
妄想モード、第4弾。
今回は「創る苦しみいっぱい?」「各自【研究の上】工夫のこと」モードの話です。要は上級編?
4:色変えとかバリエーションとか
日本に「黄色い新幹線」こと922/923系の総合試験車編成があるのは今更言うまでもないのですが(ちなみに中国でも試験車編成は黄色でし)、フランスにも「黄色いTGV」があります。

http://www.railfaneurope.net/pix/fr/electric/emu/TGV/Poste/pix.html
より。
1984年登場。塗り分けは2度ほど変更されていますが常に「黄色」ベース。この編成も「お客は乗れません」が試験車ではなく、郵便車です(郵政省所有。往年の日本と同じく)。
当然バリエーションとして思いつかれる方も多いでしょう。
ここで問題になるのは#10223の造形上のキモになっているのは%32084(1999−)
http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?P=32084
というウェッジ部品ですが、幸いにも「黄色」は存在し、出回りも悪くないようです。ちなみにオレンジは新色ではないのですね。ちょっと驚きました。
カラーチェンジといえば……現行TGV SUD-ESTの「銀色に青」という塗装にしたい! という向きもあるでしょう。或いはTGV-A辺りへの改造とか。
しかし、悲しいかな%32084には灰色(旧灰・新灰)が存在しません。白はあるので或る程度割り切れば不可能じゃないですがなんか違うというかまるでJNRのライバルになってしまいそうです。
最後に、もう一つ難易度高そうなバリエーション。

http://www.railfaneurope.net/pix/fr/electric/emu/TGV/prototype/pix.html
より。
1972年落成の試作車 TGV001。ガスタービン動車。
実は#10223の造形って、TGV SUD-ESTよりもTGV001寄りなんですよね。ツリ目ながらお目目パッチリな辺りとか、全体に丸み帯びてることとか。その意味では何とかなりそうな改造例だと思うのですが、塗り分けラインとか基本造形とか結構違うので意外と難しそう。
でも、#10233のお陰でチャレンジしやすくなったのは事実です。
フランス形は鉄道模型の世界でも元気ないですし、またレゴトレインの作例でもそれほど作品数多くはありません(アメリカ・ドイツ強し! 次が日本か?)。でも、#10233の縁で注目されるようになったらフランス形ファンとして嬉しいですね。「TGV」のファミリーとして制作のモチベーションも上がりそう?
あと、同時代のライバルたち……APT/HSTやら、ICE1辺りも注目されればいいな、と。
5:蛇足 組換大作戦!
正直、思いつきません。
電気機関車+客車とか、ディーゼル機関車+客車というのは王道かもしれませんが、元々のTGVのレベルの完成度にするのが難しそう。#10000代の組換、ちょっと気軽には手を出せなさそうですね……。
とはいえ、管理人が同じ事を思ってた#10194エメラルドナイトでも見事な組換作例は出てきていますので、誰がか何か見せてくれるんじゃないかという期待はあります。黒のハーフ窓の使い方がポイントになりそうな予感?
%32084もですが、%4093(トレインプレート)も鬼門パーツになるのではないかと。
色で言うと、あと出来そうなのThalysですかねぇ・・・
アトランティックの銀色は本文にも記しましたが、灰色系が当該部品にないので無理っぽいです。
LA POSTEは確かに流行りそうですね。トレインプレートはまぁ最悪自作出来る部品ですし(台車上はタイル処理で隙間埋め。多分TGVだと気にならないです)。
タリスは……濃赤がいるので、前面形状を大きく変えないと難しいのでは? 案外KTXは白ベースでなんとかなる?
でもまぁ、いろいろ可能性は広がりそうですね。