とはいえ、brickshelfに上がってくる組換作品は結構久々です。
しかし、どちらも新鮮味があり、まだまだ#31012の組換アイディアは無限であることが分かりましょう。
◆legomaneitaliano様のモジューラーサイズの家
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=532549
初の? 国外からの作品です。
モジュールビルサイズへのアレンジは少なくないのですが、これはえらくすっきりと、良く言えばストイックな印象です。屋根は普通の形状で、側面はフラット。
表面はドア上の、レンガブロックの使い方が文字通りのワンポイント。
でも、パーツ数のあまり具合とかちょっと気になります。
まぁアーチとか入ってるから目立つように使いきらなきゃいけない、ってわけでもないんですが。
◆Azur様のフレンチレストラン
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=533235
Azur様の久々の組換作品です。それも#31012を2セット使用。
おそらく次期モジュールの「パリジャンレストラン」に刺激を受けたものか……? それはともかく、サムネイルの第一印象は「言われなきゃ#31012の組換に、見えない」の一言。
大胆な陸屋根。最大限にボリューミーな容積。この面で一つの究極を目指しておりましょうね。組換モデルでは持て余しがちなベース用の大型プレートを生かしています。
それ故に、大きな内部容積が確保でき、大きな吹き抜けのあるエレガントな空間が実現と。
回廊に床のモザイク、ステンドグラス。ポイントを抑えています。緑色の部分は植栽というよりはモダンな装飾ボードという趣でしょうか。
外見では大きな出窓、そして並んだアーチが目を惹きます。
お馴染みのライトアップもダブル仕様。明るさ華やかさも増すってものです。
それにしても、2セット使用はまだまだ可能性が広がりそうですね。
不足しがちな屋根スロープもたくさん使えるわけで、そちらからのアプローチも楽しそうです。
【関連する記事】
legomaneitalianoさんのモジューラーサイズの家は
#31012メインモデルを素直にモジュールに組み換えた建物ですね。
私の組換え5作目は、いろいろ凝りすぎてしまったために、
モジューラーサイズに出来なかったのだとわかりました。
今回のビルドは、次期モジュール情報もさることながらJAMの影響が大きいです。
JAM以来、大きめ建物を作りたい…という気持ちが高まっています。
でも#31012は756パーツで10000台モジュールは2000パーツ超ですから約3倍。
一足飛びにチャレンジするのは厳しいので、
前段階として#31012の2セット(1512パーツ)組換えしようと思いました。
ヒンジ4つを使った出窓、大アーチ2つ並び、大きなステンドグラス&モザイク…
2セットの豊富なパーツを贅沢に使って意匠をできるだけ盛り込んだ結果、
大容量の真四角な建物になりました。
屋根パーツと出窓は相性が悪かったので陸屋根に仕立てました。
2セット使用で出来ることをいろいろ試してみたいです。
次回はモジュールビルを作るつもりです。
http://www.flickr.com/photos/salvobrick/9485300242/
こちらは組換えではありませんが、もとの意匠の完成度をあげた感じです。
装飾が細かくなると、よりモジュラーらしい雰囲気になりますね。
legomaneitaliano氏の作品は、良い意味で無理をされてない印象かもしれません。また追記での屋根角度を変えたモデルはより完成度が高まっていると思います。
(とはいえ、#31012というセット自体は33度屋根ゆえの魅力が大きいのですけれど)
Azur様の作品は、大きな建物へのチャレンジという目的があったのですね。その意味で「ボリューミー」という第一印象は間違ってなかったのだなぁと思う次第です。
それにしても、建物で1512ピースというのは珍しい?かも知れませんね。クリエイターとモジュールの間を埋める意味で、クリエイター複数使用というのはもっと考えられて良いのかも知れません。
>2セット使用で出来ることをいろいろ試してみたいです。
楽しみにしております。
可能性は大きいはずですから。