そこからは東北本線経由でも、会津鉄道+野岩鉄道+東武鉄道経由でも電車賃が殆ど変わらないことから、大幅に時間かかるものの後者で、旅気分を味わいつつ帰京してきました。
いや、東北本線は宇都宮まで「オールロングシート・グリーン車もなし」ですからね。
あんな家畜車に電車賃払えますか。18きっぷならともかく。
それ思うと会津鉄道+野岩鉄道+東武快速はまともな気動車+電車(6050系)なのです。
なお、群馬オフ会のレポートは明日くらいに上げます。
参加人数こそ少なめででしたが、参加メンバーとかイベントは恐ろしく濃い催しとなりました。
レポート、乞うご期待と。
会津若松1440の会津田島行。乗車時間は1時間ほどなのですが「快速」用の豪華気動車での運用。リクライニングシートに木目内装。でもワンマンの普通という良い意味でちぐはぐな列車でした。
会津田島駅にて。左がここまで乗ってきた会津鉄道の気動車。右がここから乗る東武電車。
会津の山奥でみる「浅草」行のインパクトは開業以来変わらぬもの。会津田島発1600、浅草着2005。私鉄の普通列車で4時間超の乗車時間と云う意味でもインパクト十分です。
なお、東武6050系の快速は2ドアクロス車という意味で京急2100形に並ぶものですが、前者は限りなく「汽車」的風情があり、後者は飽くまで「電車」。汽車と電車の格の違いはあるのです。
思えば、国鉄の急行型車輌は今や壊滅寸前(165系・475系・キハ58等)。そのなかで孤塁を守ってる6050系は最後の「急行型」なのかも知れません。
こんなところを走っていきます。
なお、2両編成の電車が新藤原で2両増結。
下今市で日光からきた2両を増結で計6両で浅草目指すという多層建ての運行形態も凄く、楽しい。
長い乗車を終え(体感時間は極めて短し!)、いよいよ浅草間際。
6両編成からスカイツリーを見上げる。右手には6050系改造の634形観光電車も見える。
さて。浅草駅。このホームとかコンコースの風情は大好き。こじんまりとしつつ、やたら密度が濃い。渡り板使って降りるのも味がある。
そんな浅草駅で素晴らしいサプライズ。
浅草駅が大改装され、1931年落成時の姿に復元されていたこと。
1974年だかに無粋なアルミフォザードが新設されてしまった浅草駅はどうしょうもなくダサい姿でしたが、この改装で「粋」を取り戻す。
世の中、いいことも少しはあるものです。調べてみたら、2012年に改装行われたとのこと。
最後に。浅草から横浜までは都営浅草線+京急線で乗ったのはこの車。黄色い京急1000形。
これまたサプライズ。こちらは今年5月1日から運行開始のほやほや。無論、車端部のクロスシートを堪能。
これで京急は赤・青・黄が揃う。
何時か三色を再現できたら楽しいだろうなぁ……と思うのでした。
あと、東武6050系も「何時かは……」という思いが募ります。理論上は製作可能な形状ですし。
まぁ東武は東武で作りたい電車が沢山あるのですけど。1700・1720・1800・5700・5320……。
更には、「浅草駅」も作れたら最高だろうなぁ……。
流石にスポンサーでも付かないとあの規模は無理ですけども(笑)。
ともかく、オフ会帰りは楽しく有意義な「旅」となったのでした。