情報源はこちらから。 bricksetのニュルンベルクトイフェアの記事から(他製品の情報もあり)。

「60097 Town Square」のオレンジの路面電車。
「超絶モダンスタイル!」 個人的には肯定です。
2両編成とか報じられていましたが、実質3車体連接です。中間車体が極端に短く日本には無いタイプですが。
側面はこの種の電車では多い、微妙に膨らんだ形状の誇張表現という感じ。
「未来志向」なのですが、子供っぽいデザインではなく、寧ろ(ロマンティストな)大人が空想的に描いてしまうようなデザイン。或いは欧州の何処かの街にはこんなの走ってたかな? と思えるレベル。
ドア開閉は考慮されてないようですが、中間車体が上下方向に開閉……の可能性はあります。
キャノピー部品は上部にヒンジを持ってきています。
車体裾の1x8タイルですが、補給ハッチのステッカー故に電車が現実的に見えていると。
フロントはSPEEDChampion用の新キャノピーが早くも転用。縦方向に使えば路面電車の前面になるなぁと思ってた部品ですが、いきなり公式で出てきた由です。上部の丸い(半円)プレートもあまりみない部品。その下の3x3片隅丸プレートの差分表現が面白い。
足回りは走行を考慮しない小径車輪。丸い車体の裾と台枠部分の1x8タイルの隙間に車輪が見えます。多分ですが前後車体が2軸で中間短車体はフローティングか。
動力化は「各自工夫のこと」でしょう。頑張る価値はありそうに思えます。

製品の全体。大味な重機とか余計なものが入っておらず、このセットでもそんなに困らないかなぁ……という印象です。
建物はカーディーラーとレゴストア。
前者は1960年代のミニカー併用時代の製品やら、2000年代後半にタイニーターボではあった題材ですが(後者はディーラーではなくチューンショップか)、ミニフィグスケールでは実は初めてです。
車ビルダーには嬉しい建物でしょう。やや狭苦しいですが(苦笑)、City車より小柄に作る4幅車ビルダーには問題ないと思われます(笑)。
レゴストアはおしゃれな感じです。画像見る限りCity的ハリボテ感は薄く、これも期待して良いと思うのですが。他に停留所とコーヒーキオスク。アイスクリームカート。
車はカーディーラー付属のトランスポーターと、乗用車が3台。
レゴストアの配送バン。
ピザ配達のバイク(定番になりつつある赤ベスパ)
ヘリはいらない子?
問題は価格。ちょっと推し量れません。
飽く迄City故に、「非常識に高価」にはならずに済むとは思いたいのですが。
なお、トレードショウ(問屋対象)への出品物故、流通ルートが制限される心配は無さそうです。

別アングル。この画像はThe brick Fanより
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「先代?」#8404(2010年)。Toysurusの企画から出てきた品のため、当然あちらのザラス限定。日本のトイザらスには入ってきたか来なかったか……?

正直なところ、今回は路面電車のデザインは#8404の焼き直しを予想していたので、#60097の超絶モダンさにはやはり驚かされる。今見ると#8404の電車はちょっとダサいですよね?