トゥール(Tours)では1949年に一度全廃した市内の路面電車が2013年に「復活」。
(wikipedia:仏文)

超絶モダンなエクステリアの7車体連接車が(アルストム・シタディス)が投入された由。
足回りは日本でもよく見られる、「二軸車+駕篭かき中間構体+二軸車……」という手堅いものですが、エクステリアがこの上なくアヴァンギャルド。全身モノトーン。ドア部分の縦帯処理は実用と美観を兼ね備える。スラント形状の前面はあっけないほどにシンプル!
ヘッドライトがないのが奇異に思えますが、縦帯がLEDになってて光るなんてデザイン、LED以前に考えられたでしょうか? 後ろになるときは無論、LEDが赤く光る由。
低床電車も普及して20年余。エクステリアに関して確実に世代を重ねつつありましょう。
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ryokuchakuma様の作品(画像Twitterより)
流石に7車体での再現ではなく、5車体に縮小しての製作です。それでも十分に「長い!」
前面のスラント感・そしてシンプルさが素晴らしい。
ここは制作過程の画像の方がわかりやすいかもしれません。

大胆に8ポッチ分をツルンと傾ける。裾の丸みにも注目! ただ四角いだけじゃないのです。
プレートによる側面処理も違和感ありません。理想を申せば1x2か2x2のカーブスロープ使えばよりスマートに見えるかも知れませんが、まだ希少部品ですし、また2013年以前の作品ならこの表現でもベストであったことでしょう。
窓は黒表現ですが、他の窓もトランスブラックゆえに収まりが良い感じ。
前面同様に印象的なのはドア部分の縦帯。
実物なら塗装かラッピングで済んでしまう部分ですが、レゴだと車体構体ぶった切って(!)縦帯ですから厄介極まりなし。でも、この実現でこの電車を他に無いものにしているでしょう。何より美しい。
5車体連接で8箇所。大変だったと思います。

最後部より。赤帯が強烈。
側面は綺麗に足回りを隠しており、低床電車作りなれてこられたことが窺えます。モノトーンはやっぱりお洒落!
それにしても、世界各国でのトラム(LRT)新規開業の話を聞くたびに(特に中国がすごい勢いらしい)、日本の動きのにぶさがもどかしいですね……。まぁ諸外国ならLRT新設しなきゃいけないようなところに、日本では既に郊外電車(全線 専用軌道。イメージとしては弘前や静岡、金沢等)が存在してるケースもあるので、その面では後進国ってわけではないのですが。輸送力的に地下鉄じゃないと対応できないケースも多いですし。
でも、ただ単に遅れてるだけなのはデンマークの某世界的玩具企業でしょうか(笑)。
「City」でも「Friends」でも良いので、トラムとレール、走行システムを製品化しやがってくださいです。時代の最先端の乗り物、知育玩具のメーカーが無視するのは恥ずかしいですよ!
Toursのトラム今年中には作ろうと思ってたので作れて良かったです
カーブスロープなるほどいいかもしれません検討してみますね
(車体構体ぶった切って(!))本当にそうなので耐久性確保が多少不安でしたが
プレートを使って補強
また今回は連結部に新機軸を使って前2連接 後ろ3連接に
簡単に取り外しできるようにもなってます。
私はthebrickfanで情報見ましたが信憑性はあるんじゃないでしょうか?
違ってたら申し訳ないです。