◆gras1様の、ポーランド国鉄の二階建て通勤客車



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=485825
今時の欧州の「通勤型」客車。8幅フルスケールで二階建てですから相当にでかいモデルです。
なお、運転台付き客車でプッシュプル運転もできるタイプ。よくみると運転台が表現されています。
スロープの使い方が大胆で、迫力あるビルドであるのは素晴らしいのですが、シールに頼っている箇所が多いのはちょっと残念。でもまぁ緑のトレイン窓はさっさとリリースしやがれと思う部品の1つですね。
◆junkpile様の シカゴの高架電車(「L」)



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=485886
シカゴの高架電車「L」の現用のステンレス電車。6幅のステンレスカーで、何処か日本の通勤電車にも似た、馴染みやすい題材ですね。
(もう4年も前になる管理人のアメリカ旅行ですが、高架電車と通勤列車とインターアーバンのあるシカゴって街は本当に精神的に落ち着く街でしたね(笑))
ライト周りのディテール・凹凸の付け方が電車作りの参考になります。
◆ussnegreli様の、貨物駅ジオラマ



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=486022
道床の表現まである、本格的なジオラマです。但し、この規模なら「何とかなる?」という希望を持たせてくれますね。この種のジオラマにお気に入りの車輌を飾ったり、写真撮影ベースにしたり。憧れます。
駅舎部分は屋根の飾りが洒落ています。また、アーチ型のドアの使い方も巧い。
黄色い壁というのは日本人的には使いにくい表現なのですが、この作品だと茶色と組み合わせることで、すごく落ち着いた雰囲気を出しているのですね。
◆Co1ossus様撮影の、レゴユニバース関連のレイアウト



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=486505
コンセプトがいまいち不詳なのですが、何かの展示用でしょうか?
ほぼ畳1畳分の小型レイアウト。この大きさなら「何とかなる?」という希望を持たせてくれますね。無論フル編成とかは無理で、小編成や小型車で楽しむという方向性になりましょうが。
この作品に関しては「良い意味」で鉄道系の人が作ったものでは無いようで、大胆な形状の建物や空中庭園が雰囲気を盛り上げます。樹木も文字通りに華やか。
ポップな新型車両……LRTや三セク気動車辺りが様になりそうです。
◆plasticfantastic様の、西ドイツ国鉄110形電気機関車



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=486949
サムネイルではレゴに見えない? 7幅のフルスケール作品。
プロトタイプは1950年代西ドイツの汎用電機で、今も使われているのでしょうか? 濃青の車体は重厚で美しい。
ただ、気になるところはあります。7-8幅スケールの作品では留意しなければならないと思うのですが、足回りと車体のバランスがあんまりよくなく、ちょっと短足に見えるのは惜しい。あと、二枚窓半流線型の表現は良いのですが、側面方面の丸み(ラウンド要素)は見事なのに、垂直方面の傾斜(スラント要素)が省略されているのも残念。
流線型の感じ方なのですが、欧州と日本では違うのでしょうか……? あちらの解釈だとEF58辺りを前面傾斜なしで作られるんじゃないか……というのは杞憂かしら?
ともあれ、優れた作品だけに、惜しいのです。7幅フルスケールは存在感・重量感も有るはずですから。
◆同じく、plasticfantastic様の、西ドイツ国鉄150形電気機関車



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=486946
こちらもサムネイルだとレゴに見えません(笑)。2011年頃になってやっと希少さが薄れてきたダークグリーンのボディは美しいですね。但し、問題点は先の110形と同じです。
このモデルでは、足回りのC-C車軸配置再現するためにPowerFunctionで自作動力になっているのも特徴。テクニックは奇数幅規格だ……と最初に云われたのがどなたか失念してしまったのですが、5幅で纏められた「動力ユニット」は合理的で、美しいです。これも7幅車体の約得かもしれません。
PF-Mモータ2基ですから、かなり力強く走ることでしょう。
◆dakke様の、ベルギー国鉄の1860形電気機関車



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=486800
8幅の大型モデル。箱型の現代の電気機関車は前面のスラント感の表現。屋上機器。あと床下機器もまた表現のポイントになりましょう。スマートな車体と、意外とごついままの台枠のアンバランスもこの種の電機の特徴でしょうね。
その意味で見るべきところの多いモデルです。スラントした前面の左右の黄色部分はどうやって固定しているのかしら? 黄色の手すりが斜めになっているのもまた印象的。
斜めタイルで「如何にも、箱」という雰囲気で纏められた屋上機器や、やはりごつい雰囲気な台枠もいい感じです。
ただ、それだけに先にも触れた7-8幅作品ゆえの「短足に見える」問題が惜しい……。車輪そのものを大きくするのは難しいですから、台車と車体の間を空けるとか、自作台車枠で台車周りをゴツくする、などの解決策が考えられましょうか?
この作品はなかなかの完成度を誇ってると、私は思います。特に違和感は無く、仕上がりも良くまとめてあると感じます。ちなみに今でも現役に動いています。色は上赤、下灰色ですが。
以上です。
110形未だ稼働しているのですね。えらく長寿な機関車なのですね。今の塗り分けはイマイチだとは思いますが。ドイツの車輌は今のものはすごく良いのですが、古いものを下手に今風にしたものはお世辞にも褒められません……。
この作品は、サムネイルだと良いなぁと思ったのですが、拡大してみると自分の110形のイメージと違う感じです。全体のクオリティが高いだけに、車輪などがアンバランスに見えてしまうのかも知れません。