
初心者・児童向けのガイドブックです。全32ページという適度なボリューム。
対象は「全年齢」で、上記サンプルのようにカナで「分かりやすさ」最優先。
元来なら公式が示すべき手本なのでしょうが、公式がやらないからこそユーザがガイドを自作できる自由があると前向きに考えることにいたしましょう。
「分かりやすさ」最優先ですが、中身閲覧して吃驚!
結構、内容は高度です。%4070ヘッドライトブロックの使い方は恐るべきレベルの考察ですし(少し前に紹介したキハ183スラントノーズの構造も理解できます)。
また、ヒンジ・クリップ・バー・ボールジョイント・テクニックの使い方が極めて簡潔に記されています。
個人的にはクリップにプレートやタイルを挟むやり方を肯定されてること。
ポッチ間にプレート立てるやり方を肯定されていること……。
この2点は嬉しい。後者は非公式に見え、実は昔は製品でもあった組み方だったのでした。
サンプル閲覧は無料ですが、継続利用は有料(300円)です。その価値はありましょう。
それにしても。
ほんの11年前、18年を隔ててレゴに戻ってきたばかりの自分にこの資料があったらと思うことのでした。
お子さんがレゴ好きな方だけでなく、レゴに戻ってきた大人にも有用。望まれてきた基礎資料です。
ダウンロードとレジストはこちらから。
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これの「トレイン篇」を作るのは自分の宿題なのかしら。
PFになってからトレインパーツは更に複雑になって来ました。(入手容易な)社外品までありますし。
凄く古い資料ですが2000年頃 EJLTC小倉氏が作られた「Building guide of LEGO trains」は今も使える内容かもしれません(多軸車の作り方など)。
この改訂版を作りたいと思いつつ幾年月……。