9月13日、23時ころ。
「あぁ。オフ会なのに新作皆無!」
「何か作りたい。明朝までにできそうな簡単でかつインパクトのある題材は?」
「某国鉄の試作交直両用電機 これなら1両で済む。楽な部類。」
→ 屋根肩に使うポチスロ(濃赤)がない。却下。
「某大手私鉄の国鉄直通用気動車。最低1両で済む。でもできりゃ2両編成」
→ 屋根肩に使うポチスロ(タン)がない。却下。
手許にある部品……。実は近鉄特急の新旧作るために確保した濃青は余裕あり。
しかし、予定してたアレは前頭部流線型の設計が未だに固まっておらずぶっつけ本番。
なにより、明朝までに「3両固定編成」にしないとサマにならないという題材。3両も作らねばならない。
でも……試作だけでも手がけて試作品でもお見せできりゃいいんじゃないか? なにも新作無いよりはいいじゃないか……?
というわけで、近鉄特急10100形 新ビスタカーに無謀にも着手。
……まずは貫通運転台車から。あ、意外とすんなりできた。
こうなりゃ、流線型運転台車も。……あの種の流線型、下手に図面で検討するよりは現物合わせの試行錯誤のほうが効率良いってことに今更ながら気が付きました。多少の調整の末、完成。
この2両が出来れば、中間の二階建て車も作らないわけに行きません。
外はもう明るくなりかけてる……。
流線型先頭車並みに試行錯誤の末、朝8時までに車体完成。
9時までに……台車や床下機器も「仮艤装」ながら形は整う。
準備整え10時半出。12時前に会場着できたのでした。しかし横浜から八王子への横浜線、眠かった……。

9時間で作ったビスタカー。オフ会デビウ。
AWAZO氏のシーナリーにも助けていただいております……。


プロトタイプは所謂「B編成」。流線型先頭車はパンタなし、貫通形先頭車パンタ付き。


10000形旧ビスタとの2ショット。
無理はしました。実は製作中に手持ちのオレンジの部品がほぼ底をついたり。
でも、頑張ってよかった……。awazo島という滅多にない晴れ舞台でデビウできると言うのも見逃せないチャンス。また、オレンジの電車は鮮やかで好評でもありました。
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八王子オフ会。明日からレポート掲載させていただいます。
近鉄10100形に関しては、インテリア含めて完成したら、再度記事にしたいと考えております……。
今でも足だけは元気に走り回っていますよねw
幽霊のように…と書こうと思ったのですが、ユーレイは足の方が無いのか。
そう思うと、車体の方は随分薄命ですね。
過渡期で特殊な形状であるがゆえ…なのでしょうけど、
逆にそこが魅力ですよね。
模型化するには窓割り寸法や形状がキッチりしている30000系が好みなのですが、
実車の画像を見ていると、あの時代の空気感まで伝わってくるようなオーラがありますよね。
木製筐体の足付きステレオとか、同テレビとか、流線型のトースターとか…そういった物が放つ空気感を思い出すんですよね。
レゴトレインとしては全長、重量的には運転し易そう。
キハ391と同一規格かのような並びの画像が面白いです。
私は、物事を難しく考える癖があるのですが、
先に手を動かす…という事はこういう事か、と思うくらい
サクっとうまい具合に形になっていますね。
まだ完成では無いという事ですが、
斜め上から見たイメージはなかなかのものだと思います。
…それにしても、AWAZO島によく似合う事と言ったら>10000&10100系w
昔の電車なのにそれほど昔でもない(或いはその逆)に感じる理由は、同時代の電車でもっと後世まで生き残ったものや今も現役のものもあるからでしょうね。
車体は確かに特殊な要素がてんこ盛りで(旧ビスほどではないにしろ)、それが寿命を縮めてしまったのも悲しい話です。
(その意味では30000系はちょっと「つまらない」印象がありました。まぁ実際細かく観るとギリギリまで詰めた寸歩の箇所が多々あり、血筋は確かなのですが)
>レゴトレインとしては全長、重量的には運転し易そう。
これは事実です。良い意味で手頃な感じはあります。一応A+Bの6両編成化は計画決定です。
他にも近鉄特急は作りたい車種が多々(但し1970年代迄限定で……(笑))。
ちょっと当面は離れられそうもありません。