
まずはメインモデルに組んでみました。
当然ですが、組んでて楽しい。疲れない、退屈しない。
パーツ構成など見ればわかることですが、組は全て真面目なブロック組。柱上や板状の手抜き部品は一切ありません。こういったところはクリエイターのブレないところ。
ただ、家系のインストはそろそろ下から全てを組んでいくのんじゃなくて、「建物の筐体を作る」→「エクステリアの造園工事」→「インテリアの小物を造って配置」という順序に改めても良いと思うのは自分だけかしら? 本物の家建てるのと同じ順番のほうが感情移入できますし、インスト通りじゃなくてオリジナルで何か作るときもそんな順番ですしね。
ちなみに、Friendsは既にそうした手順になっています。

大きな窓を強調したモダンなデザインは初出ではなく、2008年に「#4996 コテージ」がありました。屋根の造作や吹き抜け、ロフト、二階のベランダなど意外な共通点があります。大きな窓から室内を魅せるデザイン。当時、名作と讃えられたもの。
#31012はこの流れを汲んでいるものと考えられます。
そして、5年分のパーツやデザインの進化を感じさせる内容になっていると。

植物は汎用部品。クリエイターはこれが標準。
以前は「草花や木の部品入れればいいのに」と思ってましたが、最近はこちらの表現に慣れてしまいました。もし草花部品にしたら「手抜き!」とか批判しちゃいそうです。
地面は基礎板ではなく大型プレート。基礎板と違ってタイルやプレートは剥がしにくいので、「ブロックはずし標準搭載」は当然の配慮と云えましょう。一家に一個どころか、一家に10個くらいになりそうな勢いですが、それだけあって困るものでもないですよね?
地面に話戻せば通常グリーンではなくブライトグリーンです。最初は抵抗感のあった色ですが、製品全体を明るく見せる効果は大きい。慣れてくると批判しにくいです。
車は賛否が別れるところ。もうちょっと自動車用の汎用部品使ったほうがスマートになると思うのですが。カーシャーシやマッドガード、1×3の車ドアならバチは当たらないと思うのですが。
車の造形自体では、軽スポーツカー……ビート辺りをイメージしてるのかしら? 大き過ぎないのは嬉しいです。

開閉式なので、開いた所。
悪くはないのですが、オマケモードという感じですね。窓が全く無いのでちょっと要塞然とした佇まい。まぁ現実の住宅建築でも北玄関だとこんな感じですが。

開いた所。裏側。こちらのサイドはドールハウス的に見栄えがします。1978年のミニフィグ以降の世代にとってレゴの家は「ドールハウス」ですから、この眺めはやはり心地よい。
クリエイターハウスで開閉ギミックはメインモデルでは実は初採用。1970年代的と1980年代的と「一粒で二度美味しい」メリットは商品アピール上も有益なはず。今後も積極的に採用お願いしたいところです。
今回から採用のロック機構は「あって便利、とっても便利」です。
なお、車庫とリビングが繋がってしまう造りなのは、組んでみると意外と気になりません。まぁビート乗ってるようなエンスーさんなら理想な作りかもしれませんし。

建物の裏側。つるぺた。但し窓が4つ有るのは嬉しい。
個人的には好きではない軒と壁がツライチの作りですが、この面に関しては已むを得ないでしょうね。広げた状態で破綻するよりはずっと良いですから。

室内灯点灯。
これまでレゴ製品で使われてきたライトギミックの中で、もっとも効果的な使用例じゃないでしょうか? それ程に点灯時に見栄えがします。ライトそのものは屋根に埋め込みですが、クリアの照明器具に当たることで反射・拡散することで恰も照明器具自体が自光しているように見えます。照らしだされるインテリア。アーチや片持アーチの梁も強調されます。
また照明器具は固定ではなく、揺れるように取り付けられているのもポイント。

2階部分だけを外しておいたところ。これだけで別荘風の建物に見えてしまう。
33度の屋根スロープはクリエイターハウスでは珍しい採用です。45度よりパーツ数削減できるメリットもありますが、このセットに関してはマイナスの印象は皆無で、新鮮さがプラスになっていましょう。
二色混ざりなのも効果的で、平板な印象になるのを防いでいます。
最後に問題点として。車庫の全長が短く8ポッチ長さの車しか収容できないこと。
これなら完全な屋内ガレージ諦めて、車の後ろ半分だけが収まるような形にして、浮いたスペースを母屋の水回りなどに使うレイアウトでも良かったんじゃないかと思うのですが。但し、飽くまで「クリエイター」ですから、ユーザーがそうした不満は解消すれば良いのですよね。
と云うわけでメインモデル素組でさえ、かなり満足できる製品。
日本での実売が5000円ちょっと、というのも美味しすぎます。USでの実売が70ドル税別というのは高いなぁと思いますが……。でもまぁ6500円でも満足したでしょう(笑)。
勿論、2ndモデル用にもう一箱が欲しくなりますし(近々決行予定)、このセットのパーツ活かしきっての「セット内組換」も楽しめそう。パーツ数的には「二棟を建てる」とか「モジュールビル規格にする」ことだって出来ちゃいそうですから。
そういえば、#31009も名作。今のレゴの家は大小共に恵まれすぎ。



安くなるまで待とうとも思ったのですが、
このコスパの良さ、現状の価格のままで十分におトク感がある、というか、
新鮮なうちに買って組んでおいた方がいいですね。
普及して、ネットや店頭で見慣れた頃になると、
やはり印象や価値観が違って来るんですよね〜
最近、そういう事も結構大事だと思うようになって来ました。
組み易いし、強度は十分だし、
何より室内灯がイイ!
ウチのリビングは薄暗いので、点灯すると、
夕方の風景のようですごく魅力的です!
これで街が作れれば、数倍の魅力になりますね。
トレインも照明付きの作例が出て来た事ですし、
目指したいですね、夕景や夜景の奇麗な街!
早速組まれましたか。室内灯は「当たり前」なギミックなのですが、でも「当たり前」がえらく気持ち良いのですよね。私も時々スイッチONして悦に入ってます。
>これで街が作れれば、数倍の魅力になりますね。
ライトブロック1個で、割と大きな家の中も照らせるものですよね。既存の建物への組み込みも含め、すごく可能性は広がりそうだと思います。
>夕景や夜景の奇麗な街!
以前は夢のまた夢でしたが、今は現実に近づいてましょうね。電池代も今は安いのですし。
>新鮮なうちに買って組んでおいた方がいいですね。
レゴ製品も商品サイクルが短くなって来ましたから、確実に「旬」というものが出てきちゃった感はありますね。その良し悪しはなんとも申せませんが。
でも、「箱で積まない」限りは、新製品を勢いで買って組んじゃうのもストレス溜まらなくてよいものです(笑)。
今は製品クオリティ的にも、価格的にも(笑)、レゴは買いどきだと思いますよ。
10年ほど前の無残なラインナップではありませんし。
特に、この#31012はオススメ度が高いです。セット元来の出来も良いですし、セット内組換の幅がほぼ無限大です。1セットでかなり長く遊び倒せるんじゃないでしょうか?
ちなみにウチだと、レゴは常に「必要なもの」です(苦笑)。