
一時期、「新製品レビュウのEurobricks」というイメージありましたが、最近はちょっと頻度落ち気味かな……と思っていました。
が、久々に興味深いCity6幅車のレビュウが上がっていますので紹介。
http://www.eurobricks.com/forum/index.php?showtopic=78305
元記事こちらへ。写真多数。

シール依存に見えて、シール無しでもそこそこ様になる造形です。

一番興味深いのは、旧製品との比較でしょう。1プレート車高を上げることで、キャブとシャーシの間に1プレートが入り、前面の平板な印象がかなり和らいだことがわかります。
また、旧製品では若干気になっていた、前面の横組み部分と側面との接合の違和感も(主原因は白い3幅のプレート)解消されています。
バックミラーの取り付けは好み分かれそうですが、今度の製品の方が車体幅からのはみ出しが少なくなっています。
#60016タンクローリーは、2013年新製品の中では2005年辺りのデザインを引っ張ったちょっと古臭く見える製品と思っていました。が、こうして先代と比較してみると各部の進化が分かるというもの。
余談ですが。この品はイギリス18ポンド、アメリカ20ドル(税別)、ユーロ圏20−23ユーロ(税込のはず)、オーストラリア30ドル(! 高!)もします。実は日本のamazon.co.jp実売1836円って世界一安いのかもしれません。
というより、日本以外が最近は値上がり傾向ありますよね……。
ところでキャブオーバー車メインの展開ってのは北米よりも欧州の香りが漂っているのですが、レゴ社的に欧州市場を強く意識している野ではないかと推測されますが、どうなんでしょうかね。
北米ではキャブオーバー車は「雇われ人の車」って意識が強く、個人時業種なんかはボンネットトラックを好むという話もあるようですね。まぁ、実際はキャブオーバーもいっぱい走ってますが。
製品的には4幅でガラクタ出されるよりも、6幅できちんとパーツが入ったモデルのほうがはるかに良いですね。
スケールが気に食わなければそのパーツで好きなもの作ればよいわけだし。
最近は車ドアが待った苦労せず手に入るようになって夢のようですよ。
ドアが付いたころから進化が始まったというのは同感です。6幅というフォーマットを使いこなせるようになってきたともうしますか。
車ドアの入手性が良いのは有難いです。基本色はなんだかんだで殆ど供給続いていますものね。
まぁ個人的には中間色の車ドアもっと出し惜しみせずと申したいわけですが(笑)。そりゃ贅沢か。
>4幅でガラクタ出されるよりも、6幅できちんとパーツが入ったモデルのほうがはるかに良いですね。
確かに! 実際1990年代末の末期街シリーズを知っているかたの発言だと重みがありますよ(笑)。あんなの出されたら悪夢です。それに比べたら、大味感のあった2005-6年ころのCityだって神シリーズじゃないかしら。今は良い時代なんだと思います。
デザインが欧州向いてるというのも、納得といえば納得です。
とはいえラインナップはボンネットキャブもオーバーもどっちもありって感じですよね。バランスはとっているのでしょう。
アメリカだとキャブオーバー少ないのは同一見解です。特にトラクターヘッドは例外なくボンネットでした。車を置いておく場所の制約が少ないのも理由かもしれませんね。スタイルだけではなく、メンテ上でもメリットありましょうから。
余談ですが、Cityでも「トレイン」は2006年からどのセットも欧州系デザインなんですよね。これは冷静に考えたら凄いことなのかも。