Azur様の組換作品の続編です。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=533700
マウンテンロッジ、三階建。建物サイズもモジュールビルに近いもの。
特徴は建物裏表の表情を大きく変えている片流れ屋根と、ピロティ部を構成する大きなアーチ。
インテリアも作りこまれており、一階は厨房とカウンター(カフェテリア風)。ピロティ挟んでダイニング。 二階は客室ですが、それぞれがメゾネットタイプになっているのに注目です。
細かいところですが、こんな意匠がそれっぽい雰囲気を出しているのですよね。山荘にモダニズムはちょっと「レトロ」な感じで似合うものです。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=534074
こちらは「幼稚園」。予想もつかない題材です。でも、巧い。
開閉式の建物デザインは、「2セット」シリーズの中では一番好みです。アーチ使った破風の処理と、専用部品がないのに違和感のない屋根の角処理が印象的。開閉によって発生するスペースもピロティとして処理しているのも巧みではないでしょうか。
広げて正面から見たときは、破風の4連窓と二階の小窓の並び方が揃ってて美しい。1セットでの通常組換モデルでもこのデザインは参考になりますね。
幼稚園バスも標準装備。制約多い中できっちりバスらしい造形になっていましょう。パネル窓や飛行機窓がこのセットに入ってたらより完璧なものになったでしょうが……。
広げた内側。このモデルでも、元来は地面用の大型プレートが上手く二階で使われていることが分かります。回廊と吹き抜けが開放的。右手の「車庫」が仕切られ、またその仕切がどこか華やかなのもこの題材にふさわしいと云えましょう。
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マウンテンロッヂは1箱使用4作目コテージの意匠(外階段・建物の真ん中に大アーチ)をモジュラー風に仕立てました。階層の接合をすべて外せるようにできたので満足しています。重箱式は開閉式と比べて内装の写真が撮りづらいですね。
幼稚園は2箱使用3作目で「大きな建物を作ろう!」という気負いが少し和らいだのか楽しく組めました。園バスはフィグを4体乗せることと、車庫に収まる高さ&長さにすることの2点のみに集中しました。園庭表現の「おまけ」で作った2人乗りブランコが密かに気に入っています。(ペグ初使用&ちゃんと揺れます!)
次作は駅です。
ロッジは、確かにあの作品の面影も留めておりますね。インテリア作りこむなら重箱式は必然であり、よくぞ頑張られたと思います。#31012組換は重箱・開閉「どっちもできる」のが魅力と思います。
幼稚園は、このセットの2箱使用としては適切なサイズにできたのかも知れませんね。良い意味での自由さを感じます。園バスの車庫への収容は見事だと思います。コメント失念しましたがブランコも出来良いですね。ペグは使いこなすと楽しい部品ですし。
次回作も期待しております。