関西のオフ会?で撮影されたと思しき、taizoon様の作品・コレクション群。

灰レール時代の4.5VトレインをPowerFunction+BBBホイールミドルで「再生」された作品です。古典的外見と、現代的機能を併せ持つ。
yone氏他の「4.5Vのオリジナル機能保持」という保存も有意義且つ楽しいものですが、この方向性も十分に有りだと思うのです。
(註:レゴのいいところは、必要に応じて「オリジナル」にも復元できること)
4.5Vの製品に無理なくPowerFunctionが組み込まれていることに驚かされます。電池BOXはテンダー搭載なれど、一体何処にモーターと受光ユニットが仕込まれてるの? と。もしtaizoon様がこの記事ご覧でしたらご教示お願いしたいです。
外見に影響すること無く組み込まれたであろう、PFモーターからの駆動系も気になるところですし。
動輪はオリジナルからBBBミドルに換装されることで、サイドロッドも可動にしています。ロッドがつくとまるで高級品12Vのようですね。バッテリーカーに影響されないのもPF化の役得でしょうか。
(方向転換とストップの機能を持った、4.5Vバッテリーカーの存在意義は否定しませんが)

後ろの貨車に電池BOX搭載で、PowerFunctionが不向きな小型車両もこうして実用可能。何より、足回りが自由なのはPFのメリットでしょう。「赤車輪に黒い台車枠」というセンス有る組み合わせもPowerFunctionならでは!
さて。
かう゛ぇ様の所でも触れられておりますが、こうして4.5V風なPowerFunctionを見ていると、この「可愛い」雰囲気の製品ラインがやっぱり欲しいなぁと思ってしまうのですね。無論、12Vの流れをくむ「格好いい」列車群(CITY及び、10000代)が揃っている今だからこそ言える「贅沢」なのはわかっておりますが……。
受光部が死角になる角度が多い様に思えますが、普段のさほど広くないスペースであれば、特に気になった事は有りません。(受光部がもう少し出た他の作品でも、さほど受光性能は変わらない様な…。)個人的には、「これでも意外と使えるものだな」と感心しました。
動力系は、Mモーターでスピードとトルクのバランスを考慮して、変速比を設定し、極力小型にした(つもりの)ユニットを放り込んでいます。
動輪周りについては、BBBホイールミドル(粘着性能アップの為、溝切りしてミニ四駆パーツのOリング装着)、ロッドに至っては自分で半分の厚さに切断したテクニックリフトアームと云う、社外品+魔改造の荒技です。ロッドの厚さに拘ったのは、手持ち設備の建築限界故で、その制約さえ無ければ1/2厚で無くとも良かったのですが。
コメントありがとうございます。
brickshelfに上げられたとのことで、掲載されたらまた記事にさせて頂きますね。
キャブ内で後ろ向きという受光ユニットの配置は理想的だと思いますよ。バッテリーカー繋いでいる側は目立ちにくいですし。かう゛ぇ様のDD91や、拙作のClass08も同じ配置だったりしますし。実際、これでもコントロールできますよね。
>動力系は、Mモーターでスピードとトルクのバランスを考慮して
これは期待です。詳細画像を早く拝見したいです。
個人的にはMモーターは減速なし等速で使うのが好きなのですが、減速比が気になります。
ロッドは1/2厚の供給が良くないのが困りものですね。それゆえ、この種の魔改造は否定する気になれません。やはり1/2厚じゃないと外見も整わないでしょうし。
また、BBBミドルは魔改造されるならホイールベースの短縮もなさってみたら如何でしょう?(フランジレスタイプ裏面を削る) 蒸機の足回りがかなり引き締まって見えるかも知れません。
ガチな4.5V/12Vコレクターな人も含め、この世界観が好きな方は沢山いらっしゃるようです。
ですので、この流れ、今後も楽しみにしております。
動力の減速比ですが、20歯ベベルギア(ダブル)→12歯ベベルギア(ダブル)→20歯ベベルギアですので、試行錯誤の末、結局等速に辿り着きました。速度重視にすると、牽引力が不足したり。ギア比の調整、苦しくも楽しかったです。
フランジレスタイプ裏面を削ってのホイールベース短縮は、ナルホドです。BBBホイール、軟質素材なのですが、意外と削るのが大変なのですが、その内試してみたいです。
今回、棚の検閲はそれなりに時間がかかってしまってますね。何だか申し訳有りません。
やはり等速でしたか。減速はやったことあるのですが、ちょっと遅すぎ物足りない、って感じですものね。
BBBミドルフランジレスの裏側削りは最初に入手した時にやっちゃいました(笑)。L形カッターで地味に削ってください。とはいえ、ガチで硬質な素材なテクアーム削られた方なら、楽勝だと思います。
brickshelfはディーゼル機関車が上がって来ましたね。おいおい記事にさせてください。