当然、セット内での組換も盛り上がり。
2013夏の登場時から多くの組換モデルが発表されるなか、Azur様の「X2」シリーズも相当な存在感を主張しておりました。2箱ならではのボリュームと余裕は魔法のよう。
その締めくくりになるか?
6箱使った大形駅の案がLDDで作画されています。画像はFlickrより。

頭端式の駅でありつつ、改札口(出入口)は横についているというもの。実に瀟洒な木造建築。
先に種明かしをしておけば、叡山電車の八瀬比叡山口駅(wikipedia。下記画像も)をモデルにされた……とのこと。

大屋根の長さも、小型電車1両分程度。
大手私鉄のターミナルもかつてはこんな風情であったのか? 昭和初期を「今に伝える」貴重な駅です。

大きな窓も素晴らしく開放的な印象を与えるのではないでしょうか。窓パターンも固定されておりますので煩い感じもありません。結構なバランス感です。
ホームは対向2線。これは件の八瀬比叡山口駅にも共通しますし、別の見立てにも使えることでしょう。

さて。
別の見立てというのは、日本の郊外電車の駅ではなく、欧州の「中央駅」にも見立てできる規模ということ。建物自体がレゴとしてはかなり大きな部類ですから、「中央駅」たる貫禄は十分にあるはず。ちょっと規模が物足りないと思えば「高速列車や通勤列車は地下の新駅に移したが、長距離列車や国際列車は旧駅に残ってる」というストーリーは如何なものでしょう?
案外、大型蒸機やTEEが似合いそうな風情でもあるのですね。
無論、薬師山氏が既に完成されてる叡電デオ300・デオ900も並べてみたいものですが。
間を取って日本の私鉄電車でも大物……阪急や近鉄などもしっくり来ることでしょう。良い意味でスケーラブルな建物作品と言えそうです。
最後に。
この図は検討案段階と思しきものであり、現状ディテールなどは殆ど描かれていません。
ただ、エクステリアやインテリアの「セット内組換でさえ」作りこむAzur様のこと。6セット分の細かい部品(とくに緑やモザイクタイル、クリアパーツ)が投入されてきたらどれだけ華やかに変わってくることでしょうか? 元が良いだけに楽しみは尽きません。
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同じ物をそんなに買えない…
PCで試作してからでないと目的も無しでは買えないですよ(笑)
先生は必要分お持ちなのだろうか。と
余計な心配をしてしまいます。
無責任ですが完成を楽しみにしたいと思います
先の跨線橋とも世界観合いそうに思いました。
#31012ファミリーハウスのカタログ落ちは思っていたより少し早かったですね・・・名作ですし惜しいです。
かなりの大作になりそうですが実製作を期待してもいいのかしら(^^)
6箱は未知の領域なので流石に慎重になってLDD試作となりました。
不足しがちな屋根スロープの大屋根がなんとか組めることと、
新灰プレートでホーム2線に出来ると確認できたので、
これ以上はLDDで作り込まず、あとは実際にパーツを手にして悩みたいと思います。
ビルドタイガーさん、コメントありがとうございます。
先生ではないのでAzurと呼んでください。お願いします(_ _)
必要分お持ちなのだろうか。と余計な心配をしてしまいます>
いっぺんに6箱は厳しいですが、前から少しづつ買い足していたので大丈夫です。
廃番が決まると、あっという間に品薄になってしまいますね。寂しいです。
Mugenさん、コメントありがとうございます。
屋根付きの駅舎はどうしても大型>
これだけパーツがあれば大屋根も自由に組めるかと思いきや、
当初思い描いたよりこじまんりとしたサイズにしないと足りません。
#31012組換えでは屋根スロープ不足はどこまでもつきまとうのだとわかりました。
薬師山さん、コメントありがとうございます。
八瀬遊園駅だったのですね>
八瀬遊園駅のエッセンスだけ拝借しました。
実在の駅とは屋根の色も違うし、大屋根内側の鉄骨再現は難しいのでパスしました。
実製作…がんばります。