大窓に天窓、窓向けシートとデラックスな設備を持ちつつ一般の運用に入っています。

模型的には2両編成でまとめやすい。小型電車ゆえの可愛らしさ。魅力もメリットも揃ってる。
この題材、すでに薬師山様が2013年夏に造られておりますね。


(手前にいるのは叡山電車のデオ300形。時代は合わないけどすごく似合う)
実物は2編成あり、赤編成と橙編成。その中でレゴ的には制作しやすい前者で作ってこられました。
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そして、今度は「橙」の編成をmazta-k様が製作中です。
先方の記事こちら:叡電デオ900形(橙)「きらら」 ほぼ完成

mazta-k氏の基本仕様通り、ライトも点灯。敢えて電球色の9Vのライトユニットを使用。良い雰囲気です。
動力系は9Vですが、ライト用の電源は角型電池の独立電源とのこと。実は9Vモーターからの出力でヘッドライト点灯は暗くて意味が無いので(最高速度で運転すれば別)これは大正解なのです。

現状ここまでこぎつけたとのこと。
赤も良いのですが、橙は更にエレガントに見える。
実はレゴのオレンジって若干蛍光分入った、あんまり品の良くない色なんですが(私感です)、この電車を造ってみると寧ろ雅やかにしか見えない。不思議なものです。タン色の帯も良い効果を与えているのかも知れません。色相的に参考にもなりましょうか。
造形は薬師山氏との解釈差異が興味深い。
あちらでは表現されているところがこちらでは省略。或いはその逆もある。前面も側面も。
作者性とも言える、割れる解釈や表現の差異もまたレゴトレインの醍醐味。合わせて、全長や全高は揃っていますから並んでも違和感なく通じることでしょう。前面窓パーツは同じですし。
こちらの嬉しいところは、やはり窓の縦ピラーの再現と、センターポッチプレートによる「エンブレム」。ヘッドライトとテールライト。先にも触れましたが側帯の表現もこの電車では重要でしょう。
なお、9V仕様ゆえ、インテリア再現も予定しているとのことです。
完成が楽しみですし、それこそ薬師山氏の先行作やデオ300形との共演が楽しみですね。
自分も「京福電鉄」というか「京都電燈」時代な古ーい奴で参入してみたいとも思うのでした。いや、叡山電鉄さんがもう1本デオ900を増備して別の色にしてくれたら喜んで制作しますが(笑。緑がいいな)。
また先の課題でしょうが、叡電は出町柳も八瀬も蔵馬も駅なども凄く魅力的。そうしたロケーションな部分も再現できたらと夢が膨らむのです。
結構前から計画していた叡電きららですが、
やっと着工でき、ほぼ完成までこぎ着けました。
残りの天窓スロープと、内装(座席)を作れば完成です。
現在、端折っている乗務員室の窓は再現します。
適切なパーツが無かったので、今は埋めてあります。
ライティングですが、テールライトは今回付きません。
しまかぜと同じ構造なので、今回は省略しました。
実車のテールライトもあまり目立たないようですし、画像検索してみる限りは。
いつか、沿線の駅舎と紅葉トンネルを作れればなぁ...と思いますが。