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2013年10月31日

【組換作品】ヒンジの魔法! 13変化のパズルのような美術館(Azur様。#31012×2)


http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=535661

 なんと紹介して良いのか……。どれがメインの状態と認識すれば良いのか(笑)。
 とても楽しく、自由な作品であると申しておきましょう。このアイディアが出てきて、また実際に制作されてしまうことには驚きを禁じえません。
 13変化のパズルのような建物。美術館という設定は納得ですね。
 建物そのものが「作品」なのですから。現実の建築では無論不可能な構造ですが、概念としては十分にアートになっておりましょう。

 無論、アートといっても多くの人を突き放す前衛的なものではなく、幾つかのフォーメーションは「何処か落ち着く」定番と古典を再現しているのですね。
 しかし、時折見せる牙も……。油断はできません。

 作品の「順路」がわかりにくいのですが、これはフォーメーション1から順に見るのが正しいのでしょうね?

 取り敢えず、フォーメーション1から。「メインモデル」と認識して良いのでしょうか?
 オープンな部分のない、閉じた建物として成立しているモデルですし。
 
 三面の小さな庭に、三方向の張り出しを持つT字型の建物。縦長の窓などであったり、狭いながら作りこまれた庭であったり。これはこれでで十分魅力的なモデルです。

 フォーメーション2。F1の一角を90度広げた状態。ドールハウス的内部空間も生まれています。建物内部はアーチも効果的に使われています。折れた部分は「離れ」になっているのですね。

 フォーメーション3。南欧的な、回廊状の建物に。この地点で最初の印象からガラっと変わってきます。回廊構造はこれまで試されて来なかったですが、#31012のパーツ構成的に十分可能なのですね。

 フォーメーション4。F3を更に広げた状態。再び「離れ」が生まれました。内部は美術館の順路を思わせる感じ。ついに姿を表すのは4連のアーチ。

 フォーメーション5。内部空間を大きくとった曲げ方。囲まれた空間の安心感、左右対称の落ち着きがあります。

 フォーメーション6。左右に広げた状態で無論シンメトリーの回廊建築。凹型の、この状態は収まりが良いですね。南欧系のお屋敷のようにも見えますし。或いは「平等院鳳凰堂」の欧風版?
 個人的には第二のメインモデル?と認識したいところです。中庭でもミニフィグ遊べましょう。
 広々とした内部も遊べそうです。

 但し、内部(一番下の写真)で真ん中のぶっといタン色の縦帯が気になります。まだ、何かギミックがあるのでしょうか?

 フォーメーション7。落ち着きを見せていた(或いは、おとなしかった)F6とは打って変わって攻撃的に! 大胆に。
 でも、ラウンドに広げたところもまた様になるのです。円形の建物のようにも見えますし、小さな建物が連棟になっているようにも見えます。

 さて、F6で記したぶっといタン色の帯は今まで隠れていた大型窓でした。ついに牙が剥かれた?
 フォーメーション8。真四角の内部空間を持ちます。ここは新たな中庭とも解釈できますし、建物内部とも解釈できましょうね。
 下の方の画像にも注目です。エッシャー的な不思議な空間が生まれだしていますから。

 フォーメーション9。F8の1辺を開いた状態で非対称の魅力が生まれました。1辺動かすだけで表情がガラリと変わります。

 フォーメーション10。複雑に折り組まれた状態。よく見ると、F8の亜種と分かります。ただの変形途上とは思えぬカオスな魅力。

 フォーメーション11。これも一部を折りたたむことで、F10同様、建物内部と外部が入り混じった変わった空間づくりをしています。さり気なく基本のF1に戻っているところもポイント???

 フォーメーション12。F6をセンターで90度曲げた状態。大きく翼を広げたような造形です。これをそのまま折りたたんでいくと……?

 フォーメーション13に。F6→F12と変形させてながれが理解しやすいです。大きな窓の塔?のある、不思議な建物が生まれました。一方で幅広の回廊部は落ち着きがあります。それにしても、F1とは同じ建物に見えません。

 まさに魔法、パズル、そして建物そのものがアートなのでした。

 更に続きがあります。

 http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=535680

 オプションの「噴水プレート」「中庭プレート」を加えたところ。無論、これらも組換のうち。
 秩序を与えたり、混沌を与えたり……各フォーメーションが更に魅力を増していましょう。この手の小仕事はazur様の得意とされるところですね。

 
 それにしても、#31012の2セットでもって、レゴの建築の概念を変えてしまう作品が生まれるとは。
 いや、ヒンジで変形して姿を変える家やお城はレゴ建物の古典的要素ですが、それがここまでアートとして際立ってしまうとは。
 大げさかもしれませんが、この作品を拝見することができて「セット内組換」を提唱し続けてよかったなぁと改めて思わされる次第。

 世界が、これに影響されますように……。
 どんなArchitectureよりも、「Architecture」なのが#31012だとしたら愉快すぎますよね。
 

posted by 関山 at 23:18| Comment(5) | TrackBack(0) | セット内組換作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
sekiyamaさん、紹介ありがとうございます。

「Art Gallery」を「美術館」と立派に訳していただきましたが、もう少しこぢんまりとした個人経営規模の「画廊」のつもりでタイトルをつけました。ちょっと古風でちょっと風変わりな街はずれの画廊。小さな建物なのに一度入ったら迷子になってなかなか外に出られないのは、なぜ?…そんなイメージです。

ヒンジ3個使用=3箇所開閉は2箱組換えを始めたときからずっと暖めていたテーマでした。でも思うように組めなくて途中で諦め方向転換してばかりいました。既にお気づきかも知れませんが前作(クリスマスホーム)は3箇所開閉に失敗して2箇所開閉で折り合いをつけた作品です。

3箇所開閉で悩んだのは、ギミックが複雑な割に見た目の変化が乏しい事です。(1箱組換え2作目で中庭が出現したような楽しさが生まれてこない…)今回完成できたのは、向かい合う二つのヒンジがぶつからないようにする仕組みを思いついたからです。ヒンジを開状態にしたときに生じる1プレート分の凸を吸収する「へこみ」を壁に作ることでF13が可能になりました。この仕組みを思いついたときは、すぐにでも建物が完成出来そうな気がしたのですが、その後も試行錯誤が続きました。

今回のビルドは、組んでいるときも完成後も、これで良いのかな?なんだか間違っているみたいだな?という不安な気持ちが、ずっとつきまとっています。建物が乗った4つのプレートはヒンジだけで連結した状態なので物理的に不安定で崩れやすいのに加えて、ヒンジを開閉する度に建物の外側と内側が入れ替わるので平衡感覚が狂ってくるのです。デジカメで撮影しているときも、画像を編集しているときも、何番目のフォーメーションのどの角度の画像なのか何度も混乱しました。(肉眼では見えている遠近感が画像だとつぶれて重なるせいですね)

なんとも説明に困るへんてこな建物を作ってしまったのですが、sekiyamaさんに各フォーメーションを詳しく解説していただいたおかげで、やっと腑に落ちたというか、これで良かったのだ!という気持ちになってきました。「楽しく自由な作品」と評してくださってありがとうございます。

フォーメーションは13パターン提示しましたが、これには異論があるかも知れません。
@F7を独立した型としましたが、F7を1つの型と認めるとF6とF8の間に中間形が数限りなく存在することになってしまいます。でも、重なって閉じていた大窓のある壁が第三のヒンジを開いて出現する瞬間をとらえたF7の画像が好きだったので、敢えてフォーメーションに加えました。
AF2・F3・F4・F9・F10・F11の6つの型にはヒンジの開閉を左右逆転した型が存在します。しかし内側の階段の有無以外は同じ建物構造で、屋根も壁も窓も画像的に変化が見えないので省略しました。
BF9からF10に動かす途中で正三角形の中庭が出現します。これを1つの型にするかどうか迷いましたが、真上からの画像は綺麗な正三角形がみえるのに横方向からの画像では屋根や壁の重なりが綺麗にみえなかったので省略しています。

各フォーメーションを9分割して表示した画像について、真上からの画像はすべて表示していますが、横方向から撮した画像は角度によっては、画像的に美しくない、他の角度から撮した画像と酷似していて新鮮でない等々の理由で省略しているものもあります。これからは正確にパズルの解を求めるならばすべて網羅すべきでしょうが、あくまでもレゴの組換え遊びなのでアバウトな表示で御容赦ください。

長文失礼しました。
Posted by Azur at 2013年11月01日 19:04
最後から四行目訂正します。
×「これからは」
○「これらは」 
失礼しました。
Posted by Azur at 2013年11月01日 19:17
◆Azur様
 美術館というのは当方の誤解でしたね。申し訳ないです。
 ただ、広げた状態だとかなり立派な規模になるので、「美術館」って印象を受けてしまったのでした。無論「画廊」という感じもありますよ。

>小さな建物なのに一度入ったら迷子になってなかなか外に出られないのは、なぜ?
 このコンセプトは、納得です。
 濃厚なほどにテーマ性を感じる作品ですね。

>ヒンジ3個使用=3箇所開閉
 一箇所開閉箇所増えるだけで、建物の形状のバリエーションが対数的に増えていくのが面白いですね。
 これがあたかも魔法のように感じられます。

>向かい合う二つのヒンジがぶつからないようにする仕組み
 小さな工夫ですが、これが無限の可能性を拓いたように思えます。
 F13があるかないかって大きな相違になることでしょう。

>不安な気持ちが、ずっとつきまとっています。
 製作中は常に不安は抱えているものですが、完成後も「不安」というのは、この題材の「魔力」かもしれませんね。平衡感覚が狂ってくるなんて……。
 ……それほどに深い作品なのではないでしょうか。

>やっと腑に落ちたというか、これで良かったのだ!
 フォーメーション毎の解説は冗長になるかと思って掲載するかどうか迷ったのですが、記してよかったです。というか、自分も解説を書いて文章化することでやっとこの建物が理解できた感じです。

>@F7を独立した型としましたが、
 これは十分にありでしょう。中間形態ですがインパクトは相当にありますから。
 中間形態は確かに無限にありえますが、その「代表」がF7ってことでしょうね。

 最後に、画像を分かりやすい形で選別・編集して下さりありがとうございました。
 この見せ方も含めての作品と思った次第です。

 なお、もし未だ作品残っているようなら、一度現物を拝見したいものです。
(流石に無理かしら?)
 
Posted by sekiyama at 2013年11月06日 11:52
>もし未だ作品残っているようなら、一度現物を拝見したいものです。

そろそろバラそうかな?と思っていたのですが…(焦)
たとえ崩しても画像をたくさん残したので再現は可能ですよ!

いつかお披露目の機会があったら嬉しいですが展示や運搬には不向きな作品かも知れません。テーブル上に置いてヒンジを開閉するのは問題ないですが、持ち上げて動かすときには細心の注意が必要です(塔の周辺&ヒンジ周辺が特に危険)。F1の形に整えて、タイルで分割している屋根やプレートを数カ所仮止めして、さらに32×32の基礎版に乗せて運んでいます。

開閉式は建物の変化が楽しめるし、撮影したりドールハウスとして遊ぶときにも、内部が見やすくてレイアウトが楽にできるので好きですが、建物強度は重箱式の方が優れていますね。

Posted by Azur at 2013年11月07日 17:09
◆Azur様
 無理申して申し訳ないです。
 でもまぁ再現するよりは、同コンセプトの新作を拝見したいような気もします。ですので、無理して保存されなくても大丈夫ですよ。

 輸送時はF1が安全なのでしょうね。ヒンジは元来2本以上使うべきところを1本で済ませているわけですから、強度は確かにヤバ目ですかも。

>建物強度は重箱式の方が優れていますね。
 これも納得です。「コ」と「ロ」じゃ強さは全然違いそうですし。
Posted by sekiyama at 2013年11月07日 21:20
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