湿っぽいのは嫌だ、という故人の遺志を反映した催しとなり、2時間はあっという間に過ぎて行きました。
故人に関するいろいろなエピソードを伺い、改めて偉大さとお人柄、そして「身近さ」感じさせられました。
……でも、悔やみっぱんしでは仕方ありません。亡き後のレールを磨くのは残された我々の仕事でしょう。
さて。
注目されるべきは、レゴジャパンがこうした会を催してくださり、またファンを40名も招いて下さったこと。時折、レゴジャパン及びTLGに苦言も記してしまう弊ブログですが、あの会社がファンを大事にしてくれることには(また私のようなものも通してくださることには)感謝して止みません。

香港から来て下さったシュナイダー氏制作の直江氏立像。ひだか氏とともに参加される予定だったbrickfairの名札とともに。brickfairへの参加は、日本での大型イベントへの視察という意味合いもあったそうです。
また、私としての心残りは、今年のJAMにもお招きしていたのに、それが叶わなかったことでしょう。
でも、一つだけ解消しておいてよかったことがあります。
以前のエントリ。
「【考察】レゴ日本上陸50周年……朝日通商・不二商時代のこと」 に記した、日本発の公式ビルダーの件、直江氏の元記事が4月1日投稿であったことで、「これはエイプリルフールでは?」との疑いも持っていたのです。
でも、生前にあの記事についてお伺いした時に、「いや、エイプリルフールじゃないよ」との返答を頂くことができました。ここが分からないと本当に心残りのままだったでしょう。
故人のご冥福をお祈りいたします。
そして、会社とファンの理想的な関係・架け橋がこれからも維持されますように。