
1970年代のレゴ汽車セットを象徴するものの一つに「チッパー貨車」がありましょう。
思えば、青レール時代。ほぼすべての貨物列車のセットにはこの貨車が1両から3両(#180)組み込まれていました。色は赤あり黒あり黄色あり。

管理人も大昔持っていた#171の手押し列車セットにも1両赤いのが入っていて、割とお気に入りでした。斜め部分の存在、そして簡素ながら可動するところに惹かれたんです。
ただ、さすがに今の目で見ると簡素で素朴に過ぎます。
しかし、1972年に単品発売された#130は如何?

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=130-1
チッパー部分が2連になっているだけでぐっと印象が変わってきます。構造は変わらないのにちょっとは精密に見える気がするのが不思議。恐らくセット品のは「鍋」部分が大きすぎて不自然に見えるからなんでしょうね。

そんなわけで、「#130」2両を拵えてみました。オリジナルは高価な故、パーツからの再現品です。
制作には特に記すことはないのですが、部品さえ手に入れば気軽に?取り組めるのはいいところ。理想を言えばもう数両が欲しい(あと2両追加予定。部品届かず……)。
この種の貨車は同型車がまとまっていると妙なリアルティが出てきますので。
それにしても「鍋」を傾けた状態でもバランス保ってて落っこちたりしないのは優れた配慮。

予定通り、#183(1976)の貨車増結に(微妙に時代は違いますけど)。
クレーン車タイプの後尾車との相性が抜群に良い。鉱山鉄道の雰囲気。

同じ用途の9V貨車(※)との組み合わせ。機関車は何世代も飛ばしてPFのclass08(英国国鉄)。
こと貨車に関してはこの種の無茶混成も許されるような気がしますがどんなもんやら。
そういえば現行の#3671レッドカーゴトレインにも茶色のチッパー貨車が入ってるんですよね。
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=508033
その他画像こちら(検閲済)
※:2007年頃の管理人作品。長年放置してましたが先日サルベージ。今度記事にします
僕も結構なペースでやっていると思っていましたが、更に速そう・・。
「東方面」はしばらく当時の再現で行けそうですね。各人の持ち合わせを合わせれば結構な範囲をカバー出来そうですね。
僕もコツコツ続けていきます。よろしくお願いいたします。
いや、この題材は部品さえ入手できれば楽勝ですから。組立は1両5分も掛かってません(笑)。でも、ブロック玩具元来のシンプルさを味わえたのは事実です。決して大味ではない。
それにしても自分より年上のモデル(笑)が、最近作と繋げて思ったより違和感ないのに驚いています。
あと、青レールは#130の残2両を作って、あと1-2題材を手がける予定です。それから地味にレールも揃ってきたので一度広げきりませんと。
あああ、早いことなんか作りたいなぁ。
この世界観やっぱいいですねー
最高です!
びびっと来る。そう云っていただけると嬉しいです。
「今も手に入る」4.5Vはかう゛ぇ様の方向にぴったりかもしれませんね。今までおすすめしてこなかったのが申しわけないような。
(まぁyonenaga氏コレクションの紹介は「お薦め」になってますか……)
余談ですが、時間がないときのほうがアイディアとかインスピレーションって「降って」きますよね(苦笑)。