
全軸駆動の動力ユニット。恰もNゲージの動力ユニットの如し。
どこにPowerFunctionの機器類(電池ボックス及び、PF受光器)を置くのかという疑問が生じますが、上面処理次第でドライブシャフト上にも置けますね。
全軸駆動のメリットは、牽引力の確保。
同じ出力でも、駆動軸数が増えると牽引力は増します(何か公式とかありそうな気がするのですが……)。Mモータ1基でも、2軸駆動よりは4軸駆動の方が当然パワーは期待できる。
無論、ボギーの鉄道車両なら「Mモータ2基使用」とか「トレインモータ2基使用」とかの「力」でゴリ押ししちゃう手もあります。しかし、モータ個数を変えずに駆動軸数を増やすという「技」ってすごく新鮮です。無論、複雑なギアトレーンには効率を下げる懸念もあります。しかし、レゴテクニック系の精度的にはこの程度のメカなら機械効率は許容範囲……?
上手くいくかどうかは分かりませんが、PFならではの技術的チャレンジは非常に興味深いものです。
あと、このアイディアは電車だけではなく、電気機関車や(箱型の)ディーゼル機関車にも使えましょうね。どこまで全長を詰められるかも、検討課題になりそうです。
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