意外と何方も手を付けて来られなかった(10年くらい前にsuu氏のJR九州 赤特急がありましたが)、国鉄485系電車です。日本国内、旭川から西鹿児島までを制し、鉄道玩具の定番中の定番※。正しく、王道。
※:1970−80年代、特急電車では485系が製品化されるケースが多かったのです。プラレール・スーパーレール・ミニミニレール・あと、リマのNゲージ等。




http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=532028
いきなりの5両編成。クハ−モハ−モハ−サロ−クハ。2M3Tなら無理もありません。
先頭車は貫通形200番代。なんと先の681系についで貫通路の開閉ギミックまで仕込まれてますとは! この空間にですからすごい精度。
その他、先頭車だけに注目しても注目点がいっぱい……。
帯が上下入れ替わる部分の複雑な横組。
正面の特急シンボル(三面スロープ使う、この手がありましたか!)と、側面のJNRマーク。
よくぞ収めた、と言える24ポッチ級! 世界観がmazta-k氏の683系と揃う由です。
精細なAu13クーラー。ここまで精細な表現は初めてじゃないでしょうか?
屋根肩のポチスロ処理。新濃灰では珍しいですね。やっぱり理想的な表現です……。
側窓は横組。現行の2×3パネルサイドサポート有が「窓らしさ」を持っています。
側ドアの微妙な「凹み」。実にドアらしく。

反対側の先頭車は非貫通の300番代。微妙に表現も異なっています。地図タイルはヘッドサインっぽいですね。あと、上部も含めてライトは3灯が点灯!

モハ484の屋根。パンタ2基と集中式クーラー。そして高圧機器群。ガイシや配管など。
このあたりも、溜息の漏れる美しさ。

花形といえるのが、「サロ481」。グリーン車マークはいろいろな表現?がありましたが、これが一番それらしいですね。この見立ては思いつきませんでした。
クーラーがこの車だけAU12。AU12の表現も多くの方が試されてきましたが、このスマートさも印象的です。
王道題材は、実にリッチで精細な表現を満載してやって来ました。いや、ディテールも素晴らしいのですが基本造形もしっかりしています。
今年のJAMの花形になること、間違いありません。
それにしても。
今回は間に合わないこと承知ですが、いずれかはサシ481であるとか、クハやクロのバリエーション展開(国鉄末期の改造車など、把握しきれないほど種類ありますよね……)にも期待したくなります。
485系という題材は、王道にして底抜けに奥も深いのでした(笑)。
ショートスケールながら、作りが細かくて凝縮されていますね。濃厚です。
ショートだとどうしても取捨選択を迫られるのですが、(例として拙作683系4000番台で言う4号車の車掌室の窓を割愛、多目的室を優先など)、バランスよくできていると思います。
ライトもばっちり決まってますね。
ご紹介有難うございます。
資金と時間があれば、モハ1ユニット2両(M-M')、更にはサハを加えたい所ですが、5両でご容赦ください。
200番台は、お遊びで同じく貫通路の開く前作と連結して撮影してみました…。
某店でパーツ購入した際にオマケパーツで付いていた金色三面スロープを見て、「こんなパーツも有ったんだ」と思うと同時に、特急マークに見えて見えて仕方なく「これを活かせる485系を作ってみよう!」と云うのが事の発端です。
天井のAU13は、苦心しました。思うがままに作ると巨大になったり。「乗せてるだけ」な構造ですが、直線試運転はクリアしました。AU12クーラーは当初予定になかったサロの車体を組んだ後、AU13を作るにはパーツが不足。在り合わせパーツでそれらしいものを何とか作りましたので、無理矢理感も漂います。
実車は長きにわたり各地で活躍し、色々な特急を思い起こされるかとは思いますが、「雷鳥」イメージで地図タイルです。JAMでは関山様の、あの153系ブルーライナーと競演させて頂ければ、懐かしの東海道大阪口辺り、mazta-k様の681系と競演させて頂ければ、北陸特急として最期迫るシーンが…と思うところです。競演、是非共宜しくお願します。
関山様が書かれていますサシも是非やってみたいです。他バリエーションも簡単なところでは、ヘッドライトを4灯にして1500番台はじめ色々考えられますね。
JAM迄には、個人的に気になっている点を極力潰して臨ませて頂きたいと思います。
冗長なコメント、スミマセンでした。
mazta-k様
前回の運転会で、「やってみたい題材」としてお話してました件、JAMを目標にペースアップし、ここまで辿り着きました。モチベーション面でもJAMは有り難いですね!
競演、宜しくお願いします。
全然レゴに見えません ヘッドマークも青色なので雷鳥に見えますよ
まさしく花形特急ですね。
はじめまして。
コメント、恐縮です。
ryokuchakuma様のE7系と、「北陸速達電車の昔•未来」のご縁ですね。
JAMでも、宜しくお願いします!
ショートならではの濃厚感、同感です。
取捨選択の上手さも同感ですね。
きっとmazta-k様の作品と良い並びになると思うのです。
◆taizoon様
いえいえ、この5両編成で十分なボリュームです。
この上にモハユニット他……まであると圧倒的すぎですよ。
200番台の演出はやはり良いものですね。こうしたギミック大好きです。
>オマケパーツで付いていた金色三面スロープ
あの部品から逆に、485を思いつかれたとは……。発想が逆ですね(笑)。でも、良い方向に結晶したと思うのです。オマケが開く縁ってあるものなのですね。
AU13は拙作でも搭載車ありますが、ウチは大きめに作って数を減らして調整しています。小さいサイズで数を積むほうが大変ですから、あのディテールも含めて凄いと思った次第です。
AU12は間に合わせなのですか? いや、狙って作られたものかとばかり。でも、結果的に編成に変化は出るわ、AU12そのものの新表現生まれるわで良かったとおもいます。AU12キノコ型も使える範囲広いですものね。
485は自分もイメージは「雷鳥」ですよ。1964年に雷鳥でデビウしておりますし、雷鳥からの撤退が485系の歴史の中では「事実上の終焉」という感じがしたものです。
無論、ブルーライナーとの競争はやりたいですね。
>サシも是非やってみたいです。
>他バリエーションも簡単なところでは、ヘッドライトを4灯にして1500番台
1500番代って発想はありませんでした(苦笑)。でも意外とインパクトありますよね。
あと、ボンネットはやはり難度高いでしょうか(笑)。個人的にはパノラマグリーン国鉄色も好きだったりします。末期の定番でしたし。
485系は複数編成造って、相互に編成の中身入れ替えてもン倍に楽しめそうな気もします。
>モチベーション面でもJAMは有り難い
皆さん、そんな感じで盛り上がっておられますね。
自分も直前ながら、制作熱上がりまくりです(笑)。
◆ryokuchakuma様
ヘッドマークは本当に「雷鳥」に見えますね(笑)。
花形特急、というのも同感です。まだ特急が特急らしかった時代の車でもありますし。
でも、まぁ乗ってみると今コレで特急料金取るなよなぁ……って感じだったりはするのですけど。ましてや後継の681/683辺りはクオリティすごく高いですし。
でも、「くびき野」みたいな快速ならギリギリありかしらん。
そんな束エリアからも消滅の気配がちらほらと……。
先頭の地図プレートだけは何ともコメントし辛い(笑)。
485系は補助前照灯のデザイン上の存在感が大きいのが分かりますね。
スタイリッシュでおじゃれ……という電車ではないと思いますけど(笑)、時代が一周りして、あのスタイルも魅力的と思得るのは事実です。また、taizoon様の造形解釈も貢献しておりましょう。