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関西訪問その1「11月2日 阪大レゴ部(上) 遊園地ULJの模様」
「ULJ」は設営中でも「凄い!」ものでしたが、個人作品なども見所十分でした。
特にこのブログ的には、waka様の装甲列車に注視しなければならないでしょう。
この種の題材では色数を抑えるのがセオリーですが、この作品では濃赤と白のワンポイントが好ましい効果をあげています。ミリタリー系モデルの参考にもなりそう。
前面は微妙な傾斜が付けられてて、モデルに深みを出しています。
側面は大型スロープ使うことで、「装甲」って感じを強調。
足回りのガードも省略されがちですが、装甲列車には欠かせない要素。この作品では「完璧」。
列車も凄いのですが、
ミニフィグを極限的に収めるロボも高度なビルドです。最小限の空間にフィグが搭乗可能で全体のプロポーションも整っている!
JAMでも走って欲しい……と思いましたが、10幅+突出部のようなので……無理かも。
今回の催しではすべての作品に解説が付されていました。手間はかかりますがとても大事なことです。「装甲列車 輸送システム」では、
「ミニフィグサイズ(シティスケール)」を採用……。いや、いつも我々が建物や列車など大きめの題材を作るときの概念ですね。でも、これを
定義して、言葉にすることに価値がありましょう。
走行はPowerFunction。1CHを使って
砲塔の旋回も可能。マイクロモータを内蔵しています。動くものに動くものが重なるとインパクト充分。
遊園地の中を往くのも、アトラクションの一つとして魅力的。いや、ここまでリアルなメカのある遊園地は素敵でしょう。男の子歓喜!
他、waka氏のメカ作品。精細・そしてすべすべ。最近は出回りが良くなってきたオリーブグリーンのミリタリ作品はやはり新鮮! リアルロボ系の6足歩行メカに似合うのです。
注目を集めていた
「ケーキ工場」。あえて「手回し」ギミックなのが面白い。
フィグが動く、ミキサーが廻る、コンベアが動く、看板も廻る。これがすべて右方の手回し操作で。小さいながらに恐ろしく高密度な
からくり作品 でした。
注目を浴びていたといえば、awazo氏持ちこみのWedoを使った
自動踏切システム。センサー検知で遮断機が動くというもの。この辺は後日記事にしましょう。
小品ながら印象深かった「モンキーレンチ」。ウォームの回転でハーフペグが動く……これを応用すれば
マイクロサイズのアクチュエータが造れるということに! 小さな作品ですが、可能性はとても大きい。アクチュエータはモータ使ったアクションの基本ですものね。
……。
テーマ合作だそうです。変色したブロックとか、あるいはクリアイエローとか妙にリアルで堪忍してください。
最後にお口直しのキャラクターモデル各種。
これもレゴの醍醐味ですよね。ねこバスは動きもある! くまモンも可愛いなぁ。
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滞在時間は長くなかったものの、作品面でも、見せ方という意味でも、またイベント運営のという意味でも学ぶべきものの多い濃厚な見学となりました。
なかやま様、waka様他、阪大レゴ部の皆様。ありがとうございました。
テーマ合作だそうです。変色したブロックとか、あるいはクリアイエローとか妙にリアルで堪忍してください。
これに当たる画像が装甲列車になってます。
まぁ、見せない方がいいかもしれませんがww
->JAMでも走って欲しい……と思いましたが、10幅+突出部のようなので……無理かも。
夢と可能性があって面白そうです。幅6ポッチ以上に対応したオールマイティーなプラットフォームを作るのも面白そうです。
当該写真直しました。
いや、あまりのリアルティに掲載すべきではない写真だったかもしれませんが(笑)、展示されてたことは事実ですので、正直に伝えなければなりますまい(爆)。
◆K7A4様
装甲列車、内部まで撮影できませんでした。見せてもらうにしてもwaka様も多忙な状況でして。
>幅6ポッチ以上に対応したオールマイティーなプラットフォーム
幅が狭い列車が使っている時の違和感を何処まで抑えられるかがポイントになりそうです。
欧州大陸や北米のような低いホームにするというのもひとつの手かもしれませんが、日本型が似合わないって致命的デメリットも。難しいものです。
以上。
いや、そういう低いホームはオールマイティなんですが、日本形の電車が似合わないんですよ。欧州型(アメリカ形)メインなら問題はないのですが。でもJAMだと日本型のほうがウケ良いのも事実なので……。
そういえば韓国だと本線列車のホームは欧州的に低くて、通勤電車のホームは日本同様に高さがあるので、大きな駅なら「両方あり」にしてしまうのもありかもしれません。