先方の記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/yakko35_21/54132425.html

「寸法は48×96ポッチ。この位の寸法なら持ち運びも可能。
留置線3本を配しています。奥の1本は事業用車両や廃車待ち車両の留置線となっています。」
とのこと。
イメージは1970年代前半の電化支線区(飯田線や身延線辺り?)の小さな機関区という感じでしょうか。物凄く、「空気感」が出ています。
その要因に、大量のタイル・プレートで処理された地面のチカラは大きいでしょう。機関区内ではよく見られる、地面にレール埋め込んだ処理や、そこの縁のゼブラ模様も存在感が大きいのです。無論、機関車を引き立てる舞台としての控えめさも。
奥の留置線の草生した感じも堪りません。こういう側線には救援車(得てして古い荷物車の転用)が似合います。めったに動かないから、こういう定位置が合うと。
木製の架線柱も如何にも支線区のクラらしい。梁は緑から濃緑にされるとよりそれらしくなりそうです。
時計塔も印象的です。手すりの精細感が堪りません。

EF58は団臨でも牽いてきて、一休みしているところでしょうか? この渋い色調の中では一段と映えますね。
写真はこの角度から見ると、ちょっと小じんまりと見える? 而してAP様のフルスケール機ですから、実際に目の当たりにするとインパクトのある規模なのでしょう。
(逆に言えば、ショートスケール合わせならもっと敷居は下がるはず……)
地面と架線柱という要素で成り立つセクションレイアウトですが、その程度に抑えているからこそ機関車を引き立てる舞台にもなるのでしょう(実際、見慣れた?既存作がより魅力的に見えるのです!)。
そのバランスも素晴らしい。
とはいえ、ここに繋がる機関庫や詰所……1970年代の国鉄的雰囲気の……も拝んでみたいものです。