
<Before>

<After>
その他画像
http://www.brickshelf.com/cgi-bin/gallery.cgi?f=499734
(検閲済)
昨日予告したお題です。
前面の改造がメインですが、上回りはほぼ全てに手が入り、予想以上の大改修になりました。
最初の制作記事はこちら。
http://legotrain.seesaa.net/article/101713697.html
2007年8月の作ですので、もう5年近く前になります。それ以来、運転会などでの稼働率NO1の「お気に入り」機関車になってきました。
が、すでに記したとおりAP氏のEF58という衝撃があり改修を決意。まず、湘南顔前面の試作をキハユニ16で行い、結構良い感触つかめたので、本番の58という順になったのでした。
◆前面。隙間上等?

キハユニの時と同様、隙間上等で上半部と下半部で「角度」をつけました。
前面窓は新型窓で窓枠つけて。旧型窓だと小さく見えすぎるので使う気になれなかったので、新部品に助けられた感じ。「原型大窓、ツララ切りなし」という雰囲気? 個人的には一番好きな仕様です。
あ、でも敢えて旧型窓でHゴム風というのもありかもしれません。


内部構造はこうなってます。
下半部は「クリップ」で挟み込んでいるだけ。上半部は角度とかかなり苦戦した末、「上から吊り下げる」形で固定しています。
◆車体。大規模改修。

元は今から見ると、妙に上下に間延びした感じがありましたので、思い切って1プレート分車高下げています。
前後1ポッチづつ車体が伸びた関係もあり、キャッチコピー風に云えば「フルスケール級の、長さ感覚」を得られたような。
あと、印象が変わった点として、運転台側面の三角窓ならぬ台形窓も大きい。前はスロープ使うためにのっぺり塗り壁状でしたから。乗務員扉も開閉ギミックは捨ててリアル寄りを意識しました。とはいえ構造面から手すりは断念しましたが。
ドア横の屋上へのステップ表現はAP氏の模倣ですが、改造型の埋め込みタイプにしています。イメージは1970年代まで残った宮原区の原型大窓機(62号機辺り)なのでこれでよしと。
◆足回り。基本そのまま。
基本、そのままです。走行性能上の問題も無いので下手に弄りたくないのはあります。
但し、台車枠は少し肉増ししてあります。またドア下のステップも表現してみました。
バッファーは日本型としてはおかしいのですが、「レゴトレインの記号」という意味で敢えて残しました。その意味ではパンタグラフも簡易表現です。
前面掴み棒はレバーが昔(カチカチになる前。2002年ころまで)のヒンジに嵌るようなので、その手で行きました。いろいろ使えそうです。
◆まとめ。代表作として。
取り敢えずの、落成して一言。
「直して、よかった!」
なんだかんだで現行の代表作ポジションです(レゴ知らない人に説明しやすい)。運転会の稼働率高めですし(割りと何でも牽ける、似合う)。
で、夏のJAMでも大活躍してもらわなけりゃいけないので5年前の水準で立ち止まってちゃいけないんです(笑)。
その意味ではやる気励起してくれたAP様に大感謝です。

キハユニ16との並び。
一見違和感?のある並びですが、山陽本線とその支線区とか、紀勢本線辺りならEF58とキハユニの並びは見られた筈です。
あと、実車が生まれ、活躍した時代はさほど差異はありませんし。
最後に蛇足。
緑灰の2×2新型窓と2×2の飛行機窓……なんて無茶苦茶は申しませんので(客車を緑灰で作るの地獄ですし)、茶色(新茶)の飛行機窓、そろそろ出してくれないかしらレゴ社さん(笑)。
も牽引した車両ですからjamでも人気になるかも夏のjamがんばって下さい自分は多分見学にもいけないと思うので
EF58に合わせられる列車は意外と多いんですよね(阪和線では貨物列車仕業もあったそうです)。あと、青58もお召引いた実績ありますし。外国型でもオリエントならOKですし。
「丸みがあって」というのは自分も今回の大改造で意識したというか、気がついた部分でした。前バージョンは悪い意味で鋭角的だったのが、今度のはまろやかにできたかも、です。
先車輪は全く違和感ありませんね。走行性能&耐久性を考えると、私もこちらを選択すると思います。
屋根は5ポッチ&半ポッチずらしだったんですね。全体の丸さというか、モチっぽい感じがゴハチのモデルっぽくてまとまっていると思います。
どうしてもAP氏との比較になってしまいそうですが、例えばNのメーカー比較ではなくて、レゴの場合はBショーティーとプラレールの表現コンセプトの違い…に近いと思いますので、まだまだスタイルとしては出て来そうな気はします。…あ、私は参戦無理ですから(爆)
この流れ、青ガエルとか、いわゆる「競作」ですね…必死にカタチにする時代から、次のステップに成長(成熟)している事を実感します。…あぁ、頑張らねば(笑)
◆G@ひたひた様
>先車輪は全く違和感ありませんね。
そろそろ、動輪の方こそBBBミドル使ったモデルも考えてみたいところです。EF58だと違和感有りそうなので、EF50辺りをいつか……。引かせるものが難しいですけど。
屋根は最初の落成時から5幅にしてましたが、面倒なりに使える手です。
>全体の丸さというか、モチっぽい感じ
丸みは気に入ってます。萌え系アレンジのつもり(笑)。
>AP氏との比較
確かに、コンセプトが全然違いますものね。
このレベルのコンセプトの差異というか個性が出てくるのが、この遊びの醍醐味だとも思います。
ところで比較云々は別として、AP氏の作品あってこその今回の大改修でした。ものすごい刺激だったんです。
>まだまだスタイルとしては出て来そうな気はします
AWAZO氏のフルスケール、TN-factory氏のミニモデルもありましたし、まだまだ可能性は有りそうな題材ですよね。
>いわゆる「競作」ですね…必死にカタチにする時代から、次のステップに成長(成熟)している
いい時代になっていると思います。
この時代をいつまでも続けられますように。頑張りましょう。
どうも印象を一番変えているのが、運転台脇窓のグラスエリアの追加にありそうな気がします。
三角窓があることにより、仕事場チックになっているような。
EF58は箱型車体に比べ運転台が広々してたでしょうから、そういったイメージが強く感じられると思います。
腰部が垂直になったことで、機関車としての落ち着きや重厚感もアップしてそうですね。本線級の貫禄というか、そんなのが。
>運転台脇窓のグラスエリアの追加
おっしゃるとおり、ここの改善が効果として大きかったです。仕事場というか広々としたキャブと申しますか、如何にも人が乗って運転する場所に近づけられたのかもしれません。
>腰部が垂直になったことで、機関車としての落ち着き
逆説的ですが、旧バージョンが凄く落ち着きなくみえてしまうんですね。なんであの表現で妥協しちゃたんだろうって思うくらいに(苦笑)。
>本線級の貫禄
客車つなげた写真とか未だでした。何とかしませんと。