宗谷本線仕様とのことですが、現在の標準色……と言って良いのでしょうか? 「北斗」が青中心のカラーリングになったのが1990年代のことでした。

キハ183 1500番台。自由席車。
「3面折妻」の延長線上にあるというべき前面は下半分は1/4ポッチずらし。窓部分はヒンジで斜めに角度を付ける、G@ひたひた氏発祥の手法での再現です。
貫通扉とヘッドマーク部分は横組。
ヘッドライトとタイフォンカバーの位置が正確でもあります。
大昔の近鉄特急(10100や10400系)のような左右で高さの違う窓もバランスよく。運転台側の狭い方の窓で、貫通扉や乗務員ドアと高さが揃ってるのがニクイのです。
塗り分けは例の「ブロックパターン」。レゴ映えはしますが強度面では難易度をあげる。連続窓風の窓まわりはこれがベストな処理でしょう。実車でも窓枠は目立ちますから。

キハ182 500番台 指定席車。
窓なし部分のインパクトのある中間車です。
床下機器・屋上機器の作りこみがいつもの隼氏のクオリティ。650馬力を叩き出してたエンジンはパワフルに見えますし、灰色の燃料タンク?は良いアクセント。
屋上ではクーラー周りのランボードが精密感盛り上げてます。

キハ183 1500番台 指定席車
「サロベツ」「利尻」専用車で後ろ寄りに便洗面所と自販機スペースを設置した車。
窓なし部分が目立ちます。
製造時期の違いか、屋上機器が先の指定席車と異なるのが興味深いです。
ヘッドライトの表現はトランスイエローよりトランスクリアのほうが個人的には好みです。

スハネフ14。B寝台車。
夜行「利尻」に繋がれていた寝台車で、先のキハ400時代から引き継がれたもの。更には14系客レ時代から……。
いわばブルートレインの一種でもあるのですが、トレイン窓に頼らない窓表現であったり、車端折妻の再現であったり、これまでの先人の客車作品とは一線を画すものでありましょう。小さめの窓がもたらす精細感。新時代の客車モデル! と評したくなります。
屋根も(比較的廉価な)45度スロープの下にプレート2枚重ねで寝台車らしい重厚さを出す。高価な丸ブロックでなくてもここまで迫れる! 集中式クーラーの表現も好ましい。
気動車の付随車となった仕様ですが、元来の14系寝台車としての「青仕様」もみてみたいものですね(皮肉にも原形のほうが「はまなす」で健在ですし)。同じ流儀でのスハフ14やオハ14という可能性も見えてきそう。
床下機器、円筒ブロックの間にプレート挟んでタンクのバンドにした表現が好ましい。これは広範に使える手法でしょう。

「サロベツ」編成。これは今も札幌〜稚内間を走っているもの。
キハ183の前面展望楽しめる車ですから、キハ261よりもこっちのほうが良い?

2006年まで走っていた「利尻」の編成。ちょっと不思議な編成美。
宗谷本線の客車急行時代も今は昔……ですが、気動車が客車の寝台車を挟む柔軟な編成も昔語になってしまいました。でも、模型的には見栄えのする編成ですね。
さて……。
「サロベツ」「利尻」というと多客時にはイレギュラーな増結車(普通車指定席)が入ってた時期もあるようです。あの再現、やはり考えられているのでしょうか?
(お座敷気動車の柔軟な使い方、初代キロ29形からの北海道の伝統芸ですね)
あと、N183系自体は「北斗」「おおぞら」などへの展開も考えられますし、デビウ当時の旧標準色のモデルも可能でしょう。今後の北海道型の可能性、いろいろ高そうなのです。


