特徴です。
また、屋根修理にきた大工さんと住民と思しき女性のやり取りが面白いですね。屋根壊しちゃダメでしょ(笑)。
玄関の石畳処理は丸タイルでずいぶん優しい感じに。丸タイルもコスト下がりましたから広範に使える手法です。
注目すべきは配色のレトロ感。
1970年代のレゴを思わせる青い壁に赤い屋根に白い窓枠。壁の一部は黄色。
最近のクリエイターハウス群も随分レトロに寄りつつ、しかし屋根が濃青や濃赤と今風に妥協?してはいますので、この品の思い切りは潔いですね。中間色好きな方も居ますから賛否両論ではありますが、これはこれで有りじゃないかと思うのです。
なにより、今の部品でここまでレトロ感出せていることを評価したいと。一方で先に触れた石畳の処理やら煙突の処理は良い意味で今のレゴでもあると。
1970年代と2010年代の融合した、シンプルながら、まとまりの良いセットです。
但し、この品はカテゴリはクリエイターではありません。無論Cityなどでも無い 正解は「ペンスタンド」でした。
いや、これならお洒落な北欧デザインの文房具ですから会社のデスクにもおけるってもんです(笑)。これまでもグッズ扱いのペンスタンドでガチにブロック組ませるものはありましたが、今度のはまた思い切りが凄い。
飽く迄グッズとはいえ、クリエイターやレトロレゴの文脈で評価できちゃうとこも凄い。
当然物欲刺激されます。
この種はクリブリ入荷はしますから、そのうち入手チャンスもあるんじゃないかと……。