ただ、「日本製ブロック玩具の新顔」は興味深いので。
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てつじん様のブログ「レゴ箱」より:「nosho-AN blocks 5カラーセット01 レビュー」
「全方向に軸があるブロックを核にする、という今までありそうでなかった発想が素敵なブロック玩具。」とのことですが、パッケージの作例写真で「どういう仕組」なのか全く理解ができませんでした(笑)。
「コネクタ、タイル、コアと呼ばれる3種類のパーツ」の組み合わせ……と言われてもさっぱり。
上の写真ですが、レゴ以上の綺麗な平面と、妙にゴツゴツした部分が両方存在してますよね?
どんな仕掛けやねん? と。
てつじん様のレビュウではそのへんが凄くわかりやすく紹介されております。
なるほど。と思わされました。とにかく斬新。この組み合わせの発想って常人では思いつきませんよ。
ただ、鉄道車両や建築を作るには「全く向かない素材」かなぁと思いました。この辺の印象はLa-qに近いかしら。あと、レゴやダイヤ(ナノ)よりも柔軟で自由な発想とか見立ては要求しそうな気はします(そこもLa-q的)。
販売サイトこちら。現在メーカー直売のみの模様。
nosho-ANと記してもノウショウアンと記しても、納所庵と記しても……何処か「任天堂ブロック」のような不思議な響きですよね?
ちなみに対象年齢は15歳以上。「大人のホビー」としてのブロック玩具を狙ってる模様です。可愛いけど、大人仕様?
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プラモブロックも偶然存在を知りました。
「世界最小クラス」を名乗り、「ナノ」よりも小さなサイズ。完全に大人向け(12歳以上)。
※2010年から製品始まってるようでしたが、今まで気が付かず。
2.5mm立方体というサイズ。「通常のブロック玩具」ではありますが、立方体というのは意外と斬新? 立方体じゃないとできない表現もありますから。
初期のナノのように特殊パーツなし。基本ブロックでの造形を趣旨としています。
公式サイト:パーツ製造「プラモブロック」
http://plamoblock.com/
セット販売「kit box」(製品情報こちら)
http://kitbox.web.fc2.com/
パーツはランナーについたままで供給され、ユーザがニッパーで切り離しという思い切り。
それは良いとして、2.5mm角という寸法ゆえ、組立はラジオペンチ推奨なのだとか。
正直なところ、レゴの1x1のプレートもいい加減小さいなぁ……と思ったりしてます。ナノで既に限界的サイズ。ですので、悪くはないんですけど……ちょっと手を出す気になれません。自分は不器用なのでストレス溜まりそう。「立方体」という造形は「あり」なのですが。
供給は「セット」と「パーツ単独」あり。小ささとランナーについたままという供給のため、どちらも比較的価格は低廉……でしょうか。
ラインナップより。キットのデザインは魅力的です。動物小物や萌え系もあり。
この他全種全色のパーツがバラ販売されてます(無論、ランナーに付いた状態で)。ここはビルンの巨人には出来っこない小技でしょうか(笑)。
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日本製(日本発)のブロック玩具は「ナノブロック」の登場以来、意外な展開を見せてるように思えます。la-qも定着してますし。
思えば長いことブロック玩具の新種が無かった時代を経て(1980-90年代)、今や複数規格が個性を競い合う。面白い時代だと思いますし、こうした競合こそ全体を活性化するのでしょう。
nosho-ANブロックは中々面白いので、機会がありましたら是非是非。入手がしづらいのがネックですが(汗)
プラモブロックはナノブロックと似てるし、という事でスルーしてますが同人即売会とかにたまに出たりと面白い形で流通展開してるのも特徴かな、と思います。そろそろ手を出してみましょうかねぇ。
いや、興味深くかつ濃厚なレビュウ有難うございました。ノウショウアンのことよくわかりましたから。かつて無い不思議なブロック玩具です。まぁ……鉄道車両作るのには向かないなぁとは思いますが(笑)。作例の戦車はシステムの特徴を生かした見事な造形でしたね。
プラモブロック、流通形態が確かに興味深い。
ライセンス守れば同人セット向けへの供給とかもやってくれそうな雰囲気ですよね。こういうのってビルンには出来ない芸当でしょうね(苦笑)。
あと、ナノの新種ナノイドシリーズのレビュウも拝読しました。「ミニフィグスケール」手に入れたナノの進化は気になるところです。ナノゲージにも使えそう。