1962年の製造開始から2014年現在も活躍中。もう52年も現役というのは俄に信じがたい。
特急旅客から重貨物列車まで曳く本線用でありつつ、「液体式で凸型」という、世界的に見れば特異な機関車。
日本以外ではこのクラスの機関車は箱型もしくはエンドキャブ(フードユニット・アメリカンタイプのディーゼル機関車)で電気式というのが一般的です。液体式は西ドイツに多かったですが、それでも本線用はDD53や911(どっちもDD51の派生型で箱型。しかし少数派)のように箱型でしたから。
それだけに、外国の方でDD51に注目されるのは意外な感がありました。

プロトタイプはJR貨物の更新機。
ボンネットは4幅ながら、白ライン部分をレール付プレート使うことで膨らませて見せている。以前知人からDD51のボンネットは4幅では痩せて見え実物の迫力が出ない……と云われたことがあるのですが、その解決になっていましょう。
ボンネット上のツルツル仕上げも、現代の作品って感じがします。進化ですね。
ボンネット前端の折妻仕上げも納得の出来るものでしょう。手すりはシンプルなものですが、他表現に気遣いがあるので手抜きには見えません。何が大事かのバランスがとれているのです。
これまでの国内作品に見られなかった配慮が車体中央部キャブ下の燃料タンク部分。実物ではメッシュの向こうにタンクが見えてる部分ですが、ここはタンクを強調するという方向で。
このおかげで素晴らしく精細に、立体的に見えています。

さて。
この作品でたいへんに惜しまれるのは車軸配置が「B-2-B」ではなく、「B-B」に省略されてしまっていること! フルスケール志向の作品で、台車は砂箱まで再現されている作りこみなだけにこの省略は大変に惜しまれるところです。
また、このオーバーハングで連結器が車体マウントなのは実用性が低そうです。
とはいえ、この作品から学べる点が多いのは云うまでもありません。
実は管理人はこれまでDD51は余り好きではなかったのですが(笑。DF50やDD54は好き。DF90とかDF91とかDD50はもっと好き……)、この作品で「意外と格好いい!」と思い直してしまったほどなのです。
他の写真はこちら(brickshelf)。カーブ通過中の写真もあります。


