何でも扱っています。4.5Vトレインからスター・ウォーズにバイオニクルも!
教材用等の大量調達もお任せください

◆◇◆◇◆◇◆
レゴの「全て」を世界から。日本語日本円・品切れなしのパーツ調達!
絶版パーツ、絶版セットもOK。廉価な中古も扱。


絶版になった特殊部品が欲しい、基本ブロックや特定色の大量の調達がしたい、
とにかく「安く」レゴが欲しい……というビルダーの声にお答えします。
注文を受けてから調達を行うため、即納体制は取れません。
しかし、当店に在庫切れはございません!

カンザンブリックは、日本のレゴビルドを変えてみせます!


◆◇◆◇◆◇◆
カスタムパーツ(BBB他)・カスタムキット(ME Models)の取寄せも

2014年02月10日

【歴史番外編】カツマタ様の、古典レゴモータ使ったトレイン。50年の時を超えて。

 レゴのモーター・電気系は1966年、4.5Vトレインシステムと同時に始まったと認識されています。
 このシステムは1970年代後半までの4.5Vシステムの絶えざる改良の中で、互換性を保ちつつ、システムとしての一貫性を持ってきたとも云えます。
 そして、12Vシステムを並行しつつ、1986年以降ゆっくりと連続的に9Vシステムに置き換わっていったのでした。ちなみに現PowerFunctionも9Vシステムの流れにあると云えましょう。

 しかし、それ以前にもレゴにモーターなどの電気系が存在していました。

<画像はbricklinkより>
 #002 4.5V Samsonite Gears Motor Set 1965年?

 セット内容はクリアケースに収まったパックモーターと、同じくクリアの単2電池×3用の電池BOX。接続ケーブル。要は4.5Vですので、後のシステムと互換性はあります。但しケーブルのコネクタが左右分離しているタイプである必要がありますが。
 互換性が無いのは車軸。ぶっとい金属製のボス。1970年代まで使われていた金属製車軸とも互換性はなさそうです。

 正直なところ、これが日本に現存しているとは思いませんでした。
 それも、稼働状態で。


 まずは、動画ご覧ください。50年前の電気系が稼働しています。
 しかも、状態が綺麗です。デッドストック品でしょうか? クリアやホワイトに劣化が全くありません。コレクションとして奇跡的なコンディションと云えましょう。

 以下は、動画からのキャプチャーです。

 動力車と「バッテリーカー」。使用している歯車も#001 ギアセット(1965年)のものを使用しています。
 なお、この世代の電池BOXにはなんとスイッチがありません。動画では、ケーブルの抜き差しでスイッチ代わりにしています。

 右の白いギアが、黄色いギアを回し、左の白いギアを回しています。そこから先は1970年代後半以降の現行テクニックシステムの世界。そして車輪は2006年以降のRC/PF用という混成なのが、レゴシステムの高度な互換性を物語る。ここは感動的でさえあります。

 2軸駆動。ちなみに#002のパックモーターは、後日の4.5V(12V/9V)パックモーターと異なり1軸しか駆動しません。

 #002の箱。美品です。奥の乾電池が時代を感じさせます。

 その中身。電池BOXとモーターと、接続ケーブル。なお、セット外の電球ユニット(ヒューズ形の管球使うもの)も入っています。

 モーター本体。後の4.5Vパックモーターよりもコンパクトで、一見使い勝手もよさそうに見えるのですが、1軸しか駆動しないのはパワー不足であったかもしれません。
(9V・PFなどで自作動力造った方ならご存知でしょうが、駆動軸数1はパワー的に厳しい場面が多いです)

 それにしても、このコンディションは素晴らしいです。
 また、クリアで中の見える電気系・動力系というのも知育玩具としては効果的、魅力的なものでもありましょう。ただ、完成作品のリアルさなどを考えると、後日の青や黒になったのは致し方ないことだったのでしょうね。

 歴史の証人がまたひとつ。大事になさってください。
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(5) | TrackBack(0) | レゴトレイン製品史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんなモーターセットが有ったとは、知りませんでした。
約50年前のものが今も尚動くとは…。コンデンサも使わず、単純で有る事も今動く理由の1つかとは思うのですが、それだけで無く劣化しにくい良質な部品が使われれいるのでしょうか?
モーター1つでも、今のUSB扇風機のモーターって、マブチモーターより耐久性が極端に劣りますし、昨今耐久性よりコストが重視の商品が増えている様な。LEGOだけは、そうなってもらいたく無いものです。
白いパーツが白いままなのも、現行の白と何かが違うのかな?と考えてしまいます。ホワイトバランスの調整で白く見えているのでも無さそうですし。
YouTubeの動画を見て、昔図鑑で見たイギリスの世界最古の蒸気機関車っぽいのが、頭の中に浮かびました。
Posted by taizoon at 2014年02月11日 14:39
うわ!まさか記事まで書いてくださるとは!感激です
僕が生まれるずっと前から,レゴは子供のロマンを叶え続けていたんだと思うとやはりレゴって素晴らしいです.
今回はありがとうございました!
Posted by カツマタ at 2014年02月11日 22:30
◆taizoon様
 このモーターセットは「知られざる」ものでしょうね。
 
>約50年前のものが今も尚動くとは…。コンデンサも使わず、単純で有る事
 コンデンサは寿命ありますものね。
 さて、手許の9Vモータとか将来どうしましょ(笑)。内部に保護コンデンサ入ってますから。

>劣化しにくい良質な部品
 自分の経験上、レゴの4.5Vで不動ってケースは中古でも少ないです。
 任天堂ブロック(1969頃)とダイヤブロック(1977頃?)の列車セットのモーターは新品デッドストックであるにもかかわらず、不動(笑)。品質の差ですね。

>今のUSB扇風機のモーターって
 あれは酷いですね。直ぐ死ぬ。一週間持たないですよね。
 でも、PCファン用のモータ使ってるUSB扇風機は耐久性あります。ノートパソコンの追加冷却用に使ってますが、これはビクともしません。まぁCPUクーラ並みの耐久性はあるのでしょう。
 夏になったらamazon.co.jpリンクでも貼りますね(笑)。

 余談はともかく、LEGOの耐久性は気になる問題です。
 PFとかコストダウンはしてるわけで、気がかりではあるんです。

>白いパーツが白いままなのも、現行の白と何かが違うのかな
 1970年代前半迄の赤は、今は使用禁止の色素使ってるって話を聞いたことがあります。
 白も、昔は違う色素や素材使っていた可能性があります。
 手持ちの1960年代と特定できる白いブロックで、明らかに漂白したかの如き綺麗な白色のものはありますから。しかし、今の白は耐久性なさすぎですよね……。

>イギリスの世界最古の蒸気機関車
 納得です。トレビシック号とかロケット号とか……。


◆カツマタ様
 いや、これは記事にする必要のある内容でしょう!
 歴史的奇跡でもありますから。

>僕が生まれるずっと前から,レゴは子供のロマンを叶え続けていたんだ
 50年も前のものが、今のものと有機的につながっていて、動く!
 まことに感慨深いです。

 ところで、お部屋には1990年代のレゴラジコンとかレアなもの、他にもありましたね。
 今回の#001や#002なども含め、差し障りなければご入手のエピソードなども聞かせていただければ幸いです……(無理にとは申しません)。

Posted by sekiyama at 2014年02月12日 23:33
実は002モーターにはいろんな事情がありまして・・・
いつか僕のブログの方に記事を書きたいと思っています.
書いたらお知らせします.
Posted by カツマタ at 2014年02月13日 22:03
◆カツマタ様
> 書いたらお知らせします.
 宜しくお願いします。#002の美品って地点で物語がありますよ。とはいえ、公表しづらい事情があるようでしたらそれはそれで構いません。ミステリアスなのも「あり」って思いますから。ここまでレアな品となりますと。
(ちなみに、bricklinkだと出てこないです)
Posted by sekiyama at 2014年02月16日 04:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック