

http://www.flickr.com/photos/aitoruco/with/6385144331/
前回に引き続き、日本型作品ではなく「輸出された日本製車両のモデリング」です(すいません、微妙なネタ切れで)。
スペイン国鉄289形は三菱電機で製造されたもの。スタイルとしては前面はEF60形に近いです。側面は岳南鉄道のED40あたりに近いでしょうか?
(余談ですが、スペインには同じく日本製のEF66もどきもいます)
作品はデビウ当時のダークグリーン。独特の重みが目を惹きます。
7幅のフルスケールならではの堂々とした感じ。
さて、注目点はEF60/EF61やEF65的な前面の表現でしょう。あの系列の電機の前面を「お面貼付け」で処理しているんですね。前面窓は微妙な丸みをポチスロで表現。あとセンターピラーは……7幅の強みで普通に1幅のタイル。6幅にこの表現をどうやって移植しようかちょっと考えこんでしまいました(笑)。
側面ではダークグリーンでは飛行機窓が未だないため、機器室窓のみ横組です。ただ、ルーバー部も横組にしちゃったほうが構造的に無理がなく、側のラインが揃うような気もします。


引っ張る客車はTalgoIII。これはかっこいい。低床設計が再現されているのですね。
(乗り心地は最悪の車ですけど……事実上の二軸車ですから。でも技術的には面白い車です)
レゴとしての走行性能は気になりますが。普通に1軸の連接車にするとふらふらでまともに走りませんから。なんらかの復元装置があるのでしょうか?