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http://www.bricklink.com/catalogList.asp?itemYear=1986&catString=124&sortBy=Y&sortAsc=A&catType=S
この1986年で灰レール時代の新製品は最後となります。灰レール4.5V/12vの歴史……レゴトレインシステムが本気で鉄道模型を目指していた時代はたった7年で終わってしまった……?
いやいや、製品の供給サイクルは今と違いますので、恐らく1990年ころまでは1985−1986年製品の供給が続いたものと思われます。そう考えると灰レールは10年余の歴史となりますが。
とはいえ、この10年余というのは使い捨てられる玩具という観点なら決して短くはないのですが、長期的なホビーの対象としてはいささか短くも感じるのです。鉄道模型の世界では20年かそれ以上改良再生産を繰り返されるアイテムは欧州・日本・アメリカともに少なくはありませんから。それと比べるとやるせなさを禁じえません。
また、鉄道模型的なラインナップ展開が7年で挫折してしまったのも辛いことでした。新製品が出てこない閉塞感での残り4年、当時のファンの心境やいかに?
しかし……レゴの製品ラインナップ全体という意味ではトレインが「冬」であった1987-1990年というのは素晴らしく充実していた時代であることは忘れてはなりません(お城、宇宙、街、テクニックetc)。
その中で1985年のラインナップが維持されたことは幸いであったのでしょう。
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●#7813 Shell Tanker Wagon

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7813-1
単品の貨車。ミニフィグ1体付き。
球体のタンクを3つ積んだ不思議な形のタンク車です。自分が知るかぎり、日本はともかく欧州でも実物にこの形状は無いはずです(特殊な車両で知られていないものはあるのかも知れませんが)。
ただし、玩具としては面白い形状だと思います。ハンドルやハシゴ、手すりというアクセサリもまた魅力。ShellカラーにShellマークも感慨深し。
後の9Vで同系の車両#4537(1993年)が出ておりますね。

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=4537-1
当時既にブランドは「octan」でした。
●#7823 Container Crane Depot

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7823-1
貨物駅のセット。12Vの直線レール2本にコンテナ貨車1両。コンテナ2個。トラック1台に作業員のミニフィグ2体入。12Vで使うことを前提としたセットです。
まだまだ手抜きな大型部品が少なかった時代ですので、ガントリークレーンはブロックとプレートでがっちり組み合わされています。赤いクレーン部分もがっちり堂々とした作りです。
コンテナは4幅規格。ただしドア部分が外部に突出していたり、積み重ねへの配慮がないのは1990年代の製品との差異でしょうか。
●#7839 Car Transport Depot

http://www.bricklink.com/catalogItem.asp?S=7839-1
こちらも貨物駅のセット。12Vの直線レール2本にフラットカー1両。乗用車1台に作業員と乗用車のオーナーのミニフィグ各一体。これもまた12Vで使うことを前提。
駅のギミックとしては貨物プラットフォームの一部がスライドして貨車に密着。乗用車の自走による積み下ろしが可能になるというもの。大仰な外見終わりに地味? ただし可動部分の黄線がプレート表現で他とツライチなのは凝っています。捜査室の外見もシンプルながらかっこいい。
貨物駅2種は、今の部品でも近いものは再現できそうですし、遊んだら楽しそう。
ビルドのヒントにもなるかもしれませんね。
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この連載ですが、1991年の9Vシステムの登場までは……飛びません。9Vに至るまでに、その先駆けになるシステムが幾つか存在しています。
そこから触れることで、1991年の9Vレゴトレインの登場……というより、1991年のレゴ電気系の9V統一という偉業が見えてくるでしょうから。



カジュアルに可愛く、という観点はぶれておりませんね。タンク車#7813は確かにそんな感じがします。基本色でまとめた潔さは同感です。とはいえ、個人的には参考に揚げた#4537も好きなのですが……。
>やっぱり灰レールのままが良かったな
難しい問題ですね。
システムとしてはやはり9Vの方がずっと優れていると思うのです。ただ、雰囲気としては灰レール4.5v/12v……とくに4.5V的なものの多くが9V化以降、ずっと切り捨てられたままというのはとても残念に思うことではあります。
4.5Vのあの雰囲気……メルヘンな欧州の小型鉄道は、何らかの形で生き延びて欲しかった。いや、復活してほしいものと思うのです。