
半自由形、半スケールモデルです。
1930-50年代のサンフランシスコの電車、キーシステムの「ブリッジユニット」ですが、カラーリングや足回りの仕様は伊佐良柴築氏の小説「うみまち鉄道運行記」の3003号。「リトル・フェアリー」のものに合わせています。

ブリッジユニットはキーシステムの主力連接車。
高架(長大橋梁……ベイブリッジ!)の高速走行から、郊外の路面区間までの走行をこなした万能電車。
「リトル・フェアリー」は小説中の設定で、カラーリングは黄緑に白の特別なもの。
足回りを流用した種車の関係で三軸ボギー台車で「本線電機並みの」大出力車というもの。無論、実在しません。
作中では主人公の二人、メグとシャーリーが縦横無尽・自由自在に乗り回します。時に高速で、時に大馬力を生かして。

この編成、「うみまち」の刊行を知った時から、形にしてみたいと思っていました。
思い冷めぬうちに頑張ってみた次第。
細かいところです。
「うみまち」表紙で描かれている姿と実物のブリッジユニットは結構な形状差異があるのですが(方向幕の位置、車体断面、側窓の形状……)、迷ったところは元のブリッジユニットに合わせる造形にしています。
但し、三軸ボギー台車は設定守りました。
ブリッジユニットには即窓が狭窓の車と広窓の車が両方ありますが、前者のタイプに。
普段作る車両よりスケールは幾分大きめです。まぁ路面電車系は概ねそうなってしまうのですが。
(通常車両を1/150で作るなら、路面電車は1/130みたいな感じ)
その他、小説の方からも実物のほうからも突っ込みどころはあるかも知れませんが、レゴという素材故にご容赦くださいませ……。
あと、普通のブリッジユニットも造ってみたいです。
キーシステムも「サンミヤ灣電鐵」も連接車重連は当たり前に行なっていましたから。
インタアーバン全般とか、アメリカの電気鉄道全般も惹かれるのですが……あぁきりがない。

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お勧め!(リンク先にレビュウ投稿有) 続刊熱望です。
作り易そうに見えて、案外難しそうですよね・・・
走るところを是非とも見てみたいです
写真を作者に送っても良いかもしれませんね
作者はpixivにアカウント持っておられるようです
この作品はアニメ化して欲しいくらい良い作品だと思います。
劇場アニメとか良さそう。
多分、現在放送中のアイマスシンデレラのスタッフが作ったら、伝説級のアニメになりそうなんですけどねぇ
路面電車っぽくも見えます
こういう車両もCITYにラインナップすればいいのになー
低床車折り戸の割り切りも気になりません。
次はオレンジかシルバーか、楽しみですね(^^)