実車は引退して数年。しかし高速鉄道のアイコンとして世界でも親しまれてるがゆえに、その形は知られている。
或る意味、難易度S級の題材が新幹線0系です。
これまでも多くのチャレンジがなされてきました。
そして、そのたびにクオリティアップ。
レゴトレインに於ける0系新幹線は、技法・手法、そしてパーツ進化の歴史といっても過言ではない。
そこに新たに加わる1ページ。

光前頭はΦ2底面丸タイル。
そしてライトはテクニックの丸穴。
ポチスロに寄る巧みな隙間埋め。一部には半プレート分の微調整さえ入る。
スカートは一部にポッチを見せることで、実車のリベット打ちの雰囲気を伝えていましょう。
キャノピーは最近の(とはいえ5年ほど前の)大型半月型。高速鉄道のためにあるような部品ともいえ、実際TGV……#10233に使われているのは皆の知るとおり。0系は(……というか100系まで)真ん中の稜線の目立つ平面二枚窓なのですが、ここはスムーズな曲面処理もまた良いものです。
(1000形試作車っぽく見えてしまうことも無いですね)

側面も含めたバランスも良好!
窓の上下方向の位置、意外と高めの印象がありつつも、それなりに幕板もあるのが0系です。
窓の上下寸法を抑え目にすることでシャープさ・スマートさも強調されていましょう。それでも、多くの方の印象に近い解釈ではないでしょうか。鈍重なのは0系のイメージではありませんから。
前面から側面へのつながりも綺麗。
運転台部分の白い屋根と灰色の屋根の繋ぎは苦心されたようですが、静電アンテナとその題材で自然に流れて見えましょう。屋根そのものは45度ブロックがやはり違和感無いですね。屋根のルーバー類は割愛されてても問題には成り得ないでしょう。
一方で、車体のディテールは今後追加が期待できるところです。ドアの靴吊り(機密ドア故に、意外と目立つ)や、各種表示器など(開業時設定ならサボ受けか?)。

側面。全長28ポッチの青トレインプレートという、0系作るのに有難い部品の供給の良さはベストタイミング。28ポッチ+前頭部6ポッチ延長で34ポッチ。中間車は32ポッチで作ればバランスがよさそうです。

前面より。どの角度からも破綻がありません。

斜め上より。このアングルが最も美しい……。伝わる「ふっくら・ふくよか」感。
0系の魅力を伝えきっていましょう!
現状、先頭車のみの試作段階とのこと。
しかし、パーツ面で制作に支障も無さそうです。ミニマムは4両編成でも営業に入っていましたから、その意味でも現実に近いように思われますが……さて?
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この造形……TGV-PSEの如く、何時かレゴ社が公式化してくれないものでしょうか(笑)。
完成された際は人気を集めそうですね。自分の新幹線との並び実現も楽しみにしております。
ライト周りの斜め、これまで実現して来なかった要素がついに実現。でも今の部品なら確かに可能なんですよね。進化を感じます。
> 最後のカット
偶然とは思いますが、一番美しく見える角度を捉えてると思うのです。
>完成された際は人気を
0系、未だにアイコニックな……というかカリスマテックな魅力を持ってますものね。
その意味では103系も抑えてる薬師山氏のラインナップって強力ですよね(笑)。
いや、Mugen様のところのN700や500系も匹敵してますよ。東海道同士の並びは楽しみなのです。
(誰か100系・300系で挙手される方はいらっしゃらないかしら(笑))
Mugenさん、コメントありがとうございました。
梅田とJAMでMugenさんの新幹線を拝見してから、新幹線作りたい病が再発しました(^^)
1x2テクニックブロックをつかうと前から見ても横から見ても目玉がみえるようになるのに気づいて鼻先試作をTwitterにアップ。翌日見なおすとあまりにも貧相だったので組み直してアップ...を繰り返し、貴重なアドバイスもいただきながらここまでできました。
11/1-2の立命館学祭でmazta-kさんのICEとスピード競争できるよう、インテリアは後回しにして鋭意制作中です!
>Mugenさんの新幹線を拝見してから、新幹線作りたい病
なるほど、それが製作動機だったのですね。
あの500系がこの0系のきっかけになるとは素晴らしき相乗効果が起こっていましょうね。
ツイッターで意見集めながらの改良も功を奏しましたよね。というかいろいろ口出しして申し訳ないです。
>mazta-kさんのICEとスピード競争
大曲線でのフルスピード、想像すると行かなかったことを後悔します……。次の機会を楽しみにしております。