



http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=525393
martin8721様の貨物駅作品。
カラーリングや雰囲気が、とても1970年代末から1980年代前半的なビルド。雰囲気も当時の「上級基本セット」の作例を大きく拡大したような感じ。よく見ると使用パーツもこだわりがあり、あの時代に存在した部品のみで構成されているのですね。線路も12V仕様です。
あの時代を知るものとして、正しく、懐かしい。
何より嬉しいのは、サイズが64×64の基礎板に収まっているところ。このスペースにレール走行のクレーン・自動車との積み替え設備・サイロ?・二階倉庫のある一般貨物ホームをすべて詰め込んだ密度感! これだけのものがモジュールビルディングと同じ体積になっているとは。
この種のジオラマは大きければ、或いは今様の精緻精密でなければ……という固定観念を吹き飛ばすパワーも持っていましょう。
また、狭い空間に詰め込まれているのは中世都市的でもありますし、或いはラピュタの鉱山都市を思い出される向きも有りましょう。

貨物駅、作りたくなって来ませんか?
流石に70−80年代的コダワリは現在では却って敷居高いですから、今風の部品・技法で小さくまとめるのもありかなぁと思ったりします(赤+青ではなく、ダークオレンジ+ダークブルーでも良いのでしょう。要は無理せずに手に入りやすい部品で!)。
貨車とか入換機関車とかを引き立てる、良い舞台になりそうです。
レゴ=高級 といった時代にタイムスリップしてしまいますね。
ボイラー室と煙突が遠景として、とても効いているモデルだと思います。
2階大扉から滑車で吊るして…というのは日本ではあまり見かけませんが
手前の移動式クレーンの造作といい、立体感がいいですね。
1970−80年代の魅力というのは「レゴ=高級」の感じにあるのかもしれませんね。まぁ、ここは難しい問題もいろいろありますが。今の大衆に媚びてるけど割安なレゴもありがたい存在ですし、その戦略だからこそ、既に報じられてる売上や市場の大幅拡大につながってるのですから……。
って話はともかく。煙突はたしかに効いてますよね。滑車もあの時代なりの表現なのがコダワリですよね。狭い空間の利用として理にかなっていますし。
クレーンほか、全体の立体感が素晴らしいのも同感です。レール付き移動クレーンは1970−1990年代前半のレゴ貨物駅の定番で、何時かは作ってみたいなぁ。
古いのを再現するのはなかなか大変って関山さんが書かれてる通りで。
martin8721さんの棚を見てきましたがコレクションの写真にある#7760とか、ツボを押さえたキットにびびっときました(^^
カフェコーナーとグリーングローサーの前をロンドンバスが通ってるとか好きなんだなぁ、ってわかるのがいいですね。
僕もロンドンバス作ろうと思いました。
確かに今となっては青い窓枠はレアですね。屋根の青は「濃青」が代替と見るべきなんでしょうか?
>古いのを再現するのはなかなか大変
コレクション的こだわりを持っているなら別として、取り敢えず形にしたいなら現行品のほうが敷居は下がりますからね。無論、前者の方向性は素晴らしいです。予算と熱意、あとは嗜好の問題って思います。
(自分は人気のない70年代の古い窓枠部品大好き……苦笑)
あと、ルートマスターは作ってみたいですよねぇ。日本での運行実績もないわけじゃない(右ハンドル!)っていうのもポイントでしょうか。