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2012年10月13日

【考察】どこまでが版権系で許されるのか……レゴのアメリカ偏重に思うこと 

 考察というより私感、雑感です。そのつもりで。
 ただ、最近新製品情報貼り付けてるだけの更新に「これでいいのかな?」と思ったことを久々にぶつけてみたくなったのです。

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 映画版権ならなんとなく、許せてきた。
 映画(ハリウッドメジャー。特にディズニー)はアメリカ作品であっても、既に「世界のもの」という認識がありますから。間違ってもアメリカンローカルじゃない。だから世界を相手にした市場を持つレゴ社が版権製品にしても割と受け入れやすいのでした。


 古くはSW、或いはハリポタ(おっと、これはイギリスですね)。
 また近年のディズニー版権(トイストーリー・Cars・POC)なんかは割と批判もなかったと。


 ですが、アメコミヒーローって、「世界的」というよりは未だ「アメリカのもの」です。
 それ故にあんまりレゴ社が偏重しすぎると
「なんだよまたアメリカ市場のご機嫌伺いしやがって!」
 という気持ちになってくるんです。


 ただでさえ、ある時期からのレゴ社はアメリカ市場を過剰に意識しちゃってます。
 Cityのデザインを見れば特に明らかですし(でかいSUV!)、一見日本を意識したかのような「エクソフォース」「Ninjago」だってアメコミ的な「ジャパニメーション」ですよね。女児向けのFriendsだって世界観はどう考えてもカリフォルニア(笑)。アクションテーマ各種もそんな感じ。
 だから、アメリカ以外のレゴユーザって、レゴ社がアメリカンな題材扱うことへ結構ナイーヴになってるんじゃないかと思ってます。この辺の欧州での意識・認識を計るのはちょっと難しいのですが。
(英語圏以外の情報もあたらなければいけませんから。ちょっと荷が重い)

※:差別的ニュアンスがあるので、今は使われていない用語であるのは承知のとおりです。日本製アニメは「Anime」ですね。

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 ここで余談:「スポンジボフはどうよ?」
 スポンジボブはこれまた偏見かもしれませんが、古いアメリカンカートゥーンの伝統に属してる作品だと思うんです。それこそ「トムとジェリー」位に。その点で見ると、アメリカンローカル色は薄いように感じますが如何? なんか、ぎりぎり許容されるところにあったと。
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 で、少なくとも、日本の古いユーザの意識としては、
「レゴは欧州のもの」
 もう少し進んで、
「レゴはワールドワイド・インターナショナルなもの」
 なのです。

 だから、欧州ローカルであればむしろ嬉しい。「お城シリーズ」は勿論、汽車シリーズの「DB」のマークやら、リアルなTGV、或いは郵便の角笛のマークとか。


 また、欧州基準のインターナショナルも許容出来ると。
 古くは「宇宙シリーズ」であったり、カリブ(おっとアメリカだ!)の海賊な「南海」であったり、欧州から見た新大陸へのあこがれを感じさせた「ウエスタン」(ガチすぎるほどアメリカン!)でさえも。
その流れでSWやPOC、各種映画版権ものも受け入れてこれました。

 でも、そこでアメリカ偏重が起こると、そして版権と非版権含めて重なってくると。なんかレゴのイメージというかブランドが損なわれるような気がしてしまうと。
 今はなんか、そのギリギリに居るような気がするのです。
(カタログはやたら「アクションテーマ」推してますよね)


 蛇足というか、予防線。
 但し、日本版権のアニメやゲームなどの作品が例えば「cuusoo」経由で製品化とかされたら自分自身、版権批判できる自信がありません。

「それこそ、アメコミヒーロー以上にレゴ社のブランドを毀損する?」
 ブランドとのミスマッチも味の一つ、とか云っちゃいそうな気がします。あぁダブルスタンダード! でも商品ラインナップのほんの一角なら許容されて然り?

「アメリカ偏重ならぬ、日本(東アジア)偏重は問題だ?」
 さんざアメリカ偏重してきたのですから、もう一つ軸が増える分にはワールドワイド的に間違っておりますまい? 
 日本の作品を過度に持ち上げるのは危険なことは承知しておりますが、世界に通じるコンテンツを作ってるナンバー1はアメリカ、2番目は日本でしょう。
 何より、日本発のコンテンツがアメリカ偏重への「カウンター」になってくれるんじゃないかという期待もあるのです。

 まぁ、カウンターというか毒が効きすぎて過剰防衛になる可能性はありますが、現状では杞憂ですよね?
 
posted by 関山 at 23:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
レゴ社にはもっとヨーロッパ風の洒落た奴を出してほしいですなぁ                  まっそれだけでも困りますが
Posted by krs at 2012年10月14日 07:47
「それをLEGOが(で)出す意味は」
これを言うと身も蓋もないのですが...思ってしまいます。
CUUSOOではやぶさの賛同者を募っていた時も、自問自答しました。
他に精巧なディスプレイモデルが出ているのに、と。

意外と売れるかも...............しれません。
社内コンペティションの末のリリースでしょうし。
LEGO本社が欧州にあるからこそアメリカ・日本のコンテンツで
社内基準を満たすもの、需要ありそうなものに...というところではないですかね。
......「萌」には食い付きはしないと思いますが。
1990年代の暗黒期は何だったのか......さて。
Posted by in81212 at 2012年10月14日 16:03
◆krs様
 難しい問題ですよね。主軸はヨーロッパで有って欲しいし、下手にローカライズしないのもあの会社の美風だと思っているのですが(インターナショナルも魅力!)、極端なローカライズ戦略とかとったらそれはそれで面白そうかなと思ったりします。
(少なくとも日本ではトレイン出やすくなったりして。て鉄道が身近な国ですからね)

◆in81212様
>「それをLEGOが(で)出す意味は」
 わかりやすく、難しい問ですね。
 まぁそれ言うと、リアルなTGVだってレゴでだす意味は微妙になってしまいます。

 個人的な結論は「バランス」に行き着きました。
 要はアメリカ偏重ふざけるな、とw

>意外と売れるかも...............しれません。
 スポンジボブは意外と売れ続けましたからね。
 ただ日本での一般販売はないかもしれませんが。スーパーヒーローズも結構未発売モノ多いですし。

>「萌」には食い付きはしないと思いますが。
 cuusooを市場調査に使ってる雰囲気もあります。
 ここは我らの?努力次第かも。
 (ちょっと某劇場版を前後篇続けてみてフィルム貰って「調子に乗っちゃってますね。わたし」)

>1990年代の暗黒期
 あの時代と違って#10000代とクリエイターがあるのは違いといえば違いなんですけど、それでも……。
Posted by sekiyama at 2012年10月16日 22:21
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