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2014年09月22日

【作品紹介】G@ひたひた様の別府鉄道DB201+ハフ7。ハイレゾディーゼル機関車(CAD)。

 先方の記事:「別府鉄道 DB201+ハフ7(6幅Ver.)」


 1984年まで山陽本線の発着する駅の片隅から奇跡のように残っていた別府鉄道の機関車と古典客車。
 関山の世代では間に合わなかった、やや悔しさの残る鉄道です。

 さて。
 L形の小型ディーゼル機関車(非ロッド駆動)……という題材は安直に作ろうと思えばできてしまうもの。
 でも、このDB201はディテールも凝ってて見応えがあります。平板さがありません。

 横組まで駆使して表現した手すりの類。そしてボンネット上の手すりもタイルを組み合わせて絶妙な位置で表現し尽くしています。
 前面窓は横組。この種のディーゼル機関車では多い横長の二枚窓の表現としてはベストのものでしょう。
 連結面に目を向ければ解放テコ。そして端梁の青い色差しまで見えるとは。芸が細かい。

 一見平凡平板な機関車にどこまで愛やら思い入れやらを注ぎ込めるか。その見本のようなモデル。何より驚かされるのは「赤いナンバープレートの高さを実車同様4面同じにする為に、かなり頭を捻らせています。」とのこと。確かに赤ナンバープレートは良いアクセントになっておりますが、そのコダワリとは。


 古典客車 ハフ7は……上下2分割の窓で、良い感じで箱根細工的な組みを入れてきました。太めの窓桟はこの客車には必要でしょう。
 そのかわり、インテリアも、あるいはダミー動力車化が困難になってしまったのは代償といえば代償です。ここはどこを取るか難しいところです。

 ダブルルーフの表現は屋根両端部分だけスロープ角度変える小技が効いています。柔らかいというか、垂れてるというか、如何にも木を組んだものに布貼ってるだけという雰囲気が伝わってきましょう。

 実物の微妙なカラーリングはサンドグリーンで表現していますが、煤けたというか褪せた感じの緑色なのですね。ちなみにサンドグリーンはかの「青大将」でも使えそうな色なので、その場合は「煤けた・褪せた」では無いのですけども……(笑)。

 なお、動力化が悩みのタネ……とお伺いしました。
 「思い切って9Vにしちゃう」のがもっとも簡単だとは思いますが、この理屈なら自分が悩んでる同鉄道DC302(ロッド駆動)の動力化でも「12Vならロッド駆動も簡単じゃん」という返しをするのに値するものでしょうね(苦笑)。

 ※12V環境は持ってはいますが、常時運用できるものじゃありません。限りなく「動態保存」。

 別府鉄道の客レは基本混合列車ですから、動力の組み込みやすそうなワム車でも作り、小型車の場合の汎用動力車に仕立てるのが合理的であるのでしょうね。
 実は運転会的状況では、意外と動力車が自走できるか否かは問題にならず、それよりは「確実に走る」ことの方が重要というのは実感です。

 実現は未定……とのことですが、京阪神の片隅の渋い奴として期待しちゃいたくもなるのです。
 余談ですが、別府鉄道は気動車も濃ゆいのもってましたよね?
 

posted by 関山 at 19:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この、浮世離れした鉄道を体験出来たのは、本当に幸運でした。他にも実家から近い所に片上鉄道、岡山臨港鉄道、水島臨港鉄道、加悦鉄道、明延の一円電車…と、なかなか凄いのが揃っていました。

いわゆる59.2の改正をきっかけに次々と廃止されてしまったのはとても残念。

>気動車も濃ゆいのもってましたよね?

外付けの荷物バケットが付いたキハ3はなかなか濃い存在でしたが、車庫での寝姿を写真を撮っただけで終わりました。

私が乗った事のあるのは、元国鉄キハ41057の…キハ101でした。焼き玉エンジン音をカランコロンと鳴らしながら、線路状態が悪いのもあると思いますが、船のように大きく横揺れしながら走るのを覚えています。60〜70センチくらいある長いつり革が、網棚に当るくらい酷い揺れでしたよw

モデルの方は、JAMとは違う流れで、個人的にじっくりと楽しめるレイアウトセクション…のような物が作れたらいいな、とか、そんな感じです。国鉄駅の片隅で貨車を入れ替えしているようなイメージで、背景の本線には時々20m車輌も見える、みたいな。前々からよく言ってた「油の匂いが漂って来るような風景」…そろそろ実行に移したいなぁ…と。
Posted by G@ひたひた at 2014年09月23日 05:04
◆G@ひたひた様
>片上鉄道、岡山臨港鉄道、水島臨港鉄道、加悦鉄道、明延の一円電車
 全部ギリギリで間に合わなかった自分の世代は悲劇ですよ……マジで。
 まぁその分、一畑電鉄や野上電鉄や名鉄600V線とか伊予鉄道とか琴電とか叡電嵐電で恨みを果たしましたが(苦笑)。自分が気動車より電車好きになったのはそのへんの事情は大きいかも。ギリギリで残ってくれた!と。

 でも、バケットカーキハ3に乗る機会はなかったのですね。
 キハ101はキハ41000改造で当時は平凡に見えましたが、今思うとあれも貴重な車ですね。そういえばキハ41000関連は蒲原鉄道のクハ11しか乗ってないや(笑)。電話で運用を聞いたら教えてくれたのもいい思い出。クロスシートの小ささに驚き呆れたりw
 
 揺れというと、南部縦貫鉄道のレールバスが最悪でした(笑)。でもボギー車でその揺れ方ってそれはそれですごいもんですね。

>個人的にじっくりと楽しめるレイアウトセクション
 凄く……期待しています。
 自分も……電化ローカル私鉄系で考えてみたいです。普段は単行か2連。多客時には3連か4連もあるみたいな感じ。時に国鉄車の乗り入れもありみたいな感じで貨物もやってる。あ、どこかバレバレですね。
Posted by sekiyama at 2014年10月22日 12:32
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