waka様(出場及び決勝進出者)
「マスターモデルビルダーコンテストに出場してきました」
エッジ様
「レゴランドDC大阪 マスターモデルビルダーコンテスト」産経新聞 記事&動画
まずは なかやま様 おめでとうございます。
出場者の皆様、お疲れ様でした!
◆◇◆◇◆◇◆
さて。
大阪にもレゴランド・ディスカバリー・センターできるのは弊ブログでは記事にしてこなかったのですが、やはり鉄道系展示は見込めないのでしょうね(正直、あまり期待していません)。
そこで、テーマパークなどの施設における鉄道系展示……レゴトレインシステムの問題点をちょっと考えてみました。
・レゴトレインは消耗品
レゴトレインのモーターは確実に連続運転に弱いです。毎日朝から晩まで走らせっぱなしでは数週間でダウンしそう。無論、レゴ社の支援を得られる展示環境なら消耗品と割り切って交換すれば良いのですが。
但し、消耗品を交換するメンテナンスの手間はどうなることでしょう?
・本当の消耗品
PowerFunctionトレイン、走らせっぱなしだと2-3時間しか電池持ちません。本当の消耗品です。
電池を交換する手間も意外と大きいです。また、大量の単四電池を廃棄物にし続けるのも環境面で疑問ありましょう。しかし、企業の展示になると絶版の9v使うわけにも行きません(というか9vモータを消耗品として扱う個ことはもう許されないでしょう。再生産してくれたら別ですけども)。
一応、何らかの二次電池使うのが現実的な解答かもしれません。これもこれで充電作業が手間ですが。
・人的資源
昨年の夏、大阪のデパートでレゴトレインの走行展示を1週間行いました。結論は「常時2名スタッフ常駐が必要」ということ。1人が運転操作。1人がメンテや破損対応など。走ってる列車は意外と部品を落としますし、脱線もします。
で、上記の電池交換なども考えるとスタッフ3名体制が必要かも? お客様の前では失敗は許されないですから。
荒っぽく申せば、トレイン専門の担当者を1名置き、助手(アルバイト?)を1-2名付ける必要が有り。無論、「専門担当者」は、レゴだけではなく(実物の)鉄道の知識も必要。
専門担当者はモデルの制作を行うモデラー(ビルダー)兼任で有ることが望ましいです。車輌は常に「話題の最新型」を揃えておければ理想ですね。
以上、ちょっと思いついた問題点を上げてみました。
走らせる車輌を製品か製品クオリティのものに限定すれば問題はいくつか解決するでしょう。
しかし、それは魅力にならない気もします。東京なのに山手線がない、大阪なのに環状線も阪急電車もない。それ以前に日本なのにリアルな新幹線がない。
それじゃ鉄道好きのお子さん(=お客様)にアピールできません。
……思ったよりも、難しいのでしょうか。
あと。
ここまで記してて気が付きました。トレインを他ジャンルに置き換えても問題は指摘できそうですね……。テクニック、マインドストーム、バイオニクル……etc。
レゴのテーマパークがフォローしきれてないジャンル、まだまだ多い。
まぁ、それだけにレゴのテーマパークは将来性も残ってるのかも知れません。
今回の大阪。優勝された方はテクニック、マインドストームに特に強い方ですね。
余談ですが、バイオニクルの「世界の6人」に選ばれた方も決勝に残りました。
可能性、拓いて欲しいと思う次第です。