何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2014年10月31日

【作品紹介】薬師山様の0系新幹線。6両編成の完成。時代の象徴。高速の象徴。


 画期的といえる前頭部表現!

 <「試作品」についての記事はこちら>

 待望の大型新規作品がほぼ完成したとのことで製作者から画像をいただきました。
 デビウは11月1-2日の立命祭です。草津行けば会えるのですね。

 実車は最短4両編成でも営業に入っていましたが、今回の作品はいきなりの6両編成。それもグリーン車・ビュフェ車込み。
 「50周年」ということで、全体に1964年開業時の姿を想定されているのも伝わってきます。


 21形。パンタなしの大阪向先頭車。「試作品」時代になかったドア靴摺が追加され、とてもよいアクセントに。ドア部分の窓が1プレート高いのもそれっぽい。


 22形。パンタありの東京向先頭車。窓配置が21形と作り分けされています。
 交差式パンタは0系のアイデンティティ。大仰にみえる碍子も「日本初の量産交流電車」ということ考えれば納得です。
 外幌表現はこだわりのみえる部分。車体のラインと完全に揃っているのがニク過ぎです。


 25形。パンタなし中間車(普通車)。この編成では動力車。2Mの強力車で実質「機関車」だとか。
 PowerFunction受光ユニットの車端部搭載は薬師山氏のメソッドとして完全に定着した感があります。車輌の形状を見出さずに受光部露出させられること。チャンネルを確認・変更しやすいこと、(高額部品ゆえ)他車に一時的転用に有利などメリットは計り知れません。


 26形。パンタあり中間車(普通車)。この作品、中間車の美しさも目を引きます。
 まず、上下方向のバランスが完全に見慣れた実物のイメージに合致。腰板高く、幕板広く。意外と窓の上下方向は小さめ。そのため28ポッチといえど、「長く」「大きく」見えるのもモデルとしてのメリット。

 側窓サイズもイメージ通り。厳密な寸法比率を言い出すとレゴじゃ作れなくなります。1x2ブロックは0系大窓車にはベストマッチといえるでしょう。
 
 余談ですが、もし1000/2000代も作ることになったら?
 窓ピッチの整合性は崩れますが、意外と1x1クリアブロックと1x1青ブロックで側面組んでも違和感は無さそうですよね。バリエーション展開まで期待できるのです。
(1x2を2000番代の「中窓」に見立てる方向もあるかもしれませんが)

 屋根は45度スロープ。コストや重量面でも有利ですし、45度スロープって意外と電車の「肩の」丸みに近い気がします。角丸ブロックだとコストえらいことになりそうですし、そもそも屋根部が重すぎる印象になるんじゃないでしょうか? グリルなどの割愛も全く気になりません。無理するよりはシンプルな方が「美しい!」。

 足回りは台車をシンプル……小さめに造られていますが、これが全長を長めに見せることに寄与していましょう。実車の台車はミンデン系の大柄なものですが、これをリアルに再現すると却って玩具っぽくなりそうなんですよね(それを狙うモデリングも、もちろん有りです)。


 16形。パンタ付き中間車。グリーン車。
 窓幅は普通車と同じなのですが、きっちりグリーン車に見えるのですね。窓を2+1で3幅の大窓にする方向もあるかもしれませんが、すっきり感の優先も納得です。
 ただ、グリーン車は金色のドア枠も特徴でした。靴摺部分を金色っぽい色……ダークタンなどにされては如何でしょうか?

 そういえば0系のグリーン車はついぞ乗車機会なし。300/700/N700系に200系のグリーン車は乗ってるんですが。それだけに0系時代のグリーンというのは別格の存在。恰も古き「一等車」「特ニ」の流れを汲んでたような気がしてなりません。無論、優等車の大衆化は個人的には歓迎すべき流れですけども。


 35形。パンタなし中間車で半室ビュフェ。まずは海側の窓の少ないサイド。真ん中についた業務用ドアもインパクトあるものでした。此処のドアにも編成番号が記されていたのが印象深いです。


 逆サイド。窓の多い山側。富士山見えるようにという配慮!
 イス付きのカウンターで、後日の36形デビウまでは実質上の食堂車として機能してた由。1970年代の時刻表掲載のメニュウを見ると、在来線食堂車同等のサービス行われていたようです。

 食堂(カウンター)部分の高めの窓は良いアクセントでした。編成中でよく目立っていたこと思い出します。無論、このモデルでも雰囲気はよく伝わってきます。

 なお、このモデルでは床下機器は「海側」は新濃灰、「山側」は黒と色を変え、組成作業時に向きを揃えやすい配慮されているのも注目されましょう。
 

 全車共通の屋根外し。内装は準備工事とのこと。でも実現が楽しみですね。


 先頭車並べて。0系が行き交ってた時代のイメージ。
 あの時代を象徴する乗り物でした。今後人気題材の人気作品として、注目を集めていきそうな予感? 

 また、ぱっと見たところ入手の難しいパーツにも依存していません。デュープも可能でしょうし、この規格でのバリエーション展開もあり得ましょうね。新幹線というか、0系のみが並ぶシーンも何時かは叶いそうに思えてくるのです。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ここのサイトのレベルの高さは置いといて(笑)
50周年に相応しいレゴトレインだと思います。
素直に素晴らしいです。

0系は自分が初めて乗った新幹線ですね。
当時は100系がひかりで0系はこだまでした。
子供でしたので100系のシュッとした顔がカッコよく見えたので、あっちがよかったーとか言ってたもんですが、
今なら0系で良かった。と、言えます。
Posted by ビルドタイガー at 2014年11月01日 06:35
関山さん、ご紹介ありがとうございました。
ビルドタイガーさん、コメントありがとうございます。

やっぱり50周年なので今年中に外装だけでも完成させなくてはという気持ちで組みました。今日、立命館学祭で多くの方に見ていただくことができ、間に合わせる事ができてよかったと改めて感じました。

関山さんのご指摘のとおり、客室部分は順組しかしていませんし、むつかしいパーツも使っていません。実車と同じく同型車両がドンドン組まれたら一層にぎやかで楽しい状況になると思います。

内装はイスパーツを使うか、オリジナルで組むか、いま考え中です。
Posted by 薬師山 at 2014年11月02日 00:13
◆ビルドタイガー様
 仰せの通り、新幹線50周年記念作品に相応しい。

 同様に自分も子供の頃は0系はあんまり好きではなかった。1980年代には既に古い電車でしたし、当時は丸っこいデザインは好きじゃなかった(小田急のNSEや近鉄の新ビスも苦手でした)。だから100系のインパクトはすごかったですね。

 今思えば、0系に飽きるほど乗れたのは良い記憶です。
 体が印象を記憶してる電車、と申しましょうか。他の新幹線にはありえない話で。


◆薬師山様
 無事のデビウ、そして、好評に受け入れられたようで何よりです。
 何か記念とかきっかけあると、モチベも上がってくるんですよね。

>客室部分は順組しかしていませんし、むつかしいパーツも使っていません。
 量産性への考慮はこのモデルの美点の一つだと思います。

 同型が「量産」されるのもまた夢の様な情景でありましょう。思えば実車も103系につぐ国鉄電車2位の量産形式でもありましたから。

 車内座席。灰色のタウンシート、旧灰の方がまだ現実的な価格・数量が入手できそうです。座面に青の2x2プレート貼るとあの雰囲気になるかしら。無論、オリジナル組も興味深い話で。自分も迷いそうですよ。
Posted by sekiyama at 2014年11月02日 01:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。