こちら、既にいくつか優れたレポートが出ております。
レゴ道(モコ様)「[阪大レゴ部]大阪大学まちかね祭2013レポート」11/6
LEGOROBO(waka様)「大阪大学まちかね祭 阪大レゴ部展示会終わりました」11/8
レゴの家(かう゛ぇ様)「阪大レゴ部展示 勝手に一人反省会」 11/7
パンがなければレゴで…(なかやま様)「大学祭が無事終了しました。」11/7
※主宰者によって、今回の展示のキモである「ULJ(巨大遊園地)」のコンセプトについて語られています。何らかの展示などを行う上で、意識してよい内容と思います。
(無論、別のアプローチもありましょう……)
先に断っておけば、当方のレポートは
11月2日の「公開設営中」のものになります。そのため、完成版ではありません。ただ、設営中の様子も記録の一つとして価値はあるかと考える次第です。
入ってすぐに受付。300円のカンパをすると1ゲーム出来ます。上の青い矢印のところから球(確かバスケットボール)を転がし、下の「青」「黄」「赤」に転がり落ちる。
全ての役物がレゴ製。そしてレゴの全てのテーマが再現されているというまこともって
象徴的な作品。ちなみに「トレインは?」と伺ったところ、はじめは考えてたけど機関車大きすぎるので断念された、とのことでした。
動きは楽しく、
何度眺めてても飽きない。あと、それなりの大きさなのに後部補強などもすべてレゴなのですね。
大型作品の名称が「ULJ」と知れます。USJならぬULJは
「ユニバーシティ レゴ ジャパン」の略? 15分に1度、1分間の運転というのはメリハリがあって良いかもしれません。
(JAMは開催中ずっと走らせっぱなしですが、アトラクションとかの可動はレールの上走るトレインほど無茶させられないってことなのでしょう)
奥の方に大量の9Vケーブル。あとRCXがちらりと。技術的な高度さを予見させます。
レールの敷設が始まりました。単線エンドレスを2つ「呂」の字に繋ぐようです。
シンボルキャラは
「ワニ」。この意匠は至る所で効果的に使われていました。
動力系の試運転も始まっていました。キャタピラ……もとい、ベルトコンベアによるボートクルーズ(なかやま氏)。確実な動作のために、相当な調整が必要なはず。ここはさすがの主宰者と息を飲まされるのでした。
奥のコーヒーカップも回転する中で更に回転するのですから、どんな仕掛けなのやら。
フリーフォール。テーマは宇宙! ギアトレーンがインパクト十分。動いてるところを見たかったですね。
ディスプレイされた、
クラシックスペースな
宇宙船が泣かせますね! 一番大きな#936かしら? 管理人的には懐かしく懐かしくて堪りませんでした。
ショップストリートも準備が進んでいます。
ホラーハウスはアンドレ氏の大型作品。骨の飾り方とか骨のシャンデリアとかの趣味の悪さ(良さ?)がわかってるといいますか。
細部まで作りこまれています。内部構造を外して更に外したところに管理室があり、モニタとか並んでる。こんなところまでこだわってます。
waka氏の
力作「Pirates」。いわゆるバイキング。海賊テーマの装飾が素晴らしい。乗り場付近も建物として完成度高いです。なお、動作はただ振り回すのではなく、
「振れる、微妙なタイミングで止まる、絶妙なタイミングで振り戻す」を繰り返します。制御にはなんと
NXTを使っているのでした。
船底を地上側のタイヤで動かしています。実物もこうなってるんだとか。
この一角だけでも遊園地として成立していますね。テーマエリアという感じでしょうか。
レトロレゴ好きにはたまらぬ一角。小さな家も遊園地内のショップと考えると説得力があります。ワーゲンバスは物販やらせたら凄く似合う車。このあたりはかう゛ぇ氏作。
あの
レゴランドアイディアブック#6000(1980)のような街じゃありませんか! 左のショップは阪大生協レゴショップなのだそうです。遊園地内のショップというと那須ハイランドとか思い出しますね。
園内周回する汽車2編成(かう゛ぇ氏)。赤・黒共に英国系の好ましいデザイン。華やかさも適度なリアルさも備えていましょうか。
トンネルがあるために車高を抑える必要があったとか。制限ある中にPF機器をうまく収めています。顔のついたオープン客車も可愛い。
ただし、小径車輪はトラブル多かったようです。確実な走行のためには避けたほうが無難なのかも知れません(トラブル避けるって意味では、蒸機のロッドも危険要素ではあります)。
会場を離れる寸前の様子。ここまで出来上がっていました。
(下)ではULJ外の個人作品などを紹介します。これも凄いのでお楽しみに。