先の京福3001形電車では、
http://legotrain.seesaa.net/article/269126571.html
http://legotrain.seesaa.net/article/269296074.html
湘南顔の3001−3006の他に、前面貫通型だった3007-3008も何とかしたいとか記し、試作品を上げてみた由です。まぁ晒していいのかわからんレベルのシロモノでしたが。

こんなの。
ちなみに実物写真はこの辺参考ください。
http://rre.ninja-web.net/prvrc/keifukuf2/kfrf21.htm
http://trezom.cocolog-nifty.com/photos/nankai/photo_3.html
昭和29年の電車なので、戦前以来のフォーマットと戦後的なスマートさが混じった不思議な雰囲気。半流線型というほど丸くないし、角型というほど四角くもない。実は面倒な形状です。

懲りずに? その続き。
思い切って「平面」「平妻」をベースに構成してみました。ただしまっ平だと面白く無いので、窓部分のみ幾らか後退角をつけてみました。

後退角の付け方。極めて、シンプル。
感じとしては京福3007-3008というよりは、その前の世代の電車。昭和初期から昭和20年代くらいまでの電車に使えそうな表現になってしまいました。まっ平らに見えて、微妙に後退角のついた前面というのは私鉄電車の標準のようなものでしたから。
京福福井支社でいうなら戦後規格型の1001形あたりに使えちゃうかも。規格型ということはあとは言うまい……。似た様な形の電車がたくさんいたということ(笑)。
狙ったところとは違いますが、まぁ表現に関して「引き出し」は増やせたかも知れません。その引き出しを開くのがいつになるかはわかりませんけども(笑)。

一応、幾つか計画だけは膨らんでしまってます。この形で「茶色」「濃緑」「赤系ツートン」とか……。
ところで、カラバリで色々、作れると言うのはいいですね。色の切り替えや模様などで、どの様に雰囲気が変わるのか見てみたいと思います。
いやいや。
この辺の微妙な表現は実はエフ様の方が巧いんじゃないかなぁと思うところです。絵とかと同じでセンスが物言うんですよね……。
>カラバリで色々、作れる
本文でも記しましたが、微妙な後退角のついた3面折妻というのは私鉄電車ではものすごく多い形状なので、応用の可能性は広いかなぁと思っています。行動に移すのは何時かわかりませんけども。