
それでも、作品の魅力は十分すぎるほどに伝わってきます。特急電車に似つつも微妙に縦長な「顔」。カーブスロープによる丸み表現のスマートさ。絶妙な塗り分けラインの表現。スカートの台車マウントも「きちんと走る」ことの裏付けでしょう。
ちらりと見える側面。小窓も含む特徴的な側面が再現されていますし、青に黄色帯という欧州めいたカラーリングがレゴという素材との相性の良さを感じさせる。
圧巻は架線関係の試験車らしい賑やかな屋上機器。観測ドームや投光器。
製作中なのかもしれませんが、完成が楽しみな作品です。
キヤ190・191形についてはこちら。
架線(及び信号の)試験車であり、電車のような形状をしているものの、その「検測対象」が非通電でも使えるように「気動車」という珍車。
1974−76年に3編成が製造。全国各地を巡って活躍したものの、後継車(やはり電車形状の気動車)の登場で2008年までに廃車されています。
それにしても。
「9」や「4」の付く、試作車・試験車・各種事業用車の作品も充実しつつありますね。プロトタイプは古今共に形状的に面白いものが多数。web時代なら資料を集めるのも容易いこと。
何より1−2両で完結しているものが殆どですから、もっと作られても良い題材かも知れません。
いいですね〜!この流れ!
キヤ191は直近制作リストに入っていましたので、やられた感もありますが、
どんどんいって下さい!と、応援したい気持ちの方が遥かに大きいです。
キヤ191って、裾絞りも無くて、作り易そうに見えて、実は誤摩化しが効かない難しい題材なんですよね…
なのに、サラリと出来てますね。特徴を良く捉えていると思いますし。
1x3カーブスロープで電気釜フェイスを作る発想は出て来ませんでした。
やっぱり色々な人が作る作品って面白いですね。参考になります。
JAMで色々刺激を受けて、今風の編成でも…と思ってたのですが、
やっぱり国鉄型はいいですねw
いや、自分も幾つか事業用車(電車)で画像検索してしまいました。まだまだ魅力的な題材が手付かずですよね。
キヤ191、ここまで断片的な情報なのに、1枚の画像の情報量が凄く濃いです。出来の良い作品ってこんなものなのかも。
>1x3カーブスロープで電気釜フェイス
自分もこの発想はなかったです。
>やっぱり国鉄型はいいですねw
馴染みありますものね。思えば国鉄時代はすべての形式の特徴とかデビウ年とか把握できてましたねぇ。