
2008年のタイニーターボ「#8495 Crosstown Craze」は同シリーズ大箱の例に漏れず日本未発売に終わりました(クリブリ限定などもなし)。
今見ると、セット内容はいろんなタイプの車が含まれるバラエティ的セット。目立つトレーラの他、バニング、車高上げたトラック、スポーツ、レッカー車、バギー、ハマー改のリムジンと。偏りのない構成です。
さて、そのパッケージをよく見ると。

右奥に見えるのはなんと「新宿の都庁」ではありませんか!
そうなると道路は当然首都高ってことに。急カーブは新宿出入り口の参宮橋カーブか(違)。
アメリカンなイメージのやたら強いタイニーターボなのですが、「製品によっては」日本を意識してたのでした。まぁ車種は……全然日本っぽくないのですけども(笑)。
(日本車カスタム格好いい……みたいな話は専門家のTamotsu氏辺りが詳しい。よろしければこのパッケージにもコメントをば)
ツイッターに書きましたけど、折角なので転記しました。
ヘンテコな日本語風ステッカーがあったり、パトカーから逃げたり料金所突破したりと、レゴのシリーズの中でもぶっ飛んだ雰囲気はいまでもフレッシュだと思います。
もしかしてミニフィグが介在しなかったからこそ許されたのかも、などとふと思ったり
tamotsu様の記事読むまで、日本のチューニングカーカスタムカー文化が世界的に如何に評価されてるなんて知る機会はありませんでした。でも自動車産業大国であることは、すなわち自動車文化もそれなりに成熟してるってことなんですよね。海外評価は納得です。
暴走族的なものは……まぁ評価は割れますけども。
◆BUCHI様
確かに、今の目で見るとぶっ飛んだ世界観ではありましたね。いや、この時代が既に「歴史」であることに重みを感じたりもするのです。
>ミニフィグが介在しなかったからこそ
確かに!
そういえば、2003年のワールドシティの警察もぎりぎりの世界観でした。
賛否は難しいですけど、あれも時代の変換点の変わり種だったのかしらん。