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2014年05月13日

【鉄道作品[日本形]】阪急電車1010の試作/おまけ、折妻の作り方


 また、茶色い電車です。
 念のため、試作からは2晩あけてます(笑)。

 1000系列の試作は以前920試作品と一緒にお見せしたときは「側面のテストのみ。特徴的な即窓まわりと、屋根のルーバーが再現できるか?」の検証止まりでしたので、前頭部を含むまともな試作(量産前提)はこれが初めて。


 まず、実物について軽く。阪急1000系列(初代)は、1954年から製造されたもの(wikipedia)
 阪急初の高性能車で、車体はモノコック構造で軽量化したものでありました……。
 が、ウインドシルの残る外形であったり、一灯式のヘッドライトであったり。片開きのドア。何処か古さが抜け切らない印象が強い。それを阪急の伝統といってしまうには、昭和30年代は進歩は早すぎだったのです。
 多くの系列、バリーエーションを擁したものの製造は1961年には終了。車体もメカもあまりに革新的だった2000以降の新系列に移行していきます。

 但し、重厚な旧型車からいきなり革新的な2000系列にジャンプ出来るわけがありません。
 過渡期の存在として、1000系列は必要なものだったといえましょう。

 廃車は阪急にしては早く、1989年までに全廃されています。

 個人的な印象としては。
 幼い頃は旧型車(920や810等)と殆ど区別できない、凄く古く見える電車。
 然し、それはネガティブな意味ではなく、旧型車同様に「大好き」! 乗れれば「当たり」でした。
 一部は不似合いな冷房改造までされていましたから(不似合いも魅力)、もっともっと長生きして欲しかった。阪急が2000系以降で統一されてしまったのは、凄くつまらなく思えたものです。
(今は9000系列、新1000系列という明らかな異分子がいるので、楽しさが戻ってきた?)

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 制作は1000系列の量産形・神戸線用の1010形で、2ドア時代をモチーフに。2ドアでも残念ながら?ロングシート(1971年頃までに3ドア化)。M-T-Mの3両編成が目標。

 ウインドシル調にでっぱった特徴的な側窓廻りは、ダークブラウンのプレート挟むことで表現。
 窓は2x2新型窓茶色を並べた、素直な作り方。横組とかで無茶するのも楽しいのですが、こうやって既存パーツがぴったり嵌るのも気持ち良いもの。
 特徴的な屋根肩グリルは、幕板部分をL形パネルで作ることで再現できています。

 なお、写真の台車は「仮」です。できりゃエアサス台車編成(1018-1056-1019?)に。

 前面は先の2800と同じ作りで3面折妻。最初は「楽勝!」だと思ってました。
 ですが、どうやっても違和感が抜けない。妙に近代的に且つ幅広に見えてしまう。


 2x2窓を「裏返し」にして、窓枠を太く見せたらあらびっくり。1000系列っぽい顔になりました。

 その他は9300系の時と違い、あまり迷いも悩みもなくあっさり形になりました。
 古い電車のほうが、やはり性に合ってます……。

 大量の2x2窓やらダークブラウンのプレートやら資材はほぼ揃ってるので、900+920と並行して制作進める予定。

 2800との並び。1960−80年代ならば日常的に見られた光景。
 1000系列と2000系列、生まれた時代は近いのに、その外見的差異はとても大きかったのでした。

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 おまけコーナー。3面折妻電車の作り方(ヒンジプレート使わずに済む方法)。

 完成しちゃうと、内部構造見せるのがめんどくさくなりますから(笑)。試作のウチに公開。
 ちなみに先の阪急2800も同じ内部構造です。というか、阪急電車は1000〜8000初期、あと二代目の1000と全部この方法で前面が出来てしまいそう?
 なお、先の9300系(試作品)はまた違うやり方で、あれは後退角が大きい時用です。所謂「半流線型」にもなりましょうか。
 
 ユニット化した前面部分の、車体へのとりつけ。
 タン色の1x4ブロックと、右方車体の黄色いジャンパプレートが接続されます。これで半ポッチ分の後退角(後退量)の折妻になります。

 「垂直クリップ+バー+垂直クリップ」が基本。バーはパイプを切ったもの等でも代用できるでしょう。クリップは強度面から二箇所づつ使うのがベター。
 貫通扉は上から吊り下げる。奥に伸びた1x4タイルと、トランスイエローの1x1プレがつながります。

 貫通扉下の桟板や、貫通扉の下枠なども垂直クリップ止め。

 左右の窓と貫通扉の間に若干の隙間はできますが、貫通扉や幌枠の場合、隙間の違和感は少ないです。

 この、3面折妻+貫通扉付というのは古今東西の多くの私鉄電車、そして国鉄客車(12系・14系以降)が該当するもの。これを極めておくと、日本形車両がぐっと身近になるはず。

 無論、他の手法・技法・表現もありえます。さらには後退角が小さい場合は平面に割り切るのだって手法の内……その分すっきり仕上がる可能性もありますから。
 
posted by 関山 at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 鉄道作品(日本形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントも二晩がまんしました(笑)

1010のマッコウクジラのような、正面と屋根肩がつるんとしていて、側面が少しごつごつした感じが見事に再現できていますね。
Hゴム保持の運転席窓が窓パーツ裏返しであったりするのは、1010の表現というだけでなく、阪急の他形式との差別化という意味でも有効だと思います。

おまけの折妻表現の解説は、私にとっては永久保存版です!
10回見直してやっと理解できました(苦笑)
ヒンジパーツ2個の代わりにしては何ておおがかりな、と最初は思ったのですが、構造が理解できたら「何て合理的なのだろう!!」と印象が180度変わりました。

関山さんの秘技公開で、阪急電車がだれでもつくれるようになりましたね。
Posted by 薬師山 at 2014年05月15日 23:47
◆薬師山様
 ……コメントは我慢不要ですよ(笑)。まぁお忙しかっただけですよね。

 屋根肩は1000系列のキモですからね。側面のちょっと古風な印象も自分では再現できたつもりです。
 運転台窓は、確かに2000系列(6000系列とかも)との区別の意味で、裏返しは大正解でした。
(ちなみにHゴム窓というより、1030号辺りの枠なし窓のイメージが脳内にあります)

 なお、現在中間車1056号も出来上がってます。エコノミカル台車造ってて楽しかった(笑)。

 おまけは役に立ってくださるなら幸いです。
 構造、大掛かりに見えますけど肝心なのは「バー2本」にいろいろなものをくっつけてるということです。

>阪急電車がだれでもつくれるようになりましたね。
 阪急もそうですけど、京成とか南海とか、京急でも旧1000とか三面折妻系の制作が盛んになってほしいなぁと思ったりしています。
 あと、この手法での国鉄12系客車・14系客車辺りも拝んでみたいですね。まぁ自分で作るのもありといえばありですけど(潰しの効く汎用客車ですから……)。

Posted by sekiyama at 2014年05月16日 18:01
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