
朝は6時台の始発から福井鉄道を追っかけました。
さて、参考にしたのは「濃いぃ時刻表」の在来車運用表です。
朝は3運用(毎日)。午後〜夕方(休前日運休)1運用。が、2009年の情報です。信じるかどうかは自己責任の世界。
夜は田原町での留置あり。
でも、意外と福井鉄道大型車(在来車)の運用に関する具体的な記述って他にありません。それほど固定運用されてるわけでもないようなので情報として記述しにくいのかもしれませんけど。
先に記しておけば、この日は朝方は2運用・夕方は2運用でした。朝は1運用減、夕方1運用増。
朝方は田原町行きのみで福井駅前に寄る運用なし。
夕方は逆に福井駅前発着中心(1824発と1854発)の模様でした。
そんなわけで、昔の情報では田原町での夜明かしをして一番電車になるとのことで、早朝に田原町まで行きますが、空振り。止まってたのは岐阜の連接車が2本。客観的に見てかっこ悪いどころか、寧ろ魅力的な部類の電車ですが岐阜でも福井でも相対的に見ると地味に見えちゃいますよね(岐阜の時は510とか750来ると当たり、新型来るとフィルムの無駄みたいな酷いことしてました)。
でも、平日なら待ってれば確実に200形は来るはずなので、市内路面区間のロケハンかねて駅前から鉄軌分断点迄歩いてしまいます。


ところで、200形は全編成、パンタ側にはヘッドライト真下に前樋が追加されています。昔の写真にはありませんでしたので、1990年代以降の改造でしょうか? お陰でパンタ側と非パンタ側では微妙に雰囲気が違い、パンタ側は厳つい印象になっています。
なお、200形で奇跡的と思うのは「ヘッドライトが白熱灯」ってことでしょうか。シールドビーム化を逃れてきたのは、やはり美観上を意識……したなら嬉しい限りですが。

今後増備するなら、1編成は203と同じく、旧急行色にしてみてはどうかしら? バスだと新型低床車に昔ながらの塗り分け……それこそボンネットバス時代からの……ミスマッチは魅力にもなっていますが、その電車版があってもよい?

田原町行電車はデッキ付近はかなりの混雑。通路も立ち客いる模様であり、安易に大型車運用を減らせない事情が伺えるようでした。

この時間帯の200形の運用は駅前に寄ってくれないのでゆっくり撮れないのが辛かったです。
いやわかってりゃ田原町に張り付いてたんですが。あの駅はあの駅で木造駅舎が魅力的なシチュエーションですし、ちょっとえち鉄に浮気できるメリットもありますから(笑)。
さて。
この日の計画は、朝ラッシュ時は福井鉄道で撮りメイン。
その後10時くらいから未だ乗ったことのない小浜線を東舞鶴まで往復で乗り鉄という暇つぶし(ついでに言えばきっぷの元トリ)。夕方福井に戻ってきて今度は福鉄の夕ラッシュ時輸送を狙うという流れ。
敦賀まで出るのに、武生まで福井鉄道で200形に乗車もしたかったものの、稼働してた2編成(202・203)のうち乗ろうと目論んでた2本目がなんと「回送」で武生方面に下ってしまうという悲劇。

昔の運用表にはない田原町→北府?間の回送。
やむなく武生までもJRでの移動。おなじみ521系。なんか身近に感じられてきました。
武生では少し歩いて北府まで。車庫で何カットか撮影。ここでさっきの203編成が入庫中。この日の稼働はもう無さそうと諦めモード。

2013年というよりは1983年でも通じる雰囲気ですね。流石に1973年だと方向幕が不自然ですが。24年前の初訪問時、この検修庫内で200形に冷房つける工事やってました。「撮ってけ撮ってけ!」とやたら念押しされたこと思い出します。
この庫は建て替え話も聞きました。この組み合わせ撮れたのは幸運だったかもしれません。
ところで、610ってどれほど稼働してるんでしょうか? パンタは上がってて、塗装はピカピカではありますが。この日の稼働は見ていません。web上でも200形ほど写真は見かけませんし……。

ところで、検修庫。やっぱり味のある建物ですね。左右非対処の不揃いさが模型にはないリアルといいますか。


一時期福井鉄道に行く気がしなかったのは、全面広告車は収益上致し方無いとしても、600や610の趣味の悪さに辟易したのはありました。最初から今の色だったらなぁ。

<続く>