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2013年12月03日

【レゴ以外のブロック玩具】元祖Architectureダイヤブロック「国会議事堂」現存品(wayne2709氏)

 ダイヤブロックの「国会議事堂」はメーカーホームページのダイヤブロック史上も「異色のラインナップ」「超レアアイテム」扱いされているもの。発売は1968年
 メーカー自体がレアアイテム扱いしているという意味で、あまり数は出ていないのでしょうか? まぁ古いダイヤブロックの現存品自体が稀ですので(同時期のレゴと比べても現存数は少ないはず)、当時のヒット商品としても今残ってりゃ貴重品でしょう。

 メーカーホームページ
(旧コンテンツも消さないのは好感もてます。ただでさえダイヤの過去は資料がないのですから)
http://www.diablock.co.jp/history/history62.html
http://www.diablock.co.jp/diablock/about/history/1960.html
「歴代のシリーズの中でも異色のラインナップがこの国会議事堂。国会議事堂をモチーフにした商品なんて後にも先にもこの商品ぐらいではないでしょうか?」
「大量の白ブロックで構成されたこのセットには国会議事堂の建築的な説明まで記載されており、玩具というより建築模型といった趣がありました。」
(なお、2006年の復刻版はいろいろ仕様が異なるので取り敢えず保留と)

 そんな「国会議事堂」のオリジナル品がbrickshelfに上がっていました。wayne2709様のアップです。



  

http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=536949

 デッドストック品ではなく、遊びこまれた?中古品ですが、それで或る程度のコンディションを保っているのはダイヤでは稀なことでしょう。箱はなんとも言えない品格というか、重みのあるものです。メーカーが「建築模型といった趣」と言い切るのも分かる気がします。

 インストは今のナノにも共通する、見下ろし形+正面図。
 ぎっちりと隙間なく詰められたパーツはダイヤのパッケージングの特徴。
 復刻版とは違う、1×2の縦長窓!
 
 形状把握とかに関しては1968年の製品としては「非のつけようがない」です。1×2の縦長窓がこの製品の特徴ではありますが、左右の翼部では窓はクリアブロック処理であり、メリハリが付いてるのが印象的。また、すべての窓は壁面から1ブロック凹んでついており、建物として精細感が感じられますね。中央部の色硝子処理も好ましい玩具的ディフォルメに見えるのです。

 何より、箱下部の説明が泣かせるじゃありませんか! 建築として、また立法府としてのこの建物の意義を要約していましょう。

 この製品が狙った市場は分かる気がします。社会科やら建築が好きなちょっと大人びた小学生ならこのセットを欲しがるはずです(自分が小学生の時にあったら欲しいと思ったでしょう)。また、そうした子供に育てたいと思う大人もまた、我が子に与えるべきセットとして考えられましょうね。
 今の大人市場向けとは違うなかで、この企画・商品化を行った河田の良心に感激したくもなります。

 なお、1970年代のダイヤブロックには「法隆寺五重塔」も存在したことを覚えています。検索するとナノブロックの五重塔ばかりが出てきて困るのですが。

 その後1980-90年代のダイヤにはArchitecture的製品は出てきませんでした。
 しかし、今のナノブロックではこの路線は寧ろ大隆盛を奮っています。「国会議事堂」「法隆寺五重塔」ともに早過ぎる企画だったのかもしれませんが、先駆者としての意義は忘れてはなりますまい!

 最後に余談。
 あれだけ実在建築モデルを出しているナノブロックですが、未だ「国会議事堂」はリリースしていないようです。メーカー的に思い入れのある題材として「ここぞという時」のため、保留しているのかもしれませんね。
 

この記事へのコメント
山陽電車の姫路駅に隣接している山陽百貨店で、この製品が店頭に並んでいた当時の記憶があります。
あの頃の百貨店って、ものすごく豪華だったイメージがあって、良い思い出です。お客さんの数も、今に比べて遥かに多かったですし、クリスマス前のおもちゃ売り場は夢のような世界でしたね。

復刻版と違って、窓パーツが入っていたのですね。この窓、縦にくるん…と開くんですよね〜。完成状態でパッケージされていたので、組み立てとか、手間の掛かるパーツだった筈です。

組み立て説明図は初めて見ましたが、3面図は子供の玩具にしては読み解きが難しいですね(笑)…まぁ、理解出来れば、建築家になったような気分を味わえたでしょうけど。
Posted by G@ひたひた at 2013年12月04日 21:05
◆G@ひたひた様
 あ、現物を拝見されたというのは羨ましいです。

 あの時代のデパートが夢の国! であったのは自分も同じくです。あの時代、デパートはもっとあこがれの場所であった感じもありますし、一方で庶民的な場所であったような気もします。バブル経済とその後がすべてを変えてしまったのかしら……?

 ただ、先日イグ氏オフの帰りに若い方と一緒にトイザらス寄ったら、子供の頃の思い出がいきなりトイザらスだったりするので時代を感じちゃったりしました(笑)。

 今はショピングモールと、その中のクリブリやザラスが役割を果たしているのかもしれません。

>この窓、縦にくるん…と開くんですよね
 子供の頃はこの部品の扱いが苦手で、直ぐに壊してしまった記憶があります。でも仰るとおり3ピース構成のこった部品でした。

 一方でダイヤの三面図インストはそれほど苦戦した記憶はありません。二代目の3LDKセットくむのに苦労した覚えなかったですし、後日友人宅で遊んだダイヤコスモやダイヤマリンの大型基地も特に苦労しなかったような……。
 あれはあれでメリットあるのかもしれませんね
Posted by sekiyama at 2013年12月05日 00:20
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