まず、ひだか様から頂いたコメントです。
「タイヤを回転させてドアを開閉させており、この位置関係の調整が少々難しいのですが、位置が決まると、これまた "ぎこちない" ドアの動きが個人的には気に入っています。」
とのこと、微妙なぎこちなさも「仕様」のようですね。無論、この種の貨車のドアのような「風情」があり、いうことはありません。
以下、動画からのキャプチャーです。

そして、するする。ばたん。

なお、電動の動力は隣のPowerFunctionの機関車から貰います。無論、走行とは別の空チャンネルを使用。
PowerFunctionの機関車なら、この種のアクションをモータ1個の追加だけで仕込めるってことです。


回転速度もそのままでは不適なようで、やや増速されてるのが印象的。
で、これが外から見えにくいように収まっていると。

モーターユニットがバーを介してクリップ留めなのは、ドアとの摩擦を最大に得るための「調整用」でしょう。
小さい作品ですが、アイディア・ノウハウ・経験が詰まっています。
大きな貨車ドアのリモコン開閉は、やっぱり魅力的ですし、イベントなどでは目を惹くことでしょう。
最後に余談ですが、ボギーの電動貨車(荷物電車)なら、動力・電池BOX・ドアオープンを1両に収めてしまうことも出来るかもしれませんね。
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…みたいなムズかしそうなイメージがありますけど、
この作例では、ユニットになっててクリップでポン!…という
明快さがあって構造が分かり易い。
水中モーター的な敷居の低さがありますね。
貨物ドアって、ちょっと開閉が固いイメージがあるのですが、
モーターの力とタイヤのグリップで動くものなのですね。
何でもやってみないと…勉強になります。
ドア開閉システムにしてはシンプルに纏まっていますよね。
クリップ留めで微妙な位置調整されているのも「なるほど」ですし。
とはいえ、複雑なベルト回しは試行錯誤の痕を感じます。苦労されたのかしら……?
それでも、貨車のドアがリモコン開閉はインパクト充分です。
PFのモータや受光ユニットが日本でも手軽に入手できるようになればこの種の工作も流行りそうなんですが……。
5月連休で自宅パソコンから離れており、チェックできておりませんでした。
G@ひたひた様のご察しのとおり、やってみたら動いたので作ってみたといったところです。
また、意外に回転が早いとダメで、減速ギアを入れている点に加えて、ドアが開いたところで機構系がなるべく見えないように収める点にちょっと時間がかかっています。
ベルト駆動は苦肉の策といったところです。
位置の調整は本当に微妙です。再現される場合は根気強くいい感じの位置を見つけてください。
ドアがちゃんと開いて閉まったら、妙な満足感に包まれますよ(笑)
やはり減速しないとダメなんですね。
ドアが開いた時見えないように……は気が付きませんでしたが、なるほど! という感じです。
位置の調整はやはりシビアですか。
ドアは自作でもいいのでしょうが、「ドアパーツ」であるのも印象に残りますよね。