
先週金曜日2月7日に発売されたばかりの「#31025マウンテンロッジ」を組んでみました。
あれ? 建物のボリューム感が落ちてて、ちょっと物足りないかな……というのが第一印象。
そこで、先代の#5766ログハウスとの比較です。

まず、純粋にスペックを見てみましょう。
#5766 350ピース。854g 価格3537円(amazon.co.jpの相場的価格)
#31025 546ピース。1015g 価格3990円(同上)
重量はインストも含むため、余り適切な数値ではないかもしれません。
しかし……パーツ数は大幅に増えています。

岩山の部分にそれなりにパーツ数を使っていて、母屋の部分が「物足りない」印象になってしまってると。
純粋に建物造るだけであった先代#5766に対して、こちらの新製品は岩山も含めて遊べるセットとコンセプトが変わっているからなのでしょう(余談ですが、岩山部分は坑道に赤い鉱石があったりで、どこかマインクラフト的雰囲気が漂います。小川とか橋なども)。
それでもまだ何かが引っかかるなら、建物の寸法比較をしてみましょう(現物を並べて比較がベストなのですが、素組の#5766は既に手許にないのです)
#5766 幅16×奥行10 高さ12ブロック分(うち壁は7ブロ分)
#31025 幅14×奥行10 高さ11ブロック分(うち壁は7ブロ分)
幅が2ポッチ狭ばって、高さが1ブロック落ちているだけ!
無論、1ポッチ幅・1ブロック幅の影響がとてつもなく大きく、それが「物足りなさ」に繋がってしまってるってことも分かるのですが。
しかし。
何処か大味・平板な印象の否めなかった先代よりも、密度感のあり引き締まった建物のデザイン。いや先代の校倉も悪くはないのですが、「もう、戻れない」と。
2013年クリエイターハウス#31012からの「色を混ぜた屋根」も大変にリアルで実感的(而して叙情的でも!。ダークレッド1色だったらこの雰囲気は出せない筈です。
問題の岩山部分は大型の岩パーツ(クリエイターじゃ異例)2個以外は新灰・新濃灰のブロック。手許にあって困る性格の部品ではありません。
冷静に考えてみると、増えたパーツ数の分のお得感はあります。
また、セットとしては高いポテンシャルを持っているとも……。




なお、パーツ的に見ると%3005 1x1ブロックのトランスライトブルーが物凄く久々に復活して6個入ってるのも注目されます。Architectureでもトランスライトブルーのプレートが豊潤に使われていますので、この色はここ暫くは使いやすい状態になるんじゃないでしょうか?

建物というより、岩山含めたジオラマ的プレイセットと割り切れれば、問答無用で傑作であり、「お買い得!」と言い切れるものです。ここは好みの問題ですね。
あとは「好みの問題」の克服も考えて見ることにしましょう……。