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2013年01月13日

【昔のレゴ】「1975年日本版カタログ」デザインも文章も垢抜けた一冊!

 所有するTom様より、転載・掲載許可いただけましたのでbrickshelfに掲載致しました。

 感想、コメントは以前の紹介記事のものも参照ください。
【記事紹介】「子どもたちは、なぜ、レゴで遊びたがるのでしょう。」〜tom様の提供の「1975年版カタログ」および
【記事紹介】続:TOM様提供の1975年版日本語カタログ。トレインにテクニック、いや「汽車」に「モービル」です。
 全16頁カラー。印刷箇所は不明。
 この年は1974年まであった価格表示が無くなりました。無くなったままというわけではなく1979年には復活しています。この後も価格表示はあったり、無かったりで今に至ります。


 表紙。、1974年に引き続き「レゴ・ファミリー」が押し出されています。建物は基本セット仕様の33度スロープと、ブロック屋根のもの。樹木はこの頃から採用の三角の針葉樹です。
 手前の汽車は基本セットで作ったものか? トレインシステム仕様ではありません。

 キャッチフレーズは
「レゴには、遊ぶたびに新しい発見があります」
 また、右上LEGOロゴ内には「考える力をつける レゴ」とも。

 虹は七色ではなく、当時のレゴ製品の箱にも使われていた「基本五色(黒・白・青・赤・黄)」を表してるのでしょう。
 1974年比較で、えらく垢抜け、モダンになった印象です。これは中身にも共通。
 1980年代にも通じる、レゴの新しい時代が始まる予感を感じさせるのですね。


 2頁。
 白バックに明朝体が実に上品。カタログ類はこのデザインラインが1980年代まで続いた印象があります。

 「子どもたちは、なぜ、レゴで遊びたがるのでしょう。」
 お馴染みのレゴの概説頁。1974年の教育ママ御用達な雰囲気というかまるで香具師の口上のようなのから、随分とソフトタッチに。此れ位がいいのですよね。

 「ブリック2つで何通りの組み合わせがあるか……実に30数通りもあります」。の下りは、さり気なくレゴの数学的奥深さを示唆しているような。また
 「レゴで遊べば、ことばではうまく表せないものを、なんでも表現することができます。」
 こちらは言語的な可能性を提示しているようにも感じます。大げさに解釈し過ぎかもしれませんが。

 頁下には1974年に引き続き「A」「B」「C」「D」のグレード表示。
 実際にモーター等の入る「D」は6歳小学生以上向けって感じがしますが、さて。


 3頁。デュプロ。
 この年からセットが全面刷新されています。
 縦型のパッケージが印象的。あと、何処か優しいカラーリングも。


 4頁。基本セット。
 1973年からのラインナップ。#1から#8まで。箱には例の「五色ロゴ」あり。
 遊んでいる子供たちを押し出したデザインは1970年代に共通です。この写真もだんだん色使いなどが垢抜けてくるのです。


 5頁。引き続き基本セット/レゴ・ファミリー
 1974年版と文章を比較して欲しいのですが、日本語としてずっと整った綺麗なものになっているのが印象的。
 「ご自分の自由な創造力で、なんでも作ることができます。」が1974年版なら、こちらは「…つくりたいものが なんでも組み立てられます。何を組み立てるか、それは想像力しだい。」
 キャッチコピーとしてどちらが適正か明確。言語感覚が直訳的ではなくなり、日本人が読んで不自然でなくなったのが1975年版の特徴の一つなのでしょう。

 レゴファミリー(ホームメーカーフィグ)は牧場・乳母車・ヘリコプターが追加されています。同じページに掲載の基本セット的なビルドとの相性は確かに良さげです。


 6頁。人形の家シリーズ(ホームメーカー)。
 子供部屋セットがラインナップに加わっています。
 「黒」「白」「赤」の物凄くシック、かつモダンなインテリア。ベッドのチェック模様も綺麗。


 7頁。レゴランドの車などの小箱。
 この頃になると、製品の入れ替わりも減ってラインナップもおちついてきます。このラインナップの多くは1978年の街シリーズリリースの直前まで店頭流通していた記憶もあります。
 
 さて。
 1975年製品の特徴は「旧ミニフィグ」が車系の小箱にも入ってきたこと。
 要は「4幅車+ミニフィグ」というレゴの原風景はこの年から始まったと。スケールの合うフィギィアはレゴの世界観を広げ、そして後世のミニフィグ時代へ繋がっていきます。
 つまりは「レゴの現代」が始まる黎明でもありました。

 ミニフィグ入りは#615フォークリフト、#659交通パトロール。#629道路工事車。#693 消防車。
 #693は持っていましたが、ミニフィグ3体入りは凄く嬉しかったです。当時の子供にとっては手足が省略表現でノッペラボーなのは全然気になりませんでした。そして、レゴファミリーがえらく古臭く思えてきたものです(登場には1年差しか無いのですが)。
 #660 飛行機とトレーラーも持っていました。一体部品ではありますが、飛行機やら工事車両など載せられるトレーラーも子供には嬉しい部品。


 8頁。レゴランド建物系。
 この年から旧ミニフィグの登場。「今年の新製品の多くには、小さなレゴのお人形が入っています。」 

 #357はアポロ月着陸のセット。まだ月着陸が「過去のこと」になっていない時代でした。宇宙服はレゴファミリー系の表現であり、これは古臭く見えたものですが。旧ミニフィグでは宇宙服までは表現難しかったのでしょう。
 
 対して、#363の病院では旧ミニフィグにいきなり多彩な芸を見せています。下半身をずらして付けて「車椅子」の表現。また、腰と胴の部品の間にプレート挟んで「担架」と。そのポテンシャルを魅せつけるような使い方。
 屋上のプレートによる赤十字もえらく精細に見えたものです。


 9頁。レゴランド建物系続き。
 右上は女の子が遊んでいる写真ですね。レゴランドシリーズが性差を問わないシリーズであることアピールするかのよう。男の子向けの「CITY」とは違うんです!

 #362の風車小屋も、一輪タイヤ(当時は「希少部品」でしたねぇ)を見立てた手押し車が面白い。

 なお、珍しく警察署がラインナップにありませんが、翌1976年にリリースされています(#370 警察本部)。当然旧ミニフィグいっぱいの製品でした。屋上の文字表示も有りましたね。


 10頁目。新機軸のプレイセット。「ハーバー」と「西部の街」
 紙製のボードの上に基礎板の建物を並べて……という意味では、往年のタウンプラン系製品の復活ともとれますし、ボード上に世界を展開していくという意味では1978年の街シリーズ・ロードプレートにも通じるものがあります。
 この流れの製品は他に展開しませんでしたが、そうした訳でタウンプランとロードプレートの中継ぎ的な意義はあったのかもしれません。

 この製品を支えたのも、建物や自動車とスケールの近い「ミニフィグ」の存在でしょう。
 
 余談ですが、レゴのウエスタンテーマが始まったのも#365から。1976年には12Vで「Western Train #726」がリリースされています(日本未発売ですが)。
 1977年の#372 テキサス・レンジャーは日本でも販売されていました。この3セット全て展開したら見ものでしょう!

 好調に見えた?ウエスタンですが、その後「お城」「宇宙」というよりはっきりしたテーマラインが導入された中では顧みられず、以後テーマとして採用されたのは1990年代後半になってしまいます。


 11頁。大型自動車モデルと、船。

 水に浮く、そしてマブチ水中モーターを装着できる(!)船シリーズが日本でカタログ掲載されたのはこれが初めてです。但し製品自体は1973年からのものですのでちょっと古く、どこか大らかに見える。翌1976年に新ラインナップに入れ替わってる筈ですが。
 フッシャーボート、漁船とは珍しいテーマと思ったら、元来の製品名は「Tug」でした。タグボートですね(これも特異か)。あとは貨物船とタンカー。


 12頁。汽車セット。
 この年の新製品(#182や#133など)から、バッファーが付き、かなりリアルな形状になりました。#133では簡易ながらロッドもついています。青レールも世代交代と進化が進んでいたのでした。
 #181はこの年までで、翌1976年にはディーゼル機関車の#183に置き換わった由です。
 

 13頁。汽車系単品。
 タンク車、客車も新製品にモデルチェンジ。青レール4.5Vの一番良かった時代になりましょう。
 ロングセラーの#171も。


 14頁。モービルセット。モーターセット。
 このふたつが同一ページに掲載というのが、後年の「テクニック」登場の前触れにも見えるのですが、日本でのテクニック発売は1980年くらいから。まだまだ先のことなのでした。
 モービルセットの新製品#814はレゴファミリーの大型フィグ入り。いろいろ可能性を模索していたのでしょうね。


 15頁。
 初登場の「Hobby Sets」シリーズ。先ずはクラシックカーとフォーミュラーカー。
 後年のモデルチームとか、或いはクリエイターの大型車モデル、#10000代大型車モデル(#10220等)のルーツではありますが、題材渋すぎで1978年を最後に途絶えたシリーズでした。

 大人が部屋に飾るのにはこの渋さも悪くないと思いますが、やはり時期尚早だったのでしょう。

 部品セットのラインナップは1974年版と同様です。

 教材用の「#094 デュプロとレゴブロック」。#508のデュプロセットの並ぶ「謎セット」です。
 相当に数は出ていると思われるのですが……。


 16頁(裏表紙)は欠です。

 拡大データは以下にあります(検閲中)
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=520571

 1972年版もそうですが、ページごとにテーマカラーがあって、とても美しいカタログに仕上がっています。ページごとのキャッチコピーも秀逸。完成度が高い一冊でしょう。
 また、レゴブロックの歴史を「ミニフィグ以前/以後」に分けるとしたら、いよいよ「革命前夜」という雰囲気も漂い出しました。その意味で旧ミニフィグの功績は再評価されても良いんじゃないでしょうか?

 最後に。
 1976・1977・1978・1980年は未だ「闇」。
 自分の幼時、一番親しんだものであるゆえに、引っかかった棘が気になって仕方ありません。1976年は確か二人の少年(無論 白人)が主役で、ストーリィ仕立てになっていたと記憶するのですが。ますます充実するレゴランドに「上級基本セット」等、見所いっぱいだった筈です。
 一方1977-78の日本語版カタログは記憶にありません。この時期、日本でのレゴの扱いが不二商から日本レゴ株式会社に移行していますから、その絡みでカタログ発行が見送られた可能性も否定しきれませんが、さて?

 1979年版は既にayucow様がご提供下さりました(1981年版のデータも頂いております。次回掲載予定)。
 1980年版は宇宙シリーズも掲載? これは見ているはずなんですが記憶にありません。実はこの時代のカタログは製品同梱のミニカタログの印象も強いのですよね(あれはあれで、日本未発売品も載った罪なシロモノでしたが)。

 引き続き、情報提供などお待ちしております。
 
posted by 関山 at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔のレゴ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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