今回は2011年の9月くらいの分ですから、復習という感じで。
◆ timgould様のウエスタントレイン



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=483475
2011年の作品です。茶色の機関車がすごく精細。かつ6幅におさめていてバランスも良い。窓のアーチとか、炭水車の縁の丸みとか凝ったデザインも魅力。
2013年観点では、#79111のディテールアップの参考になりましょう。
客貨車もまた魅力的。アーチ型の窓が優雅ですが、アメリカの古い旅客車(客車・電車)ではよく見られる表現です。窓の「ガラス」にトレインドア用のガラス使っているのも名アイディア。
台車のイコライザーはテクニックアーム1×3ですが、雰囲気出ています。トラス棒もこの種の客車には必須ですね。
これまた、#79111合わせの客車作りの参考になりましょう。
◆Lisqr様の、ゴールデントレイン



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=483225
これもアメリカ形古典列車ですが……なんと主要部分をすべて金色パーツで作り上げたもの。流石にメッキではなく、成形の金ですがそれでも凄い。客車の側面は金色タイル貼り。
実物ではありえない金色の汽車に違和感感じないのは、鉄道模型の真鍮地肌仕上げとか見慣れてるためでしょうし、この作品もそのあたりを狙っているとみました。
ロッドがあるのはよいのですが、炭水車なしなのはちょっと残念です。
◆peterab 様の 西ドイツ国鉄103形電機



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=483093
有名な機関車であり、これまでも多くレゴで作品化されています。
この作品は7幅が特徴。また、前面窓はキャノピーの下にクリアブロックを入れて、窓が小さくなりすぎないようにしているのが特徴です。パンタもリアル。
それだけに、足回りが車輪むき出しが残念。
◆Flash様の ビッグサンダーマウンテン



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=482522
これも古典アメリカ形……なのでしょうか? 浦安にもあるビッグサンダーマウンテン。このモデルは走行は考慮されていないディスプレイモデルですが、機関車・貨車、そしてレールも含めて雰囲気が出た作品です。



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=482521
こちらはジオラマ全体です。飽くまでテーマパークのアトラクションではありますが、この雰囲気・スペースの切り取り方は鉱山ナローの小型レイアウト作る際には参考になりましょう。ブロックを横向けに積み上げたような山の作り方がユニークで、そして「らしさ」を出しています。
◆ludo-soete様の欧州系大型貨車各種



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=132143
左からカバードホッパー車、屋根開閉の有蓋車、屋根開閉の有蓋車別タイプ。
屋根開閉の貨車は「開閉ギミック」にこだわらなければ、かなりリアルなものが作れるのですね。この辺の割切りをどうやってつけましょうか……?
どちらもツルツル側面とポッチを意図的に出した妻面のバランスも面白い。
カバードホッパー車はホッパ端の補強のカーブが優雅。アーチ部品使いこなしてます。
◆teflon様の鋼製アーチ橋



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=484203
テクニックアームをペグ接続した、ある意味本物と同じ作り方といえる鋼製アーチ橋。この作り方は憧れます!
長さはレール14本分くらいあるようです。ただ、列車の重量に橋が物理的に耐えるかどうかは未知数です。ちょっと華奢に見える?
◆Kivi21様の客車



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=484201
高騰しがちなトレイン窓ではなく、家用の「新規格窓」を用いた客車モデル。窓周りが明瞭・近代的な印象になり、これはこれで悪くない?
それにしても、東欧あたりに有りそうなカラーリングが美しい。灰色塗装とも、ステンレスやアルミ車体とも取れる表現ですが、白と青が絶妙の調和。
◆Dan42BR様のオーストリア国鉄の蒸気機関車 78形



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=484706
車軸配置2−C−2の大型タンク機関車。動輪直径的に旅客用か?
PowerFunction機器内蔵で自走可能なモデル。機器レイアウトは機関車前方にPF-Mモータ、中央部の重心下げた辺りに電池(充電式の方)、後部キャブ内に受光ユニット。このレイアストは拙作のドイツ国鉄78形と同じですね。参考。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=451531
まぁ、他に答えはないでしょう……。
ところで、オーストリアの蒸機は「動輪だけ」赤いのですね。足回りすべてが真っ赤なドイツとは違った趣がありましょうか。
こういう作品を見てると完成度の高さに毎度驚かされますし
早く自分も作品を完成させたい!と思っちゃいます
(この前やっと車体傾斜装置がうまく傾いて
やっと一歩前進したって感じです)
作品を見てると参考になる点がたくさんあります
関山さんの作品・国内の作品紹介ももちろん楽しみですが
海外やbrickshelrの作品紹介記事も楽しみです
ところでSLに客車や貨物をひかせて
鋼製アーチ橋とコラボしてほしいとか思ったのは私だけでしょうか?(笑)
車体傾斜装置は調整とかかなり大変そうですね。
海外作品紹介はお役に立っているようで何よりです。実は自分も「気になってる作品」のインデックス的に使ってたりします。やはり頑張りませんと。
鋼製アーチ橋は「何時かの課題」ですね。
トラス橋は簡易なものが既に手許にありますし、斜張橋は巨大なものが近々お見えするはずですし(笑)。