通貨単位がRMなので、マレーシアのサイトのようです。
(これらのセットは50RM程度……1,550円位。意外と高い?)
但し「漢字(簡略体)」も多いので、原産国は言わずもがな。なお、リンク先には箱写真や、現物の組立写真もあります。クオリティを量る意味で必見です。

建物はモジュールビル+クリエイターといった雰囲気。車は何故かRecers(タイニーターボ)系。
16×16ベースの建物は手頃な大きさと云えなくもありません。
この大きさの家で、ある程度のディテールがあり(cityの建物はちょっとプアですよね)、フィグ乗りではないものの車との組み合わせというコンセプトは古典レゴ的で悪くないように見えてしまうのがなんとも(苦笑)。
なお、家の後面が解放なのはよいのですが……床も何もなくて完全ながらんどうです。こういうところのヌケ方は流石中華クオリティ……。

丸ブロック使った壁面など、独自のセンスが光ります。クリエイター的であり、クリエイターではない何かっていう感じでしょうか。
車は……何故かフォーミュラ的なマシーン。これで出勤は無理がありすぎ。服の模様が中国の成金っぽいというのも偏見でしょうか。
残念ながら内部と後ろ側はわかりません。過渡な期待は避けましょう……。

クリエイターの大きめの家を強引に16×16に収めたような感じ。悔しいことにこのセンスが悪くないのです。70年代的なちんまりした雰囲気というか。しかして精細に見えるよう、1階の隅柱はΦ1丸プレートを挟んだこった作りです。2×6位の飾りフェンスも本家にはない部品ですね。
車はやっぱり無理のあるスポーツ系。でも中国の成金なら(略
これも残念ながら内部と後ろ側はわかりません。過渡な期待は避けましょう……。

ミニマルなサイズ、これはこれでありかなぁと。真ん中だけ1プレート下げた屋根の意匠が面白いです。煙突も精細で悪くない。大味にみえないような工夫は凝らされたデザイン。左サイドのベランダが悔しいけど好ましい配置。
車は突っ込むのやめときましょう。
==========================
そんなわけで、この種のブロックで今更物欲は励起されないものの(本家で建物作るセットに飢えてたのって10年前の昔話)、改造やらオリジナルビルドの参考程度にはなりそうな気も。
CITYやFriendsほどの手抜き感はない、かと言ってクリエイターほどの上級者向け突き放した感もない、中庸を狙ったラインは本家の70〜80年代を想起させるのもまた事実です。
なにより、16×16のコンパクトな、玩具としてまとまりのあるサイズの町並みはそれなりに楽しそうじゃないですか。
昨日の夜までマレーシアにいたので確認してくれば良かったです
このメーカではないと思いますがパチモンのブロックで昔のレゴcityにあったのと全くといっていいほど同じで箱も本家そっくりの商品が11RMで売ってました
違いといえばせいぜいレゴのロゴがないくらいで種類は警察と消防を確認しました
見たときはあまり時間もなく買えませんでしたが記念に買ってくれば良かったと今になって後悔しています・・・
あと少ない時間ではありましたがひだか式モノレールに合いそうなクアラルンプール国際空港の赤いモノレールに乗ったり市内を走ってる列車を見たり博物館やいたるところに置いてある列車なども少し見ることができました
向こうを走ってる列車もなかなかカッコイイのが多いですね
こういうのもいいな!とか思いながらみてました(笑)
1970年代に、ダイヤブロックから、基礎板1枚(10x20ポッチ?)に納めた家シリーズがありました。確か当時の価格で600円だったかと。狙いとしては同じようなコンセプトなんでしょうね。
それぞれ、色使いにテーマがあって、組替えもしやすそうなので、1セットだけでもかなり遊べそう。小物等の押さえ方もいいですね。
16x16って、競作するにも良いサイズですね。来年のJAMでは、車輌と共に1つの募集テーマにしてみたら、良作が集まりそうな気がします。
家のバリエーションも欲しいんですけど、こういう家は日本にはないので(^^;
レゴとしてはあたりなんですけど(これはレゴですらないわけですが)、ペットショップのもうちょっと小さいようなのが出てこないかなぁ、と。
僕も何か組まねばーーーーー
丁度マレーシア行かれてたところだったのですね。ただ、自分の中国での経験から言えば、意外とこの種のアイテムは気合い入れないと見つけられなかったりします(笑)。通販のほうが確実かもしれません。
(多分、日本にも送ってくれそうな気がします)
パチモノは欧米先進国・日本以外では世界的に出回ってるみたいですね。
ただ、割と「後悔」しますので、ネタ程度にとどめたほうが無難かもしれません。
なお、鉄的には割と充実?されてたようで何よりです。
マレーシアの鉄道は割とレベル高く、個人的には興味持ってます。国鉄の標準塗色がメトロライナーと同じですし(笑)。
◆G@ひたひた様
企画力はあるんですけど、本文で記した通り半端な部分も多いのです。内装なしだったり、車がアレだったり。ヤル気があるんだかないんだか(笑)。
でも、このサイズが魅力的なのは事実ですよね。
>ダイヤブロックから、基礎板1枚(10x20ポッチ?)に納めた家シリーズ
マスコットハウスシリーズかしら。自分もこれを思い出しましたよ。1977−78年頃で8種類くらいありました。好きなシリーズでしたが、例によって資料が全く出てこないのですが。
>小物等の押さえ方
ここはクリエイターとは違う思想ですね。クリエイターだとミニフィグ以外は極力「汎用部品」で表現しようとしてますから(犬とか鳥とか)。どっちが良いかは難しい問題です。
>16x16って、競作するにも良いサイズ
テーマとして考えてみます。JAMに集めるのもいいですし(ただ、事務量的にウチでの引受は難しそうですが、誰か引き受けてくれるなら?)、普通にオンラインのコンテストテーマでもありかも。
◆かう゛ぇ様
>こういう家は日本にはないので(^^;
うーん、住宅展示場だとこんなのありそうな感じかなぁと思ったんですが(笑)。色合いはもっと抑えたほうが良いかもしれませんけど。
この規格でお店があったら……というのは同感です。
とか記しつつ、クリエイターの組換ももっと突き詰められればこのパチモノ程度のことは出来うるんじゃないかとも思ったりしています。赤壁紺屋根や茶壁臙脂屋根のは1セットで、白壁臙脂屋根のは1セットから2作を作る感じで。まぁここからはMugen氏やAzur氏の出番かしら(笑)。
というわけで、レゴ的には現行クリエイターで十分頑張ってると思いますので、あとは「遊び方の提案・提唱」のレベルかも知れません。