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2013年08月11日

【作品紹介】G@ひたひた様のED77 901。新技法・新表現盛り込みの機関車

 (こちらが)忙しい中で試作され、コメントつける間もなく完成していた感じです(笑)。
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 この種の交流電気機関車作品もED75を中心に多々作られてきたものでしたが、これは新技法・新表現が盛り込まれた作品。

 先方の記事(製作中。こちらにしかない写真も幾つか)

 先方の記事(完成版)

 ED77は実物の印象が薄い機関車です。両数少なめ……といっても16両は製造されていますが(1965・1967-70)。活躍が磐越西線に限られ、特急など派手な牽引実績がないからかも知れません。
 廃車も早く、1993年までに全廃と。

 詳細こちら(wikipedia)

 スタイル面では、ED75を引き伸ばし、運転台窓周りがすっきりした形状が特徴。足回りはやや強引に二軸中間台車が挿入されていました(B-2-B)。この車軸配置の機関車はゆったりした全長の事が多い(ED72やED76、ED78など)のですが、ED77は詰まってみえるのが今から見ると特異に感じられます。

 901号機は、元ED93 1という試作機で、これをED77増備に合わせて改造・改番したもの。
 もと非貫通型ゆえのちょっと傾斜のついた前面窓。そして屋上の大きなペントハウス状の機器ケースが特徴でした。



 新技法のパンタグラフ。たたんだ状態でのプロポーションと、上下を繰り返しても壊れない強度の両立を狙ったもの。

 彫りの深い、誇張感のある前面ディテール。庇を1ポッチはみ出させたからだと思うのですが、下部ステップなど全部がこの表現なので、違和感がありません。この彫りの深さは雪国・北国の電機らしさを盛り上げます。901号機では印象的な前面窓の傾斜は割愛されていますが、そのかわり貫通扉の張り出しが大きいので「らしく」見えるのですね。

 そして圧巻は屋上機器。ペントハウスとその前後に飛び出たガイシのインパクト! ペントハウスは左右サイドで見た目が違うのもポイント。機器箱類はタイル・ポチスロ仕上げですっきり。
 

 印象的な車体の組み方。ルーバーだけでなく、モニタ窓部分も横組。またルーバー下の1ポッチ幅分も横組。これによって横組を前後と整合性の取れる偶数幅にしています。
 この応用で、ED77量産車やら、ED75も作れる……とのこと。


 印象的なのは中間台車の「ダミーへの割切」ですね。
 実物の中間台車は動力台車より明らかに小さいので、普通に作るとED77というよりは「EF77」に見えてしまう可能性さえあるわけです(笑)。かといって小径車林は「鳴く」問題もあります。
 この割切、応用範囲も広そうです。なによりルックスも優れるメリットありますし。
 
 ルックスというと動力系も省略されています。飽くまでダミーの動力入客車・貨車に押されての運用。このおかげで足回りは格段にリアルになっています。トレインモーターにこだわるとホイールベースなどどうしても不利になりますから、この思想は間違ってはいないでしょう。

 この作品も、今後の流れを変える力を持っていそうです。
 
posted by 関山 at 12:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 国内の作品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
吊り掛け音を聞きながら新しい50系客車に揺られた事は、結構最近のような気がしていたのですが(笑)記事を読んで、廃車から既に20年も経過している事に驚いています。スイッチバック駅も廃止されているのですね。なんだか寂しいです。

台車のホィールベースは一応、トレイン動力にサイズを合わせているのですが、PFだと、バッテリーがどうしても0.5プレート床下にはみ出してしまうのです…。

量産型だと、エアフルタのピッチを1プレート広げて…説明が長くなるので略(笑)…、風吹けば桶屋が儲かる的に、PF化が可能、という結果になっています…あくまで計算上ですが。

量産型は901よりも全長が800mm長いので、2ポッチストレッチする事になりますが、構造上、乗務員扉後ろにシワ寄せが来るので、全体バランスはやってみないと分からないです。

もう少し早く取り掛かっていれば、磐越西線の重連貨物列車が再現出来たのですけどね。
Posted by G@ひたひた at 2013年08月11日 20:45
モニタ窓部分まで横組みされるとはまったく思いつきませんでした(というか考え付きもしませんでした)。ED75は作ってみて2台残っているのですがG@ひたひた 様の横組みを参考にさせていただいて、楽しんでみようかと思います。
Posted by satoatsu at 2013年08月11日 22:05
ED77いいですね♪
中間台車の表現におどろしました。
これはプラのタイヤでしょうか?
PFはレールが扱いやすいし同時運転も容易ですが、どうしても積み場所に悩みますよね。
Posted by SUU at 2013年08月11日 22:34
>satoatsuさま

横組がマイブームなのです。
順組の普通さに違和感を感じるまでになっている困った状態です…
この組み方は、横方向に、プレート単位で調整が出来るので便利です。
動力化が今後の課題です。

>SUUさま
中間台車はゴムのタイヤです(笑)
4幅車や、大型飛行機セット等に入ってる一番小さい物です。
車用のホィールを使わずに、1X1丸プレートを2枚重ねた物をホィールとして使っています。(ピタリと収まりますよ)
Posted by G@ひたひた at 2013年08月12日 14:38
◆G@ひたひた様
 50系客車が真新しく見えた……という時代に羨望を感じる管理人です。
 まぁあの時代と旧型客車に比べて「ハズレ」だったのでしょうけど(笑)。

 ホイールベースは確かにトレインモーター装着できる寸法ですね。ただ台車枠の形状に制限ありますから、ダミーが有利なのは事実かも。
 PowerFunctionが不利な車体形状は難しい部分ですね。これはうちのED72も同じですが。

 でも、量産機でPF化可能というのは俄に信じられません……。中間台車がダミーなのが有利になっているのでしょうか?

>バッテリーがどうしても0.5プレート床下に
 余談ですが、電池BOXの下カバー無で使ってみるのは如何でしょうか?
 0.5プレートは稼げます。

>2ポッチストレッチ
 かなり外観イメージ変わってきそうですね。それはそれで楽しみだったりもします。

 ED77クラスの重連って、中規模機の重連って感じで他の車種にはない魅力がありそう。いつか実現楽しみです。)
 
>横組がマイブームなのです。
 トレインの必須技術……という感はありますね。#10233じゃ公式採用ですし(笑)。


◆satoatsu様
 ED75を作られていたのですか、いつか写真見せてくださいね。
 
>モニタ窓部分まで横組み
 ルーバーは横組み、モニタは1×2プレートって作品はみた気がします。その意味でモニタ窓も横組みというのはインパクトありましたね。


◆SUU様
 そんなわけで、ゴムタイヤだそうです。うちの札幌市電でもダミー車輪に使ってます(笑)。
 PowerFunction機器の搭載は、パズル的な面白さもあるもの事実なんですよね。
 9Vにはない楽しさは確実にありますよ。
 
Posted by sekiyama at 2013年08月12日 19:57
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