今度はトレインにテクニック……もとい、汽車シリーズにモービルセット。
名称代わると、イメージするものも全然違って見えてしまうのですね。
(まぁ、1996年まで「汽車シリーズ」と日本語カタログでは称してましたが)
1975年-3
http://blogs.yahoo.co.jp/hitomiaska/21659974.html
やはりカタログ画像は先方でご覧いただくとして、コメントとしては長すぎる感想印象を連ねてみましょう。
モーターで動く レゴ汽車セットを組み立てましょう
解説文は直訳調ですね。「古くておもしろい汽車」ってなんでしょうか? 恐らく古典機のゲテモノ系を指しているのだと思いますが(笑)。
青レール時代としては最高のラインナップ。というよりは1979年ころまでこのラインナップを延々引っ張ってしまってたんですが……(#181は別のディーゼル機関車のセットに変わりましたが)。
単品の客貨車にレール・ポイントなどの充実は嬉しいところです。こうしたアクセサリもデパートや街のおもちゃやさんに並んでいた良き時代。
あと、モーター無しでシンプルな#171が普及したのは忘れちゃいけません。PowerFunctionトレインもいいですけど、こんな製品も再び欲しいものです。
#182は前も記しましたが、4.5V史上最強のセット! 大型蒸機の牽く急行列車は12Vに負けない貫禄でした。灰レール4.5Vでもここまでのセットはないんですよね(あの頃は4.5Vは下位規格感が否めず)。
ところで。
当時の子供って本当に「汽車」が好きだったのかは疑問だったりします。
汽車より「電車」の方が手押しのシンプルなものでも嬉しかったんじゃないかなと思ったり。
(とはいえ、今の管理人のような大人はエメラルドやウエスタントレインのような蒸機のセット出ると大喜びですから、勝手なものですが)
レゴ・モービルセットは/ギア、キャタピラーなどで動きます
「機械いじりをしているような、楽しい遊びです。組み立て方の説明書が入っているのでちっともむずかしいことはありません」
難しそうに見えてしまう、という印象を和らげようとしているコピーですね。
モービルセットはテクニックのルーツと言えるシリーズ。箱の雰囲気や、一箱で複数モデルを作れるような自由度の高そうな構成も初期テクニックに似ています。
この時代のギアは平歯車としても傘歯車としても使える規格だったようです。
ちなみにモービルセットはお店で見た記憶がありません。興味がなく意識してなかったのかもしれませんが。
複雑な車も組み立てましょう
所謂「エキスパートビルダー/Hobby Sets」です。このシリーズは1980-90年代のモデルチームにつながるようで、時期的に繋がってない孤立しちゃってるシリーズ。
この種の大型モデルに関しては時期尚早だったんでしょうし、テーマも受けにくいものだったのでしょう(クラシックカーはマニアックすぎです。今の10000代でも無理!)。
現代的なスポーツカーとか、或いはパワフルなトラックや重機(ギミック満載で)などがモデリングされていたら評価は変わっていたのかもしれません。
小さな部品をなくしたら…
部品セット各種です。注意すべきことは、当時はこれらのセットも普通にデパートなどで売られていたこと(取り寄せとか通販ではなく)。
ただ、欠損部品補充にしては種類は少ないですね……。当時、パーツを欲しいものだけ1個単位で売ってくれるお店があったらなぁ……と夢想していたものです(2000年頃になって夢は叶いました)。
#939の樹木が未だ平面的ながらもリアルな旧タイプなのが印象的。窓・ドアですが、流石にドアは高さ3の古いタイプじゃないですね。
基礎板は緑色のが今の36×36ではなく、36×24で2枚一組という売り方でした。当時持ってましたから。隅も丸みがついてて今のとは違うのです。